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3将魔猫に友が泣く!!


あの激戦の次の日、俺はあそこにいた子猫たちの事を思い出し、

何か手助けができればと、葦原に行く事にした。


葦原では、あれほど居たマタ中の猫達はすっかり消えてしまい、黒虎一味も俺の襲撃でこの場を去ったようだ。一匹の戦闘猫もいない。


あの子猫たちに魚の取り方でも教えてあげようと思っていたのだが…俺がカルティーニを倒した時にはすでに居なくなっていたので帰ったのだが、あの時に家に帰らず、探すべきであった…




そううなだれて歩く俺の前に、灰色の毛並みのネコが姿を現した。


「久しぶりだな!バン!!」

「お前…吉宗!」


友の姿を見て、駆け寄る俺が吉宗に抱き着くと、吉宗の密集した毛が昔ながらの気持ちいい匂いをさせていた。


「やめろよ、バンwwくすぐったいだろ!」

「良かった…吉宗が生き返ってくれて本当に良かった!!」


俺は泣くように吉宗に縋り付いた。

吉宗はオス同士で抱く今の状況に若干引いていたが、俺の涙を見てされるがままになっていた。


「バン、再会を喜んでくれるのは有難いんだが…」

「すまない、吉宗」


慌てて、離れる俺。

そう言えばいままで吉宗が何をしていたのか聞いてなかったので聞いてみると。


「俺はバンがブラックタイガーを追い詰めてこの世界に来た時、気が付いたらあの葦原の中に倒れてたんだ…」


「そうか…やはりこの世界に来た時、みんなの魂が離れて行ったような感じを受けたが、あの時に弾き飛ばされて体が再構築されたんだな。」


「ああ…俺のそばにはエスマイルやトゥルシギリも気を失って倒れていた…。しかし俺が目覚めた時、6将の内、テレーズだけが起きていたんだ…」


「テレーズが…」

「俺はテレーズとそのままバンに合流しようとしたんだ…しかしテレーズはあの優しかったテレーズではなく、昔の残虐な性格に戻ってしまっていたんだ。」


「なんだと!」


「俺は…彼女にバンを助けてくれるように頼んだんだが、テレーズは俺を気絶させるとそのまま去って行った…それ以来俺は彼女を探してさすらっていたんだ…」


「そうだったのか…」


しんみりする、俺と吉宗。テレーズはかつて俺やブラックタイガーと同じく獅子山拳を学んでいた同門で、ブラックタイガーを好いており、奴にことあるごとに付いて行こうとした。獅子山拳の亜流である獅子海拳の吉宗は出稽古に来た際に、彼女に一目ぼれしてアプローチを続けた結果、玉砕を続けたのであるが、6将としての戦いでマクシミリアン先生に殺されかけたテレーズを吉宗が助けた事から2匹の仲は急速に近づきはじめた。しかし俺がブラックタイガーに殺されそうになった時、吉宗は俺の盾となって、テレーズは吉宗の盾となって同時にブラックタイガーに殺されたのだ。


それまで、吉宗を嫌ってはいなかったものの、ブラックタイガーを諦める訳でもなかったテレーズ…やはり、吉宗をかばって死んだと言えども、まだ気持ちはブラックタイガーにあるのだろうか…


「そんな事より、バンは此処に何しに来たんだ?」

空気を換えようとしたのか、吉宗が話題を変えた。


「ここに母親からネグレストされた子猫がいたことを思い出してな、魚の取り方を教えてやろうとでも思ってきたんだよ」


「ひょっとしたらチビタ達の事か?」

「知っているのか?」


「ああ…昨日ここを通りがかった所、葦原からフラフラと出て来たんでな、俺が保護して母猫の元に連れて行ったよ。まああの分では母親もすぐ元に戻るだろう。」


「そうか…」



それから俺達は長く話し合い、互いにブラックタイガーのアジトを探ることにしてその場を離れたのだった…




―――――――――――――――



次の日、俺が再び吉宗に会うために大通りを南下していた時、わき道を通る見覚えのある毛並みのネコ科の姿を見たような気がした。


気のせいだとは思いつつ、その脇道に入ったのだが、ちょうどネコ科は先の角を曲がるところで、顔を見ることが出来なかった。なんかタイミングが悪いな、と思いつつもネコ科を追ってわき道を進んでいく俺。しかし、まるで俺に尻しか見せたくないとでも言う様に、ネコ科は顔を見せずにまたしても角を曲がるところであった。そして俺が追うとまたしてもケツしか見せないネコ科。


こうなれば追いつくまで追ってやるぞ!

