裏9.3話
意味のわからない質問は大変だった。
聞いた人ほとんどに気持ち悪がられた。
その中に1人セシル組のアルティメットボム使いで有名な女の子カナが、いろんな事を2時間以上もかけて教えてくれた。
人間界にも記憶をなくす症状があるらしく、そんな人に身近であったことがあると言っていた。
地球があり、人がたくさんいて、24時間で1日が回わる。
そして、人間はご飯をたべ、
それを排泄する。
友達は、一緒にいて居心地のいいプレイヤーみたいな物が友達と言っていた。
日本の事、宝石ではなく、お金があること、人間は男と女が愛し合い生まれること、
お月様にあった時に、立っていた建物は学校というもので、知らない事を勉強する場所だということ。
こんな感じで話と言うより、
2時間近く勉強という物をしていた。
僕の記憶では勉強は初めての経験だが、人間界では必ずこんな感じで勉強は、してたはずと言われた。
それに異世界で必要な記憶は何もなくしてないっぽいとも言われた。
後は人間界で自分を探してくれる人を探すか、自分を知ってる人を見つけるか、自分が記憶にある知ってる人に会いにいくかで僕の記憶は進展するんじゃないかと教えて貰えた?
この女の子カナに凄い救われた。
この女の子のおかげで自分が人間なんだとわかった。
自分を探す為に自分のやるべき事の目標が出来た。
「カナさん。ホントに長いことありがとう。」
そう言うと、僕は空っぽになった頭に詰めた知識がこぼれないように、ゆっくり、自分の部屋に帰った!