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#7:アグニvs盗賊団

アグニ活躍のシーンです。六大英雄としての力というものも出てきます。ロキはあまり特別な技を使っていなかったので、六大英雄としての実力を表現してみました。


「覚悟しろ、火の英雄っ!」

「いちいちうるせぇんだよっ!」

「ぐっ」


 貴族街にて戦いの火ぶたが切られた。アグニに真正面から盗賊の1人が斬りかかった。しかし、アグニと盗賊の実力差があり、盗賊を簡単に飛ばした。


「なんつー威力だッ」

「こんなものか?」


 味方が1人、簡単にやられたことで盗賊団の連中は目つきを変えた。 




「『風斬』」


 今度は右からか。正面から来るよりは確かに威力は避けるが、結局何も変わってないぜ……っと。


「『水斬』」


 危ねえ。今度は挟み撃ちか。1vs多数で戦っているわけだし、こんなことは想定するべきだったな。やっぱり体が少しなまっているのかもしれねえな。油断していたとはいえ、躱すだけで精一杯だなんてな。まぁ、そろそろ終わらせてやるとするか。


「『火力上昇』、やっぱりこうじゃないとな」

「どういうことだ?」


 盗賊団のリーダーが俺にそう聞いてきた。この魔法は攻撃力を一定時間上げてくれる。だが、俺の場合はそれだけじゃない。俺のやる気、戦気を上げてくれる。

 やっぱり、これなしじゃ戦闘なんて出来ないんだよ。


「『投射』」


 投げナイフか。性能はいいじゃねえか。だがな、今の俺にそんなものが通用するするわけねえだろ。俺が剣を振るうと敵の投げてきたナイフは燃え尽きた。俺に相性の悪い風属性のエンチャント付けた武器で倒せると思ってるのが気に食わなねえな。


「フレイムソード」


 お返しと俺にナイフを投げてきた盗賊団を斬ると、そいつは声も出す暇さえなく倒れた。

 これぐらいで倒れるならば戦闘向いてないと思うんだが、俺の知ったこっちゃない。それにしてもさっきから数が多くてうざいな。のんびり戦ってると逃げられる可能性もあるし、こいつら相手に使いたくはなかったけど使っちまうか。


「俺の全力を持って相手させてもらうぜ。『限界突破•火』」


 これは俺たち六大英雄いや、火に限れば俺しか使えない技だ。さぁ、どうやって楽しんでやろうかな。




「あっちの方で音がします!」

「報告のあった場所と同じね。2人とも急ぐわよ」

「はい」


 俺たちはアグニさんを追って、貴族街まで向かった。随分と魔法の音が聞こえるな。まさに今交戦中といったところだろう。少し走ると、その現場にたどり着いた。


「あ、あれね。寛太君。加勢しましょう」

「分かった。アリアさん行けますか?」

「いや、待って。私たちは参加しなくても大丈夫……というより参加しないほうがいいわね」


 参加しないって……アグニさんは大丈夫なんだろうか。今のところは少し押してるのか。あの人数差で、善戦している。けれど、決定打はないようにも思えた。長引けば長引くほど不利な状況になってしまうのではないだろうか。するとアグニさんが何かを叫んだ。それと同時にアグニさんは炎に包まれた。凄まじいスピードとパワーで相手を全滅させるのに十秒もかかることはなかった。


「お疲れ様」

「お疲れ様ってお前な……絶対見てただろ?」


 アグニさんはアリアさんのことをジト目で見ていた。アリアさんは焦っているのか、珍しく押されていた。


「あなたならあの程度の連中に負けそうもなかったしね。それにあの時、私が加わっても巻き込まれるだけよね?」

「うっ、まぁそれもそうなのか?」


 うまいことアリアさんはアグニさんに押しつけることで立場がいつものようになっていた。これが見慣れた光景なんだろうな。長年の付き合いではないものの、なんとなくそんな気がした。


