27 空腹はカッコ良さにも効くスパイスです
作者は角田さんが大好きです☆
わかる人にはわかる。カラオケでは必ず角田さんを歌います♪( ´▽`)
やっと済んだ食堂の掃除に燃え尽きた私は、次にするはずだった浴室の掃除をする元気はなかった。
何より腹減ったんだよっ!腹がっ!!
掃除に夢中になり過ぎて、忘れていたジェイを思い出す。
あいつ、私を探して飯食わしてくんないかな…。
「なんと、これは中々凄いな」
ご飯のことしか頭になかった私に耳に、渋くて低い声が聞こえてきた。
むむっ、この声は…♡
食堂の床にへたり込んでいた私に肩に、ぽんっとてが触れる感触が伝わる。
後ろを振り返りつつ、見上げるとそこにいらっしゃったのは、私のマイ・ダーリン(嘘)マッチョな紳士さん!
「坊主、頑張ったな」
にこりと笑い、光る歯が眩しいデス☆
「すみません、浴室はまだなんです…」
申し訳なさそうに言っておく。本当はあんまり申し訳なく思ってない。…だって、あの食堂の汚さをここまでしたんだからっ!!
「ははっ、よいよい。今日はもう帰るがよかろう」
そう言って、私の頭をわしわしと撫でてくださったマッチョな紳士さんだったが、その言葉で思い出す。
私、絶賛迷子中ぅぅぅうううっ!!
突然、愕然とした顔をした私を心配したのか、マッチョな紳士さんがどうかしたのか?と尋ねてくれた。
ここはひとつお願いしよう。
「お腹が空きました…。訳あって、お昼ご飯も食べてないんです…!」
まさか、皇帝の寝室に送ってくださいなんて、不審人物の私が言えるわけもないので、ご飯の方をお願いする。
すると、マッチョな紳士さんは紫紺の美しい瞳を細めて、奢ってやろうと笑って言ってくださいました。
マッチョな紳士さん、最高っ!!
☆お知らせ☆
正妃になりたいわけじゃないっ!!を合わせてお読みの皆様に朗報!?現在活動報告内にて、皇帝対決をしてみたよ?実際はしなかったけど…orz
もし気になったなら、活動報告へGO☆
ヒロイン入れ替えも想像したけど、マールには死亡フラグしかたたなかったYO☆可哀想なので、やめときました(;´Д`A