44 介護は必要ありません
終着点が見当たらねぇΣ(゜д゜lll)どうしよう(ーー;)
*前回ご感想を頂いた方で、お返事が出来ずにいたお方がおりました。この場を借りて、お礼を申し上げます!ありがとうございました。そして、返信ができなかったご無礼をお許しくださいorz*
今回もご飯の味はよくわからなった…!
何故かって?それはもちろん、あの人のせいだよ☆ジェイ、コロスっ!
殺意が芽生えたのは嘘じゃない。
食事中、ヤツは…
「まだ、マナーが完璧ではないだろう?」
とか何とか言って、自分の股の間に座らせると…、私の両手を乗っ取った!!
食べ終わるまで、私は操り人形だったよっ!!マジ、意味わからんっ!
ロッドさんはニコニコしっぱなしだし、他の人も気配を探る探る。マジで勘弁してくれっ!
やっとこさ食事が終わり、ジェイの股座から開放されると思いきや、そのまま腰をホールド。
もう、好きにしてくれ…。
ジェイの腕の中でぐったりしている間に、女性陣が皿を下げ、紺色のスカートの女性を二名残して、部屋から退出。
現在は、私、ジェイ、ロッドさん、男性一名、女性二名の顔ぶれになっている。
「お嬢様、ご満足頂けましたか?」
柔らかな微笑を浮かべたロッドさんだか、この状況をどう思うっ!?満足どころか不満だらけだわっ!!
ちらりと、ロッドさんを窺って、はぁ。と溜息とも返事ともとれるものしか出なかった。
「マール、腹も満足したところで、お前の侍女を紹介しておこう」
ぐったりしている所にジェイの爆弾が落とされた…。
ジジョ?次女?なにそれ、何処の人?
「前へ」
壁際に立って、部屋に残った女性たちを呼ぶのはロッドさん。
「お嬢様、こちらが今回お嬢様の侍女に選ばれたミリーとルーシーです」
「ミリーと申します。今回はこの様な名誉を頂き、大変嬉しく思います」
綺麗にお辞儀をして、私を見たのは、ふわふわの金髪と青い目の女性。…私、ロリコンじゃないからなぁ。食指が動か~ん。
「私はルーシーと申します。これから、誠心誠意お仕えいたしますので、どうぞよろしくお願いいたします」
こちらも、綺麗なお辞儀。栗色のストレートに緑の瞳。うん、少し儚げ。でも、私、どっちかってと、キリッとして意思の強そうなのがタイプだからなぁ。お姉さんじゃなく、お姉さま。"ん"と"ま"の違いはでかいと思う。うん。
って、問題はそこじゃねぇっ!!
「ジェっ…ジェイ?何コレっ!」
ジェイを下から見上げれば、ん?っと小首を傾げられる。…可愛くないとは言わないが、キモいと思う。中身、おっさんだしなっ!!
「お前の侍女だ。好きに使うといい」
私の頭を撫でながら微笑むジェイ。
「や、いらないし…」
次女…じゃなくて、侍女がつく意味がわかんないしっ!
「お嬢様、この二人が頼りにならないとお思いなら、ご安心ください」
えっ、ロッドさん?それ誤解ですよ。ねぇ、ミリーとルーシーが軽く泣きそうなんですが…!
そう思っても、口に出せない私はただのヘタレです。…ロッドさん、怖いし。
「私も、常時お側におりますからね」
ーチッ。
…舌打ちはジェイです。ですが、それどころじゃねぇっ!?
ロッドさんが、四六時中側に?胃に穴があくわぁぁぁぁあああっ!!
「つ、謹んでご遠慮いたします?」
疑問系は気にすんな!視線が痛いんだよ、視線がっ!!
ロッドさんが…、めっちゃいい笑顔です☆
★お知らせ★
四月一日を持ちまして、もしも…話、マール編・ジェイ編ともに下げます。一応の置き場としまして、お月様の方に仮置きします。もう少し、小話がたまりましたら、こちらの方で寄せ集めとして掲載させて頂きます。読んでくださった方、本当にありがとうございました!