「さてとあなたたちは拘束させてもらうわね」

「伸びてるから聞こえてないと思うぞ」


 倒れている盗賊団に対してアリアさんがそう言うとアグニさんは呆れたように言った。しばらくするとギルドの職員と見慣れない格好の騎士がやってきていた。


「アリア様、ご協力感謝します」

「気にしなくていいわ」


 騎士団の団長はそう言うと去っていった。


「今回は衛兵じゃなくて騎士団が出てきたのね。まぁ……どちらでもいいのだけれど」

「アリアさん、どうかしましたか?」


 アリアさんが最後に何か呟いていたのだが、俺には聞こえなかった。沙織も俺と同じく聞き取れなかったのかアリアさんに聞いていた。


「……気にしなくていいわ。そんなことよりも、もうこんな時間だし早く帰りなさい」


 空を見上げると辺りは暗くなっていた。とりあえず今日は解散ということになった。また、明日に話すことがあるらしい。




「あ、カンタさんにサオリさん」

「おはよう、リラさん!」

「お、おはようございます」

「リラさん困ってるぞ、沙織」


 沙織がリラさんに大きな声で挨拶するとリラさんは若干びっくりしながらも挨拶を返していた。リラさん困ってるよな絶対。そんな気がしたので沙織に一応釘を刺しておいた。


「困ってませんよ。沙織さんと話していると私楽しいので」

「本当!?」

「はい!」


 そう思ってたんだけど、リラさんは迷惑していなかったみたい。むしろ嬉しそうだったし、これならいいか。


「あ!ギルドマスターがお二人のことを呼んでましたよ」


 リラさんが思い出したかのように言った。いっけね俺もギルドに来た目的を完全に忘れてた。




「やっと来たのね」

「おう、遅かったじゃねえか」


 俺たちが部屋に入ると2人笑顔で迎えてくれた。ギルドに来たはいいけど、すっかり目的を忘れてたなんて言ったらアリアさんに何と言われるか。ここは黙っておこう。


「それで、今度は何でしょうか?」

「ふふっ、用事は特にはないわ。話したいから呼んだそれだけよ」


 それだけの為に呼んだのだろうか。しかし、嘘ではないような気がする。あくまでも俺の直感なのだがな。


「こいつギルドを管理しているときは作ってるからなぁ、色々と。だから何と分け隔てもなく話せる友達が欲しいんだろ?」

「まぁねぇ、って貴方も大していないじゃないの!」


 アリアさんはアグニさんにそう言った。やっぱりこういうことは似た者同士というやつなのか。


「いや、結構いるぞ?」

「な……そんなことって」


 アグニさんがそう言うと、アリアさんはこの世の終わりみたいな顔をしていた。アグニさん曰く、よく色々なパーティの助っ人として活動しているから顔は広いのだそうだ。


「……私はこの馬鹿にも負けたのよ」

「アリアさん、大丈夫ですか⁉」

「ちょっ、馬鹿って酷いなおい!」


 落ち込むアリアさんがいつもの癖が出たのかアグニさんに馬鹿という言葉が漏れてしまい、アグニさんはそれに怒った。沙織はアグニさんが怒っていることにも気づかないほど、落ち込んでいるアリアさんを心配している。何なんだろうこの状況。俺帰ってもいいかな。


「大変です!ってみなさん何してるんですか⁉」


 そう思っていると突然部屋の扉が開いた。するとリラさんが慌てた様子で入って来たのだけが、3人を見ると困惑した表情を浮かべた。そして彼女は俺に視線を向けた。いや、こっちを向くなっこっちを。そう言いたいんだけど、リラさんが悪いわけでもないんだよな。とは言っても俺が言えることは一つだけだ。


「ごめんリラさん俺にも良く分からない」


ミスラ:〖というわけで今回は私たちがお届けします!」

ノヴァ:〖私たちが出される何テ……ネタ切れ?〗

ミスラ:〖そこは突っ込んじゃダメです。そんなことよりも次回予告しましょう〗

ノヴァ:〖次回は私たちがついに具現化できるようにナル。具現化した私はそれはもう美人〗

ミスラ:〖嘘を言わないでください!〗

ノヴァ:〖ちぇっ〗

ミスラ:〖そろそろ終わりましょう。次回、『2人n……』〗

ノヴァ:〖『次回2人の勇者』〗

ミスラ:〖私のセリフ取らないでください!〗


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