9.55話
骨は、宝石になって消えた。
キッドとアキねぇの方を見たがもうそっちの方のモンスターも消えていた。
…あいつらやったか?
マイが座ってるオレに近寄って来る
『ヘイー!』
【パチン】
勝利のハイタッチだ!
この光景を見てた、キッドとアキねぇもこっちに寄ってくる。
『アキねぇもキッドもお疲れ!』
【パチン!】
【パチン!】
みんなとハイタッチで勝利を祝った。
『アキねぇ。これだけあれば、言葉のスキルの本買えるかな?』
「大丈夫だよ。大して人気無いスキルだからね。」
『この言葉のスキルは、うちらの光が消すスキルと違って、効力が1日持続するの?』
「うん!スキルにより大差はあるみたい。だいたいは30分が基本らしいわよ。」
みんながへーって顔でアキねぇを見ていた。
本当アキねぇは色々異世界の知識を持っていて助かる。
…時間逆算していくと、結構ギリギリだな。
『みんな戦ったばかりだけど、村まで移動するけどいけるか?』
『わりぃ、かなりキツイ!』
『キッドどうした?』
「まぁ、慣れてないし、まだ弱い状態であれだけ魔法使うとこうなるわよね。」
『アキねぇ、魔法って使うとこうなるの?』
「よく、ゲームとかだと、魔法使うと、MPが減るとか言うじゃない?
でも、この異世界はゲームと違ってそのMPが減るゲージとか出るわけじゃないじゃない?じゃMPってなんなの?ってなると、
この異世界だと、疲労感がMPの代わりになるみたい。
傷や、痛みは回復魔法で、回復出来るんだけど、この疲労感は、回復魔法じゃ、無理なのよね。
ただ、時間が経てば、回復するけど、戦闘で魔法を使用すぎると、1キロの道をダッシュで走った後みたいに、なるから、
もう、そりゃ、今のキッドみたいになるのよ。
私も昨日私の全部の力を使って、ジュン君にストップ魔法使った後は立ってるのもやっとだったから、、。」
『そういう仕組みなんだ。マイとアキねぇも魔法使ってたけど大丈夫なん?』
『私はちょっと疲れた程度で、大丈夫だよ!』
「私も歩けるくらいは余裕あるわよ。」
『マジでー。アキねぇオレより魔法バンバン打ってたのに、大丈夫なのかよ。』
「キッド!だから、格の違いを見せてあげるって言ったじゃない!」
『まじかぁ!なんか氷刺さるの楽しくて無駄に魔法使わなきゃよかったー。』
『ははははは。』
和やかにみんなが、笑う。
『ジュン!時間が無いから肩貸して貰っていいか?』
『いいけどオレ、おまえよりちょっと背が低いけど大丈夫か?』
『マジかー!』
「しょうがないなぁ。お姉さんが肩を貸してあげよう。高いわよ」
『マジで!一生懸命戦ってよかった。』
「ちょっと待って、キッドの鼻の下が伸びそうだから、シーツかぶる。」
『そんなぁ、アキねぇのいけずー。』
『ハハハハハハ』
なんと和やかな空気が流れているのだろうか?
心を許しあえた者同士でいると、こうも楽しいのか?
死んで辛いばかりだった異世界が
この3人でいればいるほど、少し好きになりかけていた。
オレらはシンのいる、村に向かった。
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「セシル隊長!あいつらまたモンスターなのに、モンスター倒してたよ。しかもよく見えませんでしたが、1匹増えてませんでしたぁ!?
しかもモンスターがモンスター同士でハイタッチしてましたけどー。」
「ユイ!かなり気になる案件だが、いまはスキル発動中だから時間が30分しかない。こっちが、先だ!村を探そう。」
「はーい。」
「ユイ!そういえば、今のゴブリン3日前に倒したゴブリンに似てなかったかい?」
「はーい。色々倒し過ぎてわからないでーす。」
「そうか。まあいい今は骨とゴブリンに裂く時間は無い!早くいかないと。」
「隊長ー。似たような話昨日もしたよーな気がしまーす。」




