第6話
新しくなったPCでの、初上げになります。
ユーザー辞書やゲーム等色々入れ直さないといけなくて、
まだ埋まっていない状態です。
いつになったら元の形までに修復できるだろう……
元亀3年【1572年】12月
『AM(対物)ライフル』を使って、秋山信友率いる別動隊に狙撃を咬まし、その狙撃で足軽達の身体を吹き飛ばし【弾け飛ばし?】な被害を与えたことで、撤退に追い込んだのだが、銃撃音がすげ~五月蝿い!
あ、何か叫んでるぞ?何々……「卑怯者!正々堂々と勝負を致せ!ここに姿を見せろ!」だと?馬鹿を言ってんじゃないよ、秋山信友さんや。
こっちはこの戦国乱世で、生き残るために自重を捨ると決めたんだ!どんな手段や行為を使ってもな。
500m離れているから、聞こえないだろうが言ってやるよ!
「勝ち戦の最中に、一騎打ちを受けて形勢逆転で敗北確定になるとか、『それは馬鹿のやることだ』ってな!!」
と叫んだ後、これでもかと狙撃を十数回続けた。秋山信友の周りの者達だけ狙い撃ちでね。
その身体の部位が、吹き飛んでいく様を見た足軽達は、恐慌状態に陥り信濃飯田方面に逃走して行った。
それでも武田軍の秋山信友は、俺を「卑怯者!我が前に出てきて勝負を致せ!」と叫んでいたけど、そんな勝負をするつもりは一切ない!死ぬわけには行かないし、城を落とされるのも駄目だからね。
数日後、三方ヶ原の方で起こった戦は終わったようで、コチラは歴史史実とあまり変わりが無かったようだった。
『生活物資招喚』で『日本之歴史戦事』と言う、本を見つけたので手に入れてみたのだが、内容は戦事の名の通り『どの時期に戦があったか』を大雑把に記してある物だった。
この元亀3年【1572年】の『東美濃岩村城防衛戦』は、存在しないはずのない戦だった……、いや存在しないでは無く、岩村城防衛戦の時期が早く訪れたと言う事だ
天の声【本来の『東美濃岩村城防衛方面の戦い』の初戦は、
元亀4年【1573年3月】が初めになります】
【それが歴史実よりも早く来ちゃったと言う事です】
元亀4年【1573年】1月
新年は岩村城で迎えることとなった。新年の祝い膳などは用意できなかったけど、それは仕方ないよね?
『山女魚』と『岩魚』と『鮎』の身を、腹肝と小骨などを取り下処理をした後、ぶつ切りをした上で、さらに細かく叩き滑らかになった所で、塩を降り『擂り鉢』で摺りあげた。
摺りあげた物を俵形に形を整え小麦粉をまぶし、油であげた。『三種の川魚の合わせ擂り身揚げ』の出来上がりっと!
流石に「此れだけじゃ足りない」って、兵達は言ってくるだろうから、信濃の方から手にいれた『固豆腐』で『肉味噌』と『辛味噌』を使った、『麻婆豆腐』も作ってみた。
と、呑気に新しい食を開発していると、岐阜よりお呼び出しが掛かり、武田からの東美濃防衛に対する、お誉めの言葉と感状、太刀に金子を与えられた。
太刀は無銘ではあったが、厚みのある切れ味の良さそうな物だった。
久しぶりに岐阜の屋敷に立ち寄ると、以外にも綺麗に掃除がされていた、信長様が綺麗にしておけと指示でも出したのかな?
鮎と大根菜を飯と混ぜ、上に擦り下ろした自然薯を掛けて昼を取った。
夕餉には鮪肉が手に入れることが出来たので、『ねぎま鍋』にして食した。
こうして、岐阜で数日過ごしたのち、岩村城に戻った。城に戻ってから2~3日後に信長様からの書状が届き……、
「お主は儂の料理番であろう。さっさと岐阜に戻ってこい。それと、儂の妹をお主に嫁がせる。拒否権はない!」
と、書かれた書状が届いたのだが、どうも自分で俺を岩村城の城主代行にして、任を解いてないことを忘れているようだった。まあ、実質城主なんだろうけどね。
それに『妹を嫁がせる』って書いてあるんだが、義理だけど兄になってるって事だよね……、年齢の釣り合う妹居るの?どちらかと言うと、娘さんなんじゃないのか?
