作者のための設定資料・霊法師
※別所にアップしたものの加筆Verです
●霊法師
自然界の力=霊力を有し、意のままに操ることの出来る人間の総称。別世界では精霊族の加護恩恵を受けている者のことを総称して言う。常人以上の基礎体力・長寿命を持ち(誓約に触れること無く自然環境があるところで生活が出来れば、少なくとも百年超)、外見が老けにくい。アンチエイジングの星である。
相性のいい精霊族と誓約(四元精霊に名前をつける、霊獣の加護を受け取る、天使の羽を身につけるなど)することにより、身の内の霊気を外側の霊力と呼応させ、不思議な力を発揮することが出来る。
精霊族との誓約をせずに霊力を行使することは基本的に不可能だが、特例として加護無しでも霊法師自身に対してのみ『肉体強化』『癒しの霊力』が行使可能。ただし効率はあまり良くなく、老化が加速する。アンチエイジングさようなら。
女性が多く、男性の霊法師は比較的稀。これは、女性は子を生む器を持っているので血肉を分けることにより加護が引き継がれやすくなるという理由。
霊獣や獣人の加護を受ける霊法師は、獣を従えるその風貌から「霊獣使い」「獣使い」と称される。別称はビーストマスターとか。鞭を持った女王様を想像してはいけない。
魔力と違い、人間の霊力は精霊族の助けを借りなければ外側に発動できないうえ、加護を受ける者自体少ないため、必然的に全世界でも非常に限られた者のみとなる。そのため、魔法師と対になる存在ではあるが比較にならないほど総数は少ない。
一度誓約を行うと、四元精の場合その人間の血脈が途絶えるか意志的に破棄されない限り加護は続く。天使・妖精・霊獣の場合は精霊側の意向次第。総じて火・水・風・地の霊法師は血縁による加護の受け継ぎが多い。
-霊法師の大雑把な呼び名と内わけ-
【火の霊法師】
火系統の霊法師(火の精霊・四元精の加護を受けた霊法師。火とそれに順ずる能力に長ける。超自然界において、特に乾燥気候に非常に強くなる)
対象精霊族:火の四元精、砂漠地方に棲む霊獣など
【水の霊法師】
水系統の霊法師(総数最多。水の精霊・四元精の加護を受けた霊法師。水とそれに順ずる能力に長ける。水の精霊自体多いため、霊法師の中では最も総数が多い)
対象精霊族:水の四元精、水棲の霊獣など
【地の霊法師】
地系統の霊法師(地の精霊・四元精の加護を受けた霊法師。地とそれに順ずる能力に長ける。純粋な地の四元精による霊法師は最も総数が少ない。体力及び基礎生命力が高くタフになる)
対象精霊族:地の四元精、陸上に棲む霊獣など
【風の霊法師】
風系統の霊法師(風の精霊・四元精の加護を受けた霊法師。風とそれに順ずる能力に長ける。瞬発力と身のこなしが軽やかになる他、加護精霊の力にもよるが、舞空術と呼ばれる飛行の技を身に付けることが可能)
対象精霊族:風の四元精、翼を持つ霊獣など
【天の霊法師】
光と闇系統の霊法師(光か闇、もしくは二種類以上の精霊の加護を受けた霊法師。癒しと強化の能力に長ける。実力は総合的に高めの場合が多い)
対象精霊族:天使、妖精、総合的実力を持つ霊獣や獣人など
--用語--
【いとしご】・・・人界に棲む豊富な霊気容量持つ生き物のこと。
特に柔軟性と適応力優れる人間のいとしご(高実力の霊法師)は相反する属性の加護も受け付けることが出来るチート中のチート。器の構成要素と内在霊気が同調していないので、妖精らと違って肉体が滅びない限りほぼ無限に霊力を行使することも出来る。精霊族にとってすりすりはあはあくんかくんかしたいほどの存在らしい。
「なんだか昔っからヘンなもの見えるわ老けにくいわって思ってたら霊法師でした」
「自然界で遊んでたらいつの間にか霊法師になってました」
「動物に懐かれやすいなあって思ってたら霊法師だったからでした」
↑霊法師さんたちの体験談
※絵里の母親である紗絵子は周りに自然環境が少ない+本来寿命が短かったのに生まれつき霊気を持った珍しい例。しかも精霊族と誓約せず誰の加護も受けず、一人で自分を強化していたトンデモな霊法師でした。本来はそのまま早逝するはずでしたが、本人のガッツを認めた『樫の剣』はエールの意味で彼女に自分の霊気を分けてあげたみたいです。力に見合わず寿命が短すぎるし、この子なら正しく生きるだろうからちょっとくらい延ばしてやってもいいだろってね。あとからそれが自分にとっても幸運に働くことは、もちろん自覚無し(笑)
紗絵子は誰とも誓約をしていないフリーの霊法師(元々短い寿命を延ばしてもらった影響で以降は霊力使えず)、絵里は光属性の霊獣である『樫の剣』の加護をもらった「天の霊法師」です。絵里の場合は母である紗絵子が霊気持ちだった+自然環境の中で育ったので、ちゃんとした(?)霊法師になれました。本人は自覚無いみたいだけどね!w




