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085 なにも問題ありません



「お、おい枢機卿!気でも狂ったか!」


 教皇は、おびえながら言った。



「なにも問題ありません。『狂奔の贄に』不良品がありましたが、第一王子様には、『理知の贄』を二体準備いたしました。予定に変更はございません」



「お、お父さん!」

「あなた!   枢機卿何をするの!」


 大司教の妻と子が叫んだ。



「もう一体『理知の贄』を準備いたしましょう」


「ドッ!」「ト」「ト」「ト」 



 大司教の妻のHPが1になった。


「お母さん!」


「黙れ」


 大司教の子供は恐怖で口を閉じた。



「はっ!はーーーー!じじいなんかはじけちゃった!たのしーじゃねーか!」


「ミキザ。静かにせよ。   これより『理知の贄』の部に移ります」



 式典の司会は大司教から枢機卿に交代した。



 式典は粛々と進む。





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