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僅かに息を切らした君は、でも平然と教壇に目を向ける。


こちらの視線など撥ね付けるようにピンと背筋を伸ばして。


差し込む夕陽が眩しくて、君の表情は窺い知れないまま。


夕陽が沈んでいく。


何事もなかったようにホームルームが終わった。


本当は、本当に何も起きていないのかもしれない。


全ては僕の自意識過剰だったり。


何かが書いてあると気付いただけかもしれないし、そもそも書いてあることにすら気付いていないのかもしれない。

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