そう思いダッシュしたのだが、追いつけない。


そのまま2分ほど追いかけっこした挙句、俺が角を曲がってたどり着いた先は住宅に囲まれた人気のない空き地で、辺りには鼠一匹さえいなかった。


「ここは・・・?」


訝しがり、辺りをきょろきょろ見渡す俺。

しかし、そこにはネコ科の姿はなく、俺の荒い息のみが静寂を乱している…


「クソっ見失ったか!」


そして、くるりと元来た道に帰ろうとした俺の目の前、誰もいない道の上で、小石がいきなり跳ねとんだ。


「!!!!!!!!!!!」


慌てて横っ跳びに跳ぶ俺。

すると俺の居た場所の土をえぐる様に『透明な何か』が突き刺さり、地面に穴をあける。



「ムカージーか!」

「…違うわねえ」


トゥルシギリを殺ッた暗殺拳を思い出し叫んだ俺の耳には、かつての知将の声ではなく、友の愛するメスの柔らかな声が聞こえたのだ。


「まさか…テレーズ?!」


『ふふっ』と笑い声を上げながら姿を現したのは、しなやかな体を持つ最速のネコ科。疾走将軍テレーズの姿だ。


「どういうことだ?お前の持つアーマーは獅子山拳の基本である全身鎧の筈…なぜムカージーの光学迷彩を…」


「あらぁ、わからないの、バンちゃん?イエネコの頭では理解できないかしらね。それは、あたしがムカージーを倒して彼の能力を手に入れたからよ。」


「なんだと?ムカージーはお前に力を貸したのか?」


「力を貸す?そんな訳ないじゃない!他猫の力を使うには何も相手が認めなくてもいいのよ!こちらが圧倒的に優れた種族であれば、殺して無理やりにでも自分の物にできるのを知らないの?」


「なんだと!ではムカージーは…」


「あのジジイなら、今頃アジトの地面の下でゆっくりとお休みになってるわ」


「…ムカージーは仲間だろう!」

「そんなこと関係ないの、あいつがどんなに優れた能力を持っていても、所詮は元裏切り者…いつかはまたブラックタイガー様を裏切るでしょう?その前にこちらからね…油断させて後ろからバッサリよ」


「貴様…吉宗は自分を助けようとした貴様を今でも信じて…」


「あの毛だらけのマヌルネコ?ブラックタイガー様の手助けしようとしたら結果的に守るみたいになっちゃったけどね。本当はあいつを狙ったらブラックタイガー様の攻撃に巻き込まれちゃっただけなのよねwwwそれをあたしが救おうとしただなんてバカ猫じゃないかしらwwww」


「貴様…仲間を後ろから殺した挙句、純粋な童猫の気持ちを弄ぶとは許せん!」


メスを知らない友を弄んだビッチなネコ科に対する俺の正義の怒りが急速に体を駆け抜けていく。


「変身!獅子拳ジャー!!」


 ―フェリス・チェンジ!mode…カトゥース!!!―


 俺の叫びと共に、辺りに緑色の光が満ちる。

 そして光が引いた後、空き地には全身を白い洗練されたアメショ模様の衝撃アーマーに包まれた覆面ヒーロー猫が立っていた。



  ♪♪♪♪♪♪

  説明しよう!

  『小床木バン』は正義の変身ネコヒーロー!

  猫野目博士の開発した戦闘AI『マリーヌ』と共に

  人に仇なすブラックタイガーを倒すべく現れた正義の戦士!

  バンの正義の怒りが頂点に達した時!

  マリーヌはその怒りエネルギーを衝撃アーマーに変えて

  バンを覆面ヒーローにするとこができるのだ!!!

  ♪♪♪♪♪



「女の心は猫の眼と言う…しかし貴様の心がもう変わらん様にその眼を覚ましてくれる!」


「猫と犬がキスすることがあっても、仲好しの友人になったわけではないって言うじゃない?細かい事気にしてると、モテないわよ!!」


テレーズは俺に吐き捨てるように言うと、その姿をまたしても光学迷彩でかき消す。


俺は奴の歩く音や、砂や草が踏まれるのを逃すまいと【獅子山拳・凪の構え】で奴の動きを待つ。


「バンちゃん、バンちゃん、相変わらずの御馬鹿さん。」


テレーズは俺を怒らせて隙を作ろうとしているのか、位置を変えながら挑発しているようだ。どうやら、警戒してあちらから攻撃する気はないらしい。しかし、いつもなら俺が怒って突っ込んでいるだろうに、なぜか今は気分が非常に落ち着いている。まるで、俺の心に優しい誰かが寄り添ってくれているかのようで…



『バン…あたしの力…使って』

ああ、そうか。

俺に寄り添ってくれていたのは、君だったのか。



―ヴィヴェーリナ・ミスト発動します!―


マリーヌの荘厳な声が響き渡ると共に、俺の頭上に空っぽのカルティーニのアーマーが現れ、濃い霧を発生させながらゆっくりと消えて行った。


「何?これは霧?ただでさえ見えなくなっているのに霧なんて…ふざけてるのかしら?」


テレーズの言うとおり、霧なんて出ても意味がないと思うのだが…

いや…違うぞ!

