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ワンダーリアル  作者: 淡水
第三章:南部作戦発動編
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FILE:26 南部決戦終結と本土爆発

イーストテンプル地方海域。

そこには数十隻にも上る軍艦らしきもの。軍艦の上空にはどういう意味なのか魔方陣らしからぬものが漂っている。

陸の人間たちはとうとう来たと云わんばかりの表情。


これが後に恐怖と語られた本土爆発の始まり。

そして、神をも敵に回す全ての戦い、「大陸決戦」もこの数年後の話。


イーストテンプルは都会としても有名であり、特にテンプル王国と言えば日本広しと言えど知らぬ者はいないほど。新魔法の始まりでもある ラムス・シンドラーの出身地でもあることで有名。

つまり、新魔法を使いこなす集団。海の里の連中は海域でならば余裕と考えていた。そして、それが最も誤算であった。


結果は大敗・・・。浮かぶ船など存在しなかった。


□■

ゲノム大橋上空。

そこで一機。空を佇む科学の結晶 F-15DJ。通称イーグル。


ヒュゥゥゥ・・・。ドッがーン!!


直後に空気を振動させるか如く宙を舞ったAIM-7 スパローミサイル。それはとてつもなく巨体を持ち合わせているゲノム大橋を大破させていた。


管制室にも安堵の空気が流れ始める。来る本土爆発の一報も知らず。


□■

エリア王国 大陸船団。

「渡航許可書は・・・出ているな。」

ここはエリア王国が公認しているフォースノーツ最大の船団飛行場。志木は暫くエリア王国で過ごしノースアンゴルへと飛ぶ決意を固めていた。

志木の中で回り始める大和という存在。そして、彼は一刻も早く知りたかった。


大和の狙いとは。

志木がエリア王国に残ったのはただ過ごすためだけでは無かった。王国最大の図書館。

そこにある歴史書に目を通すため。大和の理想を読み当てるのは’悪魔’という存在を無視して通ることは出来ない。

僅かな情報且つ信憑性は非常に薄い。だが、一つの情報を手にしていた。


悪魔の持つ5つの能力。というよりも悪魔の根源とも言える能力。封印したとされている少女はこれを魔道具として5つに分割している。


誰もを絶対に斬る剣。未来を見通す目。空間を移動出来る指輪。人の意思を操れる首飾り。そして、死の魔法。


これ自体を狙っているのか?それとも集めて悪魔を呼び戻すのか?


疑問は常に着いて回った。今でも大和は笑っている様な気がしながら。

だが、実際には人の意思を操る首飾りが奉納されているとされる北米全土ほどの大きさのデアトイフェル遺跡。

そして、未来を見通す目を持つとされるアンゴル全土のパワーバランスを持つとされ絶対王と呼ばれる存在。これら、大和の残したものを物色すればきっと奴に近づけるに違いない。


志木の中で物語が始まろうとしていた・・・。

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