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ゴブリン魂  作者: チャー丸
異世界5日目
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9.5話



モンスターエリアに付いたら、そこそこモンスターはいた。


『端のやつからいこうか?』


『まかせるよ。』


みんなが頷いている!


『よし!パパッと終わらせよう!』


そう言うと、立ち上がり、うさぎにツノが生えたモンスターみたいのや、

蝶々がでかくなったモンスターに向かって走って行った。


『おらー。』


「大して強くないはずだから、でも無理しないで」


後ろから、放たれてるアキねぇの火炎魔法みたいのがうちらの仲間の中で圧倒的に強い。


…よしオレだって!


装備した手甲て、思いっきりモンスターを殴り飛ばした。


…いける。前戦った骨のモンスターみたいなやつより、全然弱い!


キッドも外した腕の先に剣を持ちもはやヌンチャク状態だ、


『あぶねー!自分の剣で自分斬るとこだった!』


『気をつけろよ。』


『長けりゃいいってもんじゃないな、、。』


キッドに向かって話かけていたら、

足をツノで刺され、うさぎの爪でガッツリ斬られた。


『痛ってー!』


『ジュン君!大丈夫!』


マイが覚えたての、回復魔法で回復してくれる。


見る見る傷口が縮んでいく。


それと同時に痛みも減っていく。


…こりゃ、凄い!


…真面目にモンスターのうちらが戦闘出来ているじゃないか、。


『ジュン!!しゃがめ!!ファイアー!』


キッドの持っている、武器にした腕の手の先から、氷の塊がモンスターに飛んで行って、モンスターを倒した。


『ジュン油断してんなよ。』


『キッドこそ、ファイアって言って氷出してんなよ。』


『氷出すイメージで魔法使うと氷が、チョロチョロしか出ないんだよ!

火炎放射器の炎のイメージで放つとあの氷が出るから、しょうがないだろ?』


実にキッドらしい。


面白いやつだ。


みんなで何匹か倒した。


『結構、戦うって大変だな。』


『そうだね。私も1匹しか倒せなかった、、。爪はダメだね。使い物にならないよ。ナイフ握りずらいし、。早く切らなきゃ』


『ってか、刺す感覚が、やだよな。』


「みんなこんなモンスターで四苦八苦してたら、何回死ぬかわからないわよ。」


『アキさん強すぎじゃない?』


「全然!私あまり、戦いに出てなかったから、プレイヤーの中じゃかなり、弱い方だったわよ。プレイヤーのグループにいた頃は周りは強い人ばかりで、一緒にいて疲れるのよね。モンスターやっつけるのも正直あまり、好きじゃないけど。みんなの為に私も頑張らなきゃ」


ほとんどここらへんのモンスターは一掃したと思った。


その時、右の方から骨の腕がもうスピードで飛んで来て、頭に直撃した。


…頭がクラクラする。


…脳震盪か?


少しずつ意識が、無くなっていく時だった!


「大丈夫!エイ!」


アキねぇの回復魔法で飛びかけていた意識が異世界に戻ってきた。


…あぶねぇ、脳がゆれたら、自分じゃ何も出来ないな。


『不意打ちとは汚ねーやろーだ!』


『キッド!おまえもさっきプレイヤーにやろうとしてなかったか?』


『それはそれ!これはこれだ!』


今回は骨モンスター2体だ。


1体は片腕無し状態!


『みんないけるか?』


『もちろんよ!やってやろうぜ!間違えてオレ斬ったりすんなよ!』


『ジュン君私も出来る限り頑張る!』


「みんな知ってると思うけど、さっきの戦ってたやつらより全然強いから気をつけて、私も真面目にやるからシーツ取るよ!」


前方から、2体が一直線にこっちに向かってくる!


『アキねぇ!あの2体の真ん中に魔法打ち込める?』


「いけるよ!」


そう言うと手を天にかざしている。


次の瞬間


【ドカーン!】


雷が落ちた。


「ごめん!腕の無い方に当たちゃったみたい!」


骨モンスターが、片方片膝ついて、ヨレヨレしている


『むしろナイスだ!グッジョブ!』



真ん中にに魔法を撃ち込み、骨を左右に引き離し、左右に拡散する予定だったが、


結果的に2体を引き離し片方にダメージを与えた!


これが正解だったようだ。


『アキねぇ!キッド!そっち任せて大丈夫か?』


『あたりきよ!』


「まかせといて!」


投げた骨の腕が10秒経って、魔法が当たって、ヨレヨレしてる方に戻って骨にくっつく!


『骨が付いたってこれ以上近寄らせなきゃ意味無いぜ!!』


そう言うと2人はある程度の距離から魔法のオンパレード!


【ズダーン!】


【パキン】


「キッドまだ氷いける?」


『アキねぇこそ、へばってんじゃねーの?』


「ほー言うじゃない!格の違いって物をみせてあげるわ!」


『負けるか、ファイア!』


【ズダーン!】


【パキン!】


【ドゴーン!】


【パキン!】


【ブォーー】


片膝ついて、動けない骨モンスターに対して、


遠距離から、魔法の雨霰!


『あいつら半端ねぇーな!』


こっちにも1体、近づいてくる!


…前回はやられそうになったけど、今回は拳で勝負してやる!


『マイ!オレが頼んだらストップ魔法頼めるか?』


『大丈夫だよ!』


『マイ行くぞ!』


『はいっ!』


骨の右パンチが、凄い勢いで顔めがけて放たれる。


…またのびるんだろ!


『マイ頼む!』


『エイ!』


一瞬!骨が固まる!

時間にしたら1秒だ!


…1秒であれば充分だ!


げんぞーをのした時によく似てる!


『おらー!腹がガラ空きだぜ!』


どでかい1発を土手っ腹にお見舞いしてやった!


…こいつ骨だと思ったけど身体めっちゃ硬いな!鉄みたいだ!


骨は間髪入れず腕を外しまたも前みたいに回転裏拳に出る!


…前回は知らなかったからな!


…もう軌道は見えてる水平方向の裏拳だろ!


…2度同じ手は食わないぜ、


奴の外した腕がおれの頭のすぐ上をかすって行く!


『おらー!腹!もう1丁!』


かなり効いてるようだ。


完全に骨が怒って、掴んでる腕の方を空高く振りかぶった


…今しかない!


『マイ!ストップ!』


『はいっ!』


振りかぶった状態で一瞬止まる!


『貰った!』


下から思いっきり顎を狙い、アッパを振り切った!


骨は後ろに倒れるように飛んで行く!


オレは倒れたホネに乗った。


『マウントポジションゲット!前回とはまるで逆だな!おらー!!』


オレは腰にあるナイフを抜き、骨の頭蓋骨に突き刺した!


…やった!


…やったー!!


『やったーーー!!!!!』











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