その事も書状にしたため、遣い者に書状を届けて貰った。
一月後、元亀4年【1573年】2月に新たな書状が届いた。
「城主代行の任を解く。代わりの者が其方に送る故、引き継ぎが終わり次第、岐阜に戻るように。」
おぉぅ……
そんな裏側では、今堅田に明智光秀、丹羽長秀の軍が攻め要り志賀郡の大半を鎮圧し、それを聞いた将軍、足利義昭は悔しがったと言う報を伝え聞いた。
元亀4年【1573年】3月
4月の中程頃の吉日を選び、祝言を行うことが決まった。
嫁さんの名は『綾』、2歳年上の20歳らしい。
居たんだ年齢の釣り合う女子、この戦国の世だと行き遅れ年齢だけど、結婚出来るから細かなことは良いやw
そして4月吉日、綾の方との祝言が終わった。祝言が二日間かかるって長いよ!
天の声【そして、歴史は変わっていく。17歳で人生の墓場……乙っすw】
元亀4年【1573年】7月⇒天正元年【1573年】7月
京の都から還元の使者が訪れ年号が、天正元年に変わったことが月始めに知らされた。
天の声【史実では『天正』と還元さるのは、7月28日なのだが、それよりも早く還元された形である。】
引き継ぎも終わり、下働きを幾人か連れ岐阜に戻ることになった。戻った事を報せる意味も込めて、タルト生地を使った御菓子を用意して、小姓に持っていって貰うことにした。
タルト生地に、『小麦粉』『溶かしバター』『シナモンパウダー』『卵』『砂糖』『牛乳』を、混ぜて作った『カスタードクリーム』を敷き詰め一度焼き上げた。
一度焼き上げた物に、『木苺』と『洋梨』を『蜂蜜』で煮込んだ物に、『レモン』の絞り汁を混ぜ、合わせ混ぜた物の上に被せ塗り、その上を『パイ生地』で覆い『溶き卵』を塗った後、『ココアパウダー』『バニラエッセンス』『シナモンパウダー』『レモンの擦り下ろした皮』を良く混ぜ、篩に掛け再度焼き上げた。
『生活物資召喚』のおかげで、こういうのも作れるのは助かるね。
「うん、我ながら改心の出来!『木苺と洋梨のタルト』の出来上がりっと。切り分けて、奥方様達に持っていくか……」
と思わず声に出したほどだ。もちろん妻の綾と、下働きの者達の分も作ったぞ!だって食い物の怨みって……怖いだろ。
あ、信長様にはある提言をした。
「信長様?何故か家臣も幾人か付くことになり、現在の屋敷では手狭なので新たな邸宅を建てそちらに住もうと思うのですが」
「ならんな。それでは儂が遊びに……ゴホン、今後の政策等の話をしに行く事が出来ぬであろう。行くまでに刻が掛かるからな」
「今明らかに遊びに来るって言いかけましたよね!?刻や政策云々関係なく、ただ御飯の為だけにですよね!」
「えぇ~い……新しい邸宅を造り、そこに住みたくば儂の【胃袋が】満足良く物を出してからにせよ!」
そうして、信長様の食い物への要求が格段に上がっていた。
鶏丸一羽を使った『クリスピーチキン』や『自然薯の猪肉巻き・山葡萄ソース掛け』『牡丹肉と海老の焼売』等も作る羽目になり、流石に脂っこい物が多いので、『枸杞と松の実の白粥』も添えておいた。
そして、炊事場入り口で……
「しまいにゃ、『満漢全席』作って出したろうか!!」
信長様には、その様な品を出しておいて、炊事場の者達は別の物を作って食べていた。『肉味噌』に『大蒜』『生姜』『筍』『葱』『韮』『椎茸』を刻んだ物と混ぜ炒め、『辛味噌』『醤油』『ラー油』『塩胡椒』『砂糖』を追加で投入する。これで餡が出来たので『饂飩』と絡め皿に盛った。『汁なし辣醤麺』の出来上がりっと。うん、中華麺ではないが美味しく出来上がってるな。
飯物も欲しかったので、只炒めただけの炒飯も炊事場の者達と、共に食べた。
そういえば『生活物資召喚』も、内容が増えてきたな~。出奔しても食っていくぐらいは出来るな。あ、召喚できる『料理本』は出せるだけ出しておこうっと。
ちなみに、邸宅の件は許可は出なかったので、長良川の近くに許可なく勝手に作ることにした。だってそこしか、広い土地が確保できなかったんだもんよ~。
なお新邸宅が出来た翌日、信長様が怒鳴り込んできたが、思っていたよりも家臣と、下男下女の人数が多かったみたいで、渋々新邸への居住許可を出す信長様だった。
天正元年【1573年】8月
室町幕府終焉戦とも言われる、『槇島城の戦い』に参加する事は無かったのだが……、朝倉を滅ぼすため砦に籠る朝倉義景率いる2万の軍に、3万の軍勢攻撃を仕掛けたのだが、砦は藻抜けの空になっていた。
刀根坂方面と木ノ芽峠方面と軍を分け、行軍したが兵は見当たらず、何かの罠かと思うほどだった。
木ノ芽峠で合流後、越前に入った。どうやら地の利を行かして、越前で決戦の腹積もりだったようだ……義景殿、臆病者とおもっちゃってゴメンね。
なら華々しく散らして揚げましょう!
