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Game115 2度目の春
秀太が迎える2度目の春は昨年とは大きく異なるものになっていた。クリストファー・ボストンと言う名門チームでの自分の立場や位置づけが1年目と2年目では異なる為であった。それでもチームはここまで全米新人選手権を制覇するなど、順調に来ている。ケンタッキー州への遠征で一度敗れはしたものの、準優勝と結果は残していた。夏から始まる全米選手権の州予選まであと3ヶ月余りである。当面の目標は5月の大型連休に行われるニューヨーク記念(16チームによる総当たり戦)を目指す事になる。この大会への参加は6年ぶり2回目であったが、その時は4勝11敗で10位と燦々たる結果に終わった。その為汚名返上ならぬ良い成績を残しておきたかった。15試合を戦う体力がクリストファー・ボストン校にあるのか不安だった秀太であったが、新チームは、どのチームにも負けないほどの走り込みをしていた為、秀太も自信を持てるレベルになっていた。




