婚約発表です!
広間の扉を開くと大勢の人で賑わっていましたが、ルナ様とジーニ様が登場するとシーンと静まり返りました。
ああ、ジーニ様はちゃんとルナ様のドレスとセットになる服を着ています。似合っていて、いつも以上にかっこよくなっています。
ルナ様とジーニ様は王族とビフォスト公爵家が集まっているところに向かっていきます。向かう道は人が割れて勝手にできます。
目線が凄いですね。王子の婚約者候補になっていた人達でしょうか?目線に殺気が宿っているレベルです。
王様が立ち上がります。
「わが息子のジーニアスとビィフォスト公爵家のルーネリアとの婚約を宣言する!」
わあっ!
一斉に歓声が上がります。…睨んでいる人達もいますが…。
さて、挨拶が落ち着いたらしくいつの間にかに隣にソラがいました。
「フィーナは仕事は終わりか?」
「そもそも、余り無いのです。ルナ様の専属なので。」
「そういうもんか。」
「ところで、どうかしましたか?」
「…用がないと話しかけては駄目なのか?」
ソラはそう言ってニヤリと笑った。
…色っぽいです。何か、初めてあったときと性格が変わったような気がします。
「そうではないですが…。ソル様は公爵子息ですよ。普通はたかがメイドにこんなに話しかけないです。」
私は普通何てものは余り知りませんがこれは常識です。
「まぁ、普通かはどうでも良いとして…、ステフィーナは婚約したいと思うのか?」
「!私がですか?…というか、周りに人がいますよ!」
「ああ。ステフィーナのことを知っているお前に聞いているんだ。」
…そう言うことですか。フィーナは元々フォンセント家で働いていたことになっていますしね。
「そうですね。憧れはあったと思いますよ。ただ、知らない人とは絶対に嫌みたいですけれど。」
「ステフィーナは社交界に出てこないよな。俺と一緒で。」
「そうですね。だから、婚約出来ないと諦めているのですが…。」
「そうか。……これなら、婚約してくれそうだな。」
「ソル様、「そうか。」の後に何か言いましたか?」
「気にしなくて良い。」
?何でもないなら良いのですが。
「フィーナ!」
あらあら、ルナ様がお呼びのようです。
「ルーネが呼んでるな。行ってこい。」
「そうしますね。では、お楽しみください。」
報告するの忘れてましたが、この小説の番外編を私も書いて投稿しているのでよければどうぞ。




