出発!
いよいよ旅立ちます。
やっとです。
アルド君を応援してあげてください。
遂に旅立ちの朝がきました。
おはようございます、アルドです、
まだ、朝食前の食卓に座り、
最後の荷物とステータスチェックの最中です。
荷物は、ほとんどアイテムボックスの中で、
問題無し、
なんと、アイテムボックスのレベルが上がり
リストが確認出来る様になりました。
これで、入れっぱなしで、忘れる心配無しです。
頭の中に持ち物のデータが現れ、
指定しただけで取り出せる。
でもまだ、「アイテムボックス」って言わなきゃダメだが、
一つ一つイメージしなくて良いのは便利機能だ。
便利機能で思い出した。
鑑定もレベルが上がり、念じただけで使用可能になった。
コメントもだいぶ賢くなり
前は、
「エルフ」
「男性」
「食べられません」
みたいなのからスタートしたが、
今は、
「アルフ 種族エルフ 160歳」
「レベル 42」
と、パパさんの鑑定結果がこう変わった。
名前とレベルは有難いが、
偽名は即バレするから使わない様にしよう。
と、心に誓う。
あと、シルフィ師匠から、鑑定の裏ワザを習った。
ステータスカードを鑑定すれば、スキルの詳細などが見られるらしい。
早速
「ステータスカード」
これは、無言で出せる様には成らないらしい。
シルフィ師匠が言っていた。
因みに、シルフィ師匠を鑑定したら
めちゃくちゃ強かった。
レベル165 で種族がハイエルフ、
年齢がなんと620歳でした。
鑑定してたら、
「見ちゃダメぇ」
と何故か胸元を隠すポーズでしゃがみこむ。
「アルド君のエッチぃ。」
レディに鑑定はエッチなのか?
異世界分からん
でも、
可愛い過ぎる。
俺は師匠を20歳と認定します。
鑑定は信じません。
等ということが先日有った。
さて、本題。
鑑定っと。
アルド 6歳
レベル 5
アルフとルルドの子供
勇者の協力者
HP 46 / 46
(命のガントレットの効果 5分毎に1回復)
MP 180 / 170(+17)
(神木の種の首飾りの効果 MPに10% のプラス補正)
固さ 41
魔力 51
腕力 39
速さ 20(+5)
(義賊のバンダナの効果 速さに5のプラス補正)
運気 5(+2)
(運気向上の効果で、+2の補正)
スキル
濾過 LV 2
(使用魔力に応じた膜を具現化し、液体から指定した2種類を濾しとる)
鑑定 LV 4
(無言で発動可能、対人鑑定の精度上昇)
アイテムボックス LV 3
(収納容量 馬車1台程度 。 収納リスト)
料理 LV 2
(解体の精度上昇。食材目利き。包丁裁き)
穴掘り LV 1
(スコップ裁き。穴掘り効率化)
加護
運気向上の加護
(レベルアップの時に運気の上昇が有った場合プラス1補正を追加していく)
経験値・スキル経験値上昇の加護
(経験の加護の指輪 の効果
レベル200迄の使用者の各種経験値の獲得量の上昇)
以上である、MPの計算が合わないのは、朝から鑑定やステータスカードを使ったからだ。
(ステータスカードが 1 で鑑定が 3 )
あぁ、相変わらず戦闘スキルが無いな
穴掘りスキル獲得したのは、ターニャママの特訓のおかげだね。
こんなんで大丈夫かな?俺…
旅立ちのチェックも完璧に終わり
ママさんの朝御飯が食卓に並ぶ…。
何か多く無いですか?
ママさんが旅立つ息子に食べさせようと、張り切りまくった結果、どこかの手足が伸びる海賊団の宴の様になっている。
「これは?…こっちも!」と勧めるママさん
フードファイターか?ってぐらい食べました。
残った料理をパパさんがサンドイッチにしてくれて、お弁当箱に詰めてくれた後に、何故かタオルでぐるぐる巻きにして渡してきた。
なんで?と思ったら、
パパさんが、
「これで、当たっても大丈夫だから…ね。」
と言ってきた。
イジられてる??
と思ったがパパさんはマジな顔。
ママさんも不安そうに見ている。
本気で心配してくれたんだね、
ありがとう。
お弁当をアイテムボックスにしまうと、
パパさんもママさんも
ホッとしていた。
別に、お弁当箱にトラウマは無いから!
安心して!!
食事を済ませ馬車の時間が近付く。
パパさんが、
「そろそろ行こうか?」
と、寂しそうに言う。
ママさんが、
「えぇ、行きましょう。」
と、俺の手を握る
そのまま三人手を繋ぎ広場まで、
ママさんが、
「手を繋ぐの恥ずかしい?広場の前で離そうか?」
と、聞いてきたので、
「馬車までこのまま、」
と、だけ答える。
ママさんは笑顔だが泣いた。
パパさんも時折鼻をすすっている。
もうすぐ…
あと少しで、お別れなのに…
二人の顔が見れない…
見たら泣いてしまいそうで…
泣いたら心配をかけるから。
泣きたくない。
我慢してるのが判ったのか、パパさんもママさんも繋いだ手に、キュッと優しく力が籠った。
3歳の時と違い、凄く近く感じる広場までの道を
永遠に忘れるものかと噛み締めながら歩く
しかし、いくら抗おうとしても、小さな村
気がつけば馬車の前に来ていた。
幌馬車に乗り込み外を見れば、村の皆が見送りに来てくれていた。
見知った顔ばかりだ。
なんて幸せな光景か、俺が村を出るだけで、家族でもないのに見送りに来てくれている…
いや、ここにいる全員が俺の大事な家族なんだ。
最高の村に生まれて良かった。
「出発しますよぉ!」
御者さんの声がした。
動き始めた幌馬車の後ろから
皆に手を振り、
「行ってきます!」
と元気良く叫ぶ
パパさん、ママさんが小さくなって見えなくなったら、
我慢していた涙が、かってに溢れていた。
「最後まで我慢出来て偉かったですよ。」
とハンカチ差し出してくれたのは、シスター クリステラだった。
俺の目の前に、俺より涙でぐちゃぐちゃのシスターが乗っていたのだ。
なぜ?
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次回、シスターと町ブラ? を お楽しみに。




