十二話 混沌
大久保は菅崎を探しに地下倉庫へと向かう。しかし、コテージでは泥沼男との悪戦が続いていた。知られざる、菅崎の"しょうたい"とは...!?
管制室前の廊下にて
尾崎「…菅崎のやつ…何処へ行って?」
その言葉を遮るように、無線が聞こえた。
ボブ「…こちらボブ。なんだ?」
無線「やあやあ…大久保くん。菅崎…って名乗るのはもうやめよっかな。」
聞き馴染みのある声…だが、それは憎悪に充ちていた。
無線「…地下倉庫で待ってるよ。」
そう言って無線は切れた。
大久保「…あいつめ」
大久保は地下倉庫に向かって疾走した。
【コテージエリア】
キラー「…こいつは早く仕留めないと…」
デーデンは素早く鎖を投げつけた。その先には…
エゴ「錨!?」
素早く交わす山田と攻撃を繰り出そうとするエックス。デーデンは交わすが、キラーが発砲する。
キラー「…効いてるみたいだが…弾がもう少ない。」
エゴは爆弾を投げた。撒き散らすように投げ続けた。
デーデン「お~!もうやけくそか!?」
エゴ「…今だ紙袋!」
エックスは地面を蹴り、デーデンに飛び付いた。
デーデン「…俺に勝てるとでも?」
デーデンは交わそうとするが足が動かない。
エゴ「爆弾投げたでしょ?あん時だよ。」
山田はいつの間にかトラップを仕掛けていた。
キラー「いまだ!止めをさせ!」
エックスはデーデンに馬乗りになり、そして…
バチッ!
大きな電撃音とともにデーデンは倒れた。エックスはスタンガンを使ったのだ。
エゴ「…よくバレなかったな。」
山田は不思議そうに袖に仕込んであったスタンガンを見たが、エックスのメモにはこう書かれていた。
メモ「この運営がなにかやってることは最初から見越していた。」
キラー「…すげえな。推薦組だからスルーされたのか?」
…エックスは首を降らなかった。スタンガンは大会では出禁対象のルール違反だ。そして、彼は被っていた紙袋をはずした。
凪「…あいつら、うまくやってくれたか~?」
紙袋を被っていたのは戦闘凶のトリックスターだった。
【地下倉庫】
そこに菅崎が1人で立っていた。
大久保「…お前が黒幕だったんだな。」
菅崎は顔を歪ませながら振り向いた。
「あぁ…そうだとも。最初っからあんた目的なんだわ。あとね、俺は菅崎ではない。参謀だ。」
自分のコードネームを明かした菅崎、そして…大久保はさらに質問した。
「…カラスとの関わりは?」
大久保の疑問に参謀は素直に答えた。
「雇い主さ。君を連れてくることを条件に契約した。」
「…そうか。」
大久保は辛うじて平静を保っていた。
ついに十二話、公開させていただきました...!!ここまで読んでくださった皆様には涙が止まりません泣泣泣泣泣泣




