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094⚫️’ヒト’としては手練れ
「アヤでございます。よろしいでしょうか。」
「どうぞ、お入りなさい。」
「やってまりました。すぐ近くまで来ております。三十四名でございます。わたしたちで撃退してよろしいでしょうか。」
「’巫女’が行くのですか。」
「はい、わたしを含め一八名、いつでも出撃できます。不殺で対応します。」
「いえ、なりません。」
「では、犬神衆を。」
「それもなりません。」
「しかし、’ヒト’としてはかなりの手練でございますが。」
「わたしたちが’関わりすぎること’は避けたいのです。すでにご宗主が手を打たれています。四郎次郎とイロハで、十分ですよ。それに・・・。」
「それに?」
「既に双方が戦う必要は、もうないのですから。」
マナは小窓障子を開け、遠く空を眺めた。




