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008⚫️確信犯 & 009⚫️詳細を知る者
008⚫️確信犯
ーリノ、丸投げ、ですか?
ーごめんなさ〜い、マイロード!でもね、エレナちゃんは、とてもいい子なんですよお!
ー・・・それは、それでよいのですが。どうも、あなたたちは、リョウマに丸投げした時のように、わたしを使っていませんか?
ーと〜んでもありませ〜ん!そのようなご無礼なことは!
ー・・・確信犯ですね。
009⚫️詳細を知る者
「あなたが’大賢者’なの?いえ、きっとそうね!そうじゃないと、動物たちがあんなふうには、ぜった〜いにならないもの!」
「’大賢者’、なんて誰が言ってるんですか?わたしはただ、おだやかにここで暮らしている隠遁者ですよ。」
「で、お名前は?ねえ、教えてよ!」
「・・・さすがは、エレナ姫。勢いが桁違いですねえ。」
「あっ、ごめんなさ〜い!あなたの言う通り、わたしはエレナと言います!」
「・・・わたしはロイ。ロイ・ラベンