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Game103 体に染み込ませる
バスケットボールと言うスポーツ程ブランクが響くスポーツは無いと思う。フェリスとのデートした日以外は、開放されているバスケットボール部専用体育館で秀太はシューティングを繰り返した。これは体にシュートの感覚を染み込ませると共にブランクをつくらない事を目指していだ。別に何か特別な事をしている訳ではないが、暇つぶしと言う側面もあった。ただ、フェリスとこの前約束した事を実現させる為のシューティングでもあり、様々な側面がこのシューティングにはあった。もちろん、体を休める事も大事だが、秀太は部活が無い日の方が日程調整には苦労した様である。休日の過ごし方は、NBAプレーヤーになってからも必要な事である為、秀太は日課である日記にそれを記入した。何万、何十万と放ってきたシュートも、全てはNBAと言う夢の門を叩くための布石であり、秀太はそれが出来るプレーヤーである事に間違いは無かった。正確無比な秀太のアウトレンジからのシュートはこうして作られた。




