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果ての果ての銀河を又にかけ宇宙海賊DASを取り締まる正義のSTRS 指揮下幼年学校2年1組リスター少年達の戦記  作者: 佐久間五十六


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アスグリア銀河最強の剣士

 こうしてまた戻って来れるとは思ってもいなかった。リスターは早速所属していた南部方面隊第2艦隊司令官に復帰。だが、今のままでは、ブラックキャットには勝てない。それに肝心要のSRSソードとKMシールドは敵の手の中にある。

 そこで、リスターはアイザー・ゼルト元帥閣下に頼み剣の教えをこうた。それならば適任者がいるという事で、とある惑星に送られた。

 北部方面隊管轄エリアにある"惑星サムライガー"この星の自警団サムライフォリナーズ師団長の佐々木竜童なる人物こそ、このアスグリア銀河最強の剣士だと言う。リスターは、あまり時間がないことを告げると、10日で一流になれるエクストラハードコースを選べと言われた。ノーマル、アブノーマル、ハード、ダイハード、ダイブハードという通常5コースしかないらしいが、アイザー・ゼルト元帥閣下の口利きもあり、無理を飲んでくれた。受講料はアイザー・ゼルト元帥閣下のポケットマネーで支払われた。

 強くなりたい。その気持ちだけで、この星までやって来た。どんなに辛い試練であっても、ブラックキャットを倒す為には歯を食い縛る覚悟はあったのである。1日目~9日目は、3段階に別れた特別強化メニュー。ラストの10日目には、最高レベルにアップロードされた戦闘マシーンであるキランドロイドを相手に実戦を行う事になった。とにかく短期集中で力を向上させるしかないのである。

 リスターは、こんなに激しい戦闘訓練をするのは、初めてであったが、竜童の言う通りにしていれば、確実に強くなれるというのは、どうやらはったりではない様だ。

 竜童曰く、剣は極意さえ掴めればどんな敵でも、対応出来るという。10日後にはそのような極地に達している自信などなかったが、とにかくやれるだけの事はやらなくてはならなかった。

 強さは平等に得られるもの。それが竜童の理論である。どんな武器を手にしようが、剣の基本がなっていなければ、それは素手で攻撃しているのも同じ事で、相手に伝わらないのである。まずは、しっかりとダメージを与えられる様に、自分の攻撃を相手にヒットさせる技術。そんな基本からやらなければならなかった。

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