と思っていても、前線で戦うわけではなく、案の定後方の輜重での料理番でした。
細く切った『牛蒡』に小麦粉を塗して水分がなくなるまで揚げている間に、薄く焼き上げた『白玉粉の生地』に餡を薄く広げのせ、油を切った牛蒡に塩を降り、餡を乗せた生地に乗せた。
揚げ牛蒡の乗せた生地を折り畳み、皿に乗せた物を運んで貰った。
それ以外だと、上物の大和の『吉野葛』が手に入ったので、果物を具材にした葛餅も添えておいた
これで朝倉が滅べば残る浅井家か……、菓子折りでももって降伏促してみようかな~。
『此のままでは血筋が絶えてしまいますよ』と言ってみるか?それでも抵抗はしそうだよな……まだ勝てると思って。
それよりも一番効果的な方法がありそうだ。『両側を紐で縛った袋に小豆を入れボロボロに破れた状態』にする。それを漆塗りの木箱に御大層に入れて、小谷城の浅井長政殿とお市様宛に贈るとするかw
似たようなことをした逸話がお市様に有るらしいからな。
一乗谷攻略中ではあるのだが、浅井家への降伏を促す使者として、信長様に名乗り出た。
「浅井家も風前の灯火と言って良い状態です。降伏を促す者として、赴いてもよろしいでしょうか?」
「あの長政が今更、降服するとは全く思えぬな。それでも、我の義弟で合ったことには、変わりはない。降伏させれるのならばさせてみよ!」
「畏まりました。後出来うれば、この一乗谷には名物が多く眠っているそうです。焼き討ち前に回収してみてわ?」
と、信長様より言質は取れたので、急ぎ近江に向かう事にした。
小谷城の城下にて、『両側を紐で縛った袋に小豆を入れボロボロに破れた状態』の物を入れた桐箱を錦の紐で結んだ物を用意して、門番に……
「織田家より、お市様と浅井長政様への進物です。箱を開ける際は、お二方が開けるようにと、承っておりますので、ご注進くださいませ。私は暫し、城下にて宿を取りますので、ご用の際は其方に」
と伝え、二人以外には開けないように釘を指しておいた。
さてと、お茶請け用の甘味でも用意しておこうかな~。『金柑のシロップ漬け』と幾つかの『果実酒』を、『日用品召喚』から取り寄せるか。『梅酒』『かりん酒』『桃酒』『杏酒』辺りで良いかな。
やっぱ、これだけじゃあ足りないよな?子供達用に『季節の果実のパウンドケーキ』に、『苺ジャム』『桃ジャム』『柿ジャム』とかも用意して贈るか。
もちろん容器は、『ガラス』の容器でねw容器は尾張国内で、造った物と吟っておくか。
数日後、浅井家からの話がしたいと使者が来た。
念には念を入れ、束帯の上から、タングステンのブレスト鎧を、束帯の下にアルミチタン合金製鎖帷子と99式衛士戦闘用強化服を身に付け登城した。
真夏の時期に、この出立ち……暑い。
浅井長政殿を正面に宿老や家臣総出で迎えられたのだが、内容が内容だった。
「降伏を促す使者として参ったようだが、我ら浅井家と家臣一同は降伏はしない!」
「巨星は墜ち、臆病も滅びました。残るは狂信と無謀のみ。あの袋は現在の皆様方を表しているのです。それに朝倉攻めの際、浅井家に使者を数名送ったのに、今だ帰らない状態!使者は何処に行ったのやら……」
「使者を?そのような者は一切見ておらぬが……知っておる者はおるか!」
と長政は問いただしたが、回りは首を振る者ばかり……赤海雨の三方と久政殿を除いて。
首を振る者の中には、藤堂高虎も居た。
天の声【本当は使者は出していない】
「まさか、このような事になるとは思いませんでしたが、降伏を薦めさせてもらいます」
「だから……、だからこそ降伏は出来ぬのだ。【状況が】こうなってしまっては。」
信長様と敵対する気概はなかった。状況が気が付けば後戻り出来ない状態に追い込まれて居たと長政殿は語った。
