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巻きの5『呼び方って結構重要』

「おたく〜」


「ちゃうわっ。僕はおたくになった覚えは無いぞ!」


「きむたく〜」


「む、ちょっと嬉しい……かな?じゃあ、それでもいいよ」


「きむかつ〜」


「僕は肉かっ!さっきそれでいいって言ったじゃん!」


 うぅ……。ステラちゃんが名前をちゃんと言ってくれない……。へこみます、へこんでます拓也です。


 え?さっき拾ってきた赤ちゃんの名前ですよ。



 可奈曰く……すてられてた→ステラレテタ→(略して)ステラ



 だそうです。



 外人か!?っていうツッコミは先程僕が入れたけど無視されたから、もうあきらめてます。


 

 や、名前なんてどうでもいいんですよ(よくないか?)。


 可奈や父さんはすぐに


「かな〜」

 

 とか


「おやじ〜」


 とか呼んでたのに(父さんの呼び方が変だけど、そんなの気にしてたらこれからついて行けないぞ)、僕だけちゃんと呼んでくれないのです。……なぜだぁ!


「すぐにツッコミだってことがわかったから、からかってるんじゃない?あたしだったらそうかなぁ」


「俺も♪」


 こいつらは……。


「拓也だよ。た・く・や」


「たきゃぁ〜」


「……くっ付きましたね。なんとなく」


「「あははははっ!」」


「笑うな」


「だぎゃぁ〜」


「名古屋人か!」


「おぎゃぁ〜」


「え?泣かないでよ」


「きゃっきゃっ♪」


「……」


 絶対からかってる。この子絶対僕の事からかってるでしょ?


「もうなんでもいいよ……」


「おたく〜」


「結局それに戻るの!?それはやめてくれぇぇぇ!!!」







「なかいいね、二人とも。ね、おとうさん♪」


「そうだね可奈ちゃん♪」



「あんたらなぁ……」


「うきゃ♪」






「ス、ステラ様!どうか普通に呼んでください!お願いします!!何でもします!!!高級ミルクでもなんでも買いますぅ!!!!」



「あ、お父さん。タクったら土下座しちゃって……ホントに仲いいね♪」


「そうだな♪」






 くそぅ二人とも後で見てろよぅ(何するつもりなんだか)。



「ん……たくや〜」


「おぉ!ありがたき幸せ!!!」



 うぅ……。プライド捨てた甲斐があった……。ミルクは父さんにでも買ってもらわなければ……。



「おたくや〜」


「『お』は付けないでよぅ。なんだよそれ、おたくを売ってる店か何かかよぅ。もういやだぁぁぁ〜」






「あぁあ、タク壊れちゃったね。お父さん」


「ほんっとに仲がいいなぁあの二人は♪」



「……てめぇら何でさっきから何でも『仲がいい』に結び付けるんだ!殺すぞこらぁ!!」



「「ひぃ!?」」



「そこに直りやがれぇっ!!!」


「「はひぃ!?」」



「お、お父さん。タクがホントに壊れちゃったよ。怖いよ〜」


「お父さんも怖いよぅ〜」


「きゃっきゃっ♪」



「ス、ステラは何でも楽しそうだね、お父さん……」


「そ、そうだな可奈ちゃん。じゃ、じゃあステラちゃんのまねをすればいいんじゃないかな?」


「そ、そうだね。やろう」



可奈「きゃっきゃ♪」


父 「おたく〜」


可奈「きむかつ〜」


父 「だぎゃぁ〜。名古屋だぎゃぁ〜」


可奈「おたく屋。新年初売り開催中!良いおたくばっかりだよ〜」




「ふざけんな!!!」


「「スイマセンスイマセンスイマセンスイマセンスイマセンスイマセンスイマセン…」」




「うきゃ♪」




前話と同じ日の事でした。


タクはたまに切れると怖い、それだけ。


では、これからは舌足らずなステラちゃん共々どうぞ宜しくお願い致しますー。

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