霧の中にある木々や草花…地面を歩くアリの事さえ俺には…いやカルティーニの魂には分かる!そして…俺の右ななめ後ろから近づく優雅な雌チーターの姿も!!


「カルティーニ…君は本当に強かったんだな…」

俺はメス拳士に尊敬の念を新たにすると共に、アーマーを解き、全身のパワーを集中させる。そして、向きをかえ、霧の中からゆっくりとこちらに近づく光学迷彩を纏った暗殺者に、正義の一撃を繰り出した。


「シューティング・カトゥース!!」


 流星の如く突っ込む俺の右前足にトゥルシギリの大牙が、俺の両後ろ足には加速する為かエスマイルのカギ爪が重なる。そして、俺の周囲には俺を守るかのような薄い水のバリアが張られる事で空気の抵抗が抑えられ、スピードが減速されることなく目標に迫っていく!!


 シュカン!!


そして交差した瞬間、俺の右前足はテレーズの光学迷彩を切り裂き、彼女の肩から脇腹にかけ、鋭い切り傷をつけていた!!



「な・・・何で?」

「カルティーニが…カルティーニが君の姿を教えてくれたんだ…」


倒れて姿を見せたテレーズに俺は悲しそうに呟いた。


「あの一般兵レベルのスナドリ猫がムカージーのアーマーを破れたというの!?」

「思えば、君もカルティーニを随分と軽く見ていたな…」


かつて、先生に従っていたテレーズは地球でカルティーニと戦う際、彼女程度なら俺だけで十分だと言い放っていたことを思い出した。


「だが…彼女の能力は6将にふさわしいだけの力があったんだ。そうでなければあの黒虎も6将には入れなかっただろう…黒虎が好きな君がそんな事もわからなかったのか?テレーズ!」


激を飛ばしながら、霧の中をゆっくりと動き、彼女の後ろを取る。


「テレーズ…もう終わりにしよう。気絶させて、吉宗の元に連れてってやる…」


そして再びアーマーを着てゆっくりと、テレーズに近づく俺。

テレーズは身を守るためか何やらアーマーを変えているが、俺とは逆方向を見ているだけでこちらを見えてはいないようだ。


「終わりだ…テレーズ」

俺は彼女の後ろに来ると、彼女の首筋に打撃を叩き込むべく、【獅子山拳流・渦巻の構え】を取った。


「終わるのは…貴方よバン!」

蹲る様にして、その場に伏せていたテレーズははじけたように前傾姿勢を取ると、その両後ろ足を跳ね上げるように蹴り出してきた。


「メテオ・ジュバートゥス!!」


跳ねあがったテレーズの両後ろ足が俺に迫る!右の後ろ足はやや外れて俺の右肩のアーマーを吹き飛ばしただけだったが、左後ろ足は避けきれず、俺の顎から胸を捕えた!


「がにゃっ」


情けない鳴き声を上げて俺は綺麗な放物線を描いて宙を舞い、そのまま地面に落ちる。


「霧に隠れても…このアーマーの前には無意味よ!」


「その百目…テクサルカナまで殺したのか…」


奴だけが使える獅子山拳奥義を受けた俺はゆっくりと立ち上がった。完全には決まらなかったものの、奴の奥義は俺に多大なダメージを残している。しかし、それは意識的に外したとはいえ俺の奥義を半身に食らったテレーズも同じ事。


「あなたを見つけるためだけに取ったんだけど…意外と使えたわ…」

「命を無駄に散らしやがって…しかし、まだ俺は終わってないぞ…」



そして、二匹の獅子山拳の使い手は、霧の中で重なり合い、辺りには獣の争う声が響き渡ったのだった。



――――――――



「嗚呼ッ…」

倒れて、アーマーが解除されたテレーズを見下ろして俺はトゥルシギリのアーマーを解除した。


「預かった魂の差が…そのまま俺たちの力の差だったな…」


本来、テレーズに力を貸す気のなかった2将と俺に希望を見出し死んでいった3将。6将の力を2分に分けたとはいえ、魂のモチベーションが2匹の命運を分けたのだ。


「おのれ…役立たずのジジイ共がちゃんと力を貸せば…」


「テレーズ…2将の魂を解放して、降伏しろ。」

「誰が!たとえ死ぬとしても、私はブラックタイガー様に従うのよ!」


俺を憎々しげに見つめるテレーズ。かつて、ブラックタイガーとテレーズ、そして俺が一緒に獅子山拳を学んでいた時、姉弟子として俺に優しく声を掛けてくれた彼女の姿はもう一片も見いだせない…


