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106 荒野の6人



 荒野に6人は立つ。


 他の魔王軍は、機動力の高いイフリー炎将軍を教国へ援軍に向かわせ、残りは魔王城の防衛にあたらせた。

数では勝負できない相手である。



 前面に、ボブとリズ。

その背後にガリクソン辺境騎士団長。


 さらにその背後に、カタリアを背負ったオツヤ、もといカタリアを背負ったネグセ。

その隣に、オツヤが立っている。


 これが、カタリアの考えた布陣である。



 戦闘力、機動力ともに優れたボブとリズを主力攻撃班とする。


 著しく高い機動力を持つ、この二人が前衛となる。


 本命は、オツヤの世界最強のステータスパネルである。



 この6人の弱点は、体力一般人の下のカタリア、体力世界最弱級のオツヤ。


 ただし、オツヤは一応不死身。


 オツヤのステータスパネルのタイミングおよび、ヒーリング、戦局判断でカタリアは必要。


 そこで、合気免許皆伝、ヨケヨケ名人、ネグセにカタリアを背負わせた。


 ガリクソンの防御とネグセの回避で盤石の守りを行う。



 オツヤそっくりさんのクマ毛をつまむカタリアはちょっと嬉しそう。



 ボブとリズ、ガリクソンが気を開放した。


「これで、向こうから転移してくるわ」

カタリアが言った。





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