北×俺=天使型アーンヴァルが良いと思うの ※サブタイに意味はありません
「・・・男子諸君、静粛にして聞いて欲しい」
俺の一言に、その場にいる男子メンバーが唾を飲む
「・・・これより、第一回、おっぱい会議を始めるぅ!!!」
「真面目な感じで何言ってんだこのマジキチ野郎ぉぉぉ!!!」
「ダチャーン!!!」
ユイの踵落としが脳天に直撃
ヒロシのHPは0になった
目の前が真っ暗に・・・
視界がwww赤いwwwやばいwwwこれはwwwやばい
「何すんだゴルア!今から大事な会議だってのによぉ!」
「何すんだじゃねいわよ、この変態強姦魔!」
「してません~!まだ一度もしてません~!」
「する予定でもあんのかよ・・・」
いつも通りに俺・ユイ・ハヤマのコントが展開される中
俺に突っかかるメンバーの一人であるマオが汚い物を見るような目で呟く
「下衆が、胸で女を判断してっから童貞なんだよ」
・・・今のは聞き捨てならねぇな
「マオ・・・ならばお前は!母親の乳房を吸った事が無いとでも言うのか?あぁん!」
「・・・いきなり気持ち悪い事を言うんじゃねぇよ」
因みにこの時のマオの服装は、ギルドの前線仕様の制服だ
・・・なんで女子の制服なのかは謎だが
「ヒロシ、この会議に何の意味があると言うんだ」
と、半ば嫌々という雰囲気を醸し出しているムッツリタイラ君
「誰がムッツリだ」
「違うのか?」
「断固として違う」
「本当にぃ~?」
「くどい!違うと言っている!」
「ここにユイの入浴シーンを収めた写真があるんだが」
「それを寄こせぇ!」
「くたばれこの下半身が脳味噌のボウフラ共ぉ!」
「「ダブルあべし!!!」」
回し蹴りで一蹴された俺たちは、数分三途の川の中でバタフライを楽しんでおりましたwww
因みにボウフラとは、蚊の赤ん坊らしいっすよ?
酷いよね♪
「・・・だからな、俺は大きいおっぱいや小さいおっぱいにも価値があるというよりは、おっぱいという女性の肉体の一部に魅力を感じるんだ」
「俺は貧乳が好みだけどな」
「断然巨乳だな、大きいは正義だ」
半殺しを受けたにも関わらず、男三人(俺・ハヤマ・タイラ)でおっぱい談義を続けていた
説明が遅れたが、今俺たちは巨大な船の上に居る
どれくらい大きいかと言うと、麦わら海賊団の海賊船第二号くらい
人数的には十数人なので、正直超広い
「ほら馬鹿共、しっかり働け」
「「「うぃーっす」」」
バイトみたいな挨拶をして、俺達三人は持ち場に就く
そもそも、なんでこうなったのか・・・
聞けば、北に生息する玄武と呼ばれる四皇の一匹は
海に生息すると言う情報があったらしい
それで、NPCに作らせた巨大船で探している訳だが
「ソナーにすら引っかからないわね、本当に海に居るのかしら」
「玄武は別名『島亀』と呼ばれる程に大きいの、陸に居る場合はその身を隠せないと思うわ」
「ふ~ん・・・」
船の前半部分、船首の近くでは、ソラとユイが会話していた
「でもよ、探し始めて一週間くらいになるけど、出てくるのは人喰い鮫とか巨大イカだぜ」
両方、出てきた時はかなりやばかったけどな
イカの時は、男子諸君が興奮するような展開も無く終わったけど
実際、ソラちゃんとユイが圧倒的に強い為、苦戦する事も無かったけど・・・
船の後方を担当していたジャージ系おっさん幼女ツルギは
ある異変を双眼鏡で捉えていた
「・・・んあ、なんだアレ」
見えていたのは・・・島?
しかし、最近まで船で航海をして来たが
この周辺に島など無かった筈・・・
思わず、暇つぶしにやっていたPCゲームの手が止まる
「こりゃマズイな・・・現れたかもしれん」
「それは本当!?」
ツルギの知らせを聞いて、驚愕するユイ
「ああ、見たことも無い島があった・・・恐らくだけど」
「全員を集合させて!戦闘の準備もお願い!」
「・・・ユイ」
「どうしたのソラちゃん」
急いでいるユイを止めたソラは
ツルギの言う『島』に向かって指を差す
「出たわ」
「・・・え?」
そこには、海の中から現れる
亀というには余りに巨大な、動く島が居た
「・・・でかぁ!」
余りにもでかいから大声挙げて叫んじまった・・・
急に現れた亀は、今まで現れた凶悪な水棲生物を鼻で笑う程に大きかった
ってか、あれ何メートルあるんだよ!
クジラより普通にデカイだろアレ・・・
この巨大船の何倍もあるぞ・・・
「ヒロシ君、何突っ立ってるの!戦闘よ!」
「ユイ、あんなの相手にするのかよ!」
「当たり前でしょ、あれを倒さない限り私達に未来は無いわ」
おいおい、あれを避けて通る道は無いのかよ
正直勝てる気がしない・・・
その時だ、目の前の超大型の亀に砲弾がぶち当たり、そこから煙が立つ
船に装備された固定砲が発射されているのだ
大抵の魔獣なら一撃で吹き飛ばす威力なのだが、玄武はピクリともしない
「こうなったら備え付けの武器じゃ歯が立たないわ、直接アイツに攻撃するしかないわね」
そこに今まで砲台で攻撃していたメンバーが集まる
「皆聞いて、大砲や船の武装が通じないと判った今、私達に残された攻撃方法は一つ・・・」
間を空け、ユイは断言する
「ワイヤーアンカーを使った格闘による人海戦術に移るわ!」