「どうしても…戻れないのか…」


俺はテレーズの目を見て、彼女の決意を感じ、その愛に殉じさせる事が弟弟子としての指名だと悟った。


「わかった…テレーズ…姉さん。黒虎に伝える事はあるかい?」


「…ブラックタイガー様の希望が、思いが何よりも『正義』だと…伝えて…」

「…」


人の世を転覆させ世界を征服しようとしたブラックタイガーのやろうとしたことが正義なのか?そう思う俺だったが、もうテレーズは諦めたように横になっている。これ以上、話しても無駄らしい。


「わかったよ姉さん…シューティング・カトゥース!!」


 流星の如く突っ込む俺の右前足にトゥルシギリの大牙が、俺の両後ろ足には加速する為かエスマイルのカギ爪が重なる。そして、俺の周囲には俺を守るかのような薄い水のバリアが張られる事で空気の抵抗が抑えられ、スピードが減速されることなく目標に迫っていく!!



ドスン!!


そして俺の右前足は柔らかな肉の抵抗を感じつつも、確実に鼓動が鳴る心臓を捕え、俺の目の前には……灰色の毛並みの片目のマヌルネコが……



「吉宗ーーーー!!!!!」


「バン…悪い…テレーズを見つけてつい飛び出ちまった…」



何でこんなところに吉宗が…

俺の右前足には吉宗の心臓の鼓動がトクントクンと感じる。

その鼓動に合わせるように、俺の前足と吉宗の胸の交差する部分から血が『びゅうびゅう』と吹き出してくる。


俺の視界の隅には、昨日見かけた子猫たちが固唾を飲んでこちらを見ている。そうか…ここはお前たちの家で…吉宗はそれを見に来て…



「吉宗…しぬなよぉぉぉ!!」


俺は吉宗に刺さった俺の右前足を引き抜くこともできずに泣き叫ぶ。

「なんて…なんて事なの!!」

倒れていたテレーズは自分を守って俺の奥義を受けた吉宗に駆け寄り、その傷口を抑えるかのように俺の右前足と奴の胸を固定するかのように抑えた。


「やあ…テレーズ…これで君に守られた借りが返せたよ…」

俺の手は肺まで貫通しているのか、吉宗は口から血を流しながらもテレーズに笑みを浮かべる。


「何を…あたしは…あの時あなたを殺そうと…」

「この前…ブラックタイガーの拳の前に出た俺を見て…君は俺に背中を見せなかったね…君が猫を殺す時は奥義を使う為いつも背中を見せるのに…必死な顔を俺に向けて覆いかぶさるようにしてくれた…」


吉宗はテレーズが自分を助けようとしたその姿を思い出したかのように涙を流し始めた。


「そのおかげで、俺は即死せずバンに…魂を預けることができた…そしてバンの中で君と一緒に居る事が出来たんだ…」


「吉宗…」


俺の中にあった吉宗とテレーズの魂。その2つはくっつくかと思えば、恥ずかしがるように離れるなど、まるで中学生同士のカップルのようだったことを思い出す。


「ああ…バン…俺は幸せ者だ…友の手と好きな雌の手…その2つを胸に当てて死ぬことができる…」


俺の手とテレーズの手。その二つは友の胸の上で同門としての絆を取り戻したかのようにつながっていた。


「なんだ…君らもう仲良くできるんじゃないか…」


そう言って俺の手の中で吉宗の心臓はその鼓動を弱めていき…吉宗の魂は俺の右前足を通じて俺の中に流れ込んできた。



そして、吉宗の体はその顔に涙を浮かべたまま嬉しそうにほほ笑んでいた。





   名前 小床木バン(おとこぎばん)

  【基本職】F.CATUSイエネコ【サブ職業】変身ヒーロー



   腕力  イエネコ 

   体力  イエネコ

   器用さ イエネコ 

   敏捷  イエネコ  

   知力  人並み

   精神  師範代

   愛情  ネコ程度

   魅力  薄めの虎柄・白アメショ

   生命  馬ぐらい

   運   ヒーロー


   スキル

   【獅子山拳・師範】Lv.18 ↑

   【魂の伝承者】Lv.5 ↑

     (C.caracal)

     (N.nebulosa)

     (F.viverrina)

     (F.manul)

   【正義の心】 Lv.10

   【人語】Lv.11

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