「だが、お主の事は噂で伝え聞いている。大層、美味な料理を出すという噂だがな。」
「とはいっても、本職は商人の筈なのですが、何故か料理人として職を、信長様に変えられまして。」
「あの兄上らしい事だ。それではその方に、死に行く我らに末期の膳を、作って貰えぬだろうか。その位の時間と贅沢ぐらいは、神仏も許してくれよう。」
そう言葉を聞いた時、まさか『末期の膳を作ってくれ』と言われるとは思わず、崩れそうになったがその場に居る者達の眼は、死を滅ぶ事を覚悟した者達の眼であった。
これ拒否したらこの場で……だろうな~。
「……分かりました。暫し作るための時間を、頂戴致します。」
と言い、その場から離れ炊事場に案内された。
案内してくれた者に、「此れを食前酒として持っていってくれ」と言って、用意しておいた4種類の果実酒だけではなく、『テキーラ』や『スコッチウイスキー』、『ウォッカ』も小間使いに持っていって貰った。
さてと、普段食べる事の無い料理を出していくか。
『羊肉爐』【羊肉の入った鍋】、
『鹹湯圓』【お餅の中にお肉などの具が入ったスープ】、
『麻油雞』【ごま油と生姜、お酒で鶏肉の色々な部位を煮込んだ料理】、
『魯肉飯』【甘醤油で煮込んだ豚肉のかけご飯】、
『麻油鶏』【胡麻油の効いた鶏肉の米酒煮込み】、
他にも……『炒飯』『蟹玉』『水餃子』、『麻婆豆腐』『焼きそば』『椎茸と山菜の湯葉包み』、『東坡肉』『鶏つみれとアサリの野菜煮込みブイヨンスープ』、『回鍋肉』『海老のチリソース炒め』『鶏から揚げの甘酢みぞれ餡掛け』等をこれでもかと作り、御膳として持っていって貰った。
もちろん、デザートの菓子として『シャインマスカット』と、『アールスメロン』の『ランク富士』【現代価格で軽く1玉1万円は超える】も用意してだw
「嫌がらせか!」と言うような、言ってきそうな目付きをされたが、末期の膳を用意しろと言われたので、用意したしただけだ……
よくそれだけの量を用意できたなって?そりゃ~『無限収納』にストックしてあった材料だもの~。
「この度、お出した御膳は我が主である信長様にも、『まだ出していない物』になります。そう聞けば多少は溜飲が下がり、心地良さの感じるのでは?『あの信長様すら食べていない物』を、先に食したのですからね」
あ、僅かだけど全員に喜色が浮かんだぞ……おいw
「ただ~、降伏していただければ、いや……もしかすると今後も、食べれるやも知れませんが、皆々様は戦にて散る覚悟が出来ている御様子。未だ未だお出しできる物は在り申しましたが、致し方御座いません。戦場で散られた後、皆々様がまだ食し切れていない物を極楽浄土にて、『信長様が美味そうに食べている』姿を羨んでくださいませ。」
と、口許を手で隠しながら、含みのある勿体ぶった言葉で濁した。
おw何人かまだ『美味い物を食べたい、生きて信長より先に食ってやる』と言う気概が見えたぞ!
そして、その後は城から無事辞する事が出来たのだが、「家臣達と今一度思案したい故、追って使者を出す故、城下で待っていてくれ。」と……目茶苦茶揺さぶられてるじゃん!それにちょっと悔しそうな顔してるぞw
やっぱり、食欲って力になるんだな……w
まあ、褒美として「大和千手院」の銘が刻まれた、太刀を頂いた。
そして浅井家から降伏の使者が小谷城を囲む織田軍の本陣に来たのだが、使者は姉川で討死するはずだった『遠藤直経』で、その言い放った内容が……
「織田殿に降伏するのではなく、粟津那谷右衛門殿に浅井家一同はこの四つ首と共に降伏する。」
……え?どういうこと!?
ちょっと2~3話ほど書き溜めに走りたいと思うので……
更新の方はしばらくお待ちください




