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巻きの9『しりとりバトル!』

三日連続更新だぜぃ。


頑張ったぜぃ、疲れたぜぃ。


「……」



 無言で格闘中の拓也です。


 何と闘ってるかと言いますとね、


 

 ……みかんです。



 何を大げさな。とお思いでしょうが、僕にとっては闘いなのですよ。


 みかんの皮を剥いて、中身が出てきますよね?その一枚剥いたみかんに忌々しくも張り付いている、あの白いヤツが大嫌いなのです。


「くそぅ……うまく取れない……」


 みかん自体は大好きなんだけどなぁ。


「……っ!!」


 しまった、本体に傷を付けてしまった!!


「う……手に汁が……最悪のパターン……。ごめん、みかん……」



「何みかんに謝ってるのさ」


「あ、可奈。いや、ちょっとみかんが――」


「みかん嫌いなの?じゃあ、いっただきー!」


「え、ちょっ――」


 『パシッ』っと僕の手からみかんが奪い去られた。十分くらい格闘してたのに…。


「んむんむ……ひまらしさぁ、ひりほりひらぃ?」


 食べてから喋ってくれよ、全然わかんないし。……あぁ、さらば戦友よ。


「しりとりしよっ?」


「なんで?」


「しりとりするのに意味が必要なの?」


「や、意味は要らないかもしれないけどさ、そんな唐突に言われても――」


「しりとりの『り』からだからねー」


 聞いてないし……。まぁ、たまには子供らしい遊びをしてないと、どんどん老化が進んでいくような気もするし(この落ち着きから察すると、もうおじいちゃん並みか?)。


 『り』ねぇ……。


「りんご」


「お、かなり一般的なので来たね」


「悪いか」


「じゃあ、あたしの番ね。ごめんお兄ちゃん、あたし好きな人がいるの。の『の』」


「……それってアリ!?……いや、どんな状況ですかお兄ちゃん!?」


「早くー」


 スルーですか……。


「え、えーっと……。のり……とか?」


「離婚しましょう、あなた。私もう耐えられないの」


「修羅場だなぁ……。旦那さん浮気でもした?」


「違う違う。不倫だよ」


 そうですか……。


「って言うか『の』多くない?」


「気のせいじゃないー?」


「そうかなぁ……。の、の……野宿」


「来るな変態っ!!!」


「……僕に言ってるわけじゃないんだよね?」


「さぁー?」


 意味深だなぁ……。


「普通にやんない?」


「つまんないじゃん」


「……」


「ほら、次次」


 変態の『い』か……。


「い、板……」


「タクのえっち〜」


「何が!?」


「しりとりだって」


「そ、そうでしたね……。ち、ち……チョーク!」


「来るなえっち!タクなんて嫌いっ!!!」


「僕、何したの!?」


「あんなことやこんなことを、そりゃもう激しく」


「ホントに何しちゃったの僕ー!?」


「禁断の愛?」


「やっぱりー!?」








「犬」


「立ち直り早いねタク」


「伊達にキミと双子やってないさ」


「んむ……妙に納得」


 納得したんだ……。


「ぬりかべ」


 そうそう、こういうのだよ普通。


「べ、べ、ベビー」


 ちらっとステラがこっちを見た、キミじゃないよ。


「こういうのって『び』?『い』?」


「あー……『い』でいいんじゃないかな」


「イスタンブール」


「マニアックな国の名前を……。勝負するかい?マニアックな言葉で」


「お、タクにしては面白そうな考えだね。タクにしては」


「二回繰り返されたところが気になるけど勝負だ!ルミノール反応!!!」


「なにそれ」


「刑事ドラマとかでルミノール反応とか聞いた事無い?血液が付いてないか調べるあれのこと」


「なるほど、おぬしやるぅ」


「来いっ!」(なんかテンション上がってる)


「う、う……ウエストバージニア州!」


「……地理系好きだね」


「あたしマニアックな言葉知らないもん。おたくじゃ無いし」


「ん、それは間接的に僕をおたくと言いたい……?」


「うん」


「うんって……いいや、じゃあ辞書とか使っていいよ。はい」


「あんがと。どっから出て来たの?この辞書」


「そのへんは便利に出来てるものなのさ。この世界と言うものは」


「……?」


 マジでわからないって顔してる。まぁ、そういうものなのさ。


「じゃあ僕だね。……ってまた『う』か。あ、あれだ!牛海綿状脳症うしかいめんじょうのうしょう!!!」


 ははは、そこのキミはわかるかな?ちょっと前に問題になった『BSE』の正式名称だよ。一般的には狂牛病ね。


「あ、辞書に書いてたけど何『びーえすいー』って?」


 初めて……始めて可奈に勝っている……。そうだ、僕には知識という武器があったじゃないか!


「う、う、鬱陶しい!!!」


「僕が!?」


「さっきも言ったけどしりとりだってば、鬱陶しい」


「……」


「えーっとね……。俗に煩わしいとも言う。意)めんどうで、できればそれから逃れたい気持ち。だって」


「読み上げないでいいから!」


 くそぅ、負けるな僕!!


井伊直弼いいなおすけ!!!」


「言い直すっけ?」


「違わい。江戸時代末期にアメリカの総領事ハリスと日米修好通商条約を結んだ――」


「以下略」


「略すな!」


「でもさ、今タク『なおすけぇぇ!!!』って凄い力は入ってたよ?唾飛んだし…」


「そ、そう?」


「おたくには敵わないや。参った参ったー」


「え?あんま嬉しくないんだけど……」


「じゃ、ステラちゃんと遊ぼーっと♪」


「ちょ、まっ……」



 行っちゃった……








「悔しいですっ!!!(泣)」




きっと拓也はもの凄い顔をして悔しがっていたことでしょう。ええ、あのお笑い芸人の様に。


ええと、次回のお知らせです。


次回は、第10話と言うことで、1〜9話までのあとがき拡大版(?)みたいにしようと思っております。…そうは言っても、キャラ紹介がメインになるでしょうが。


明日…じゃたぶん無理かなぁ。おそらく、明後日…あたりに更新出来るかと。では、お楽しみにー。感想待ってますよー(なぜ今言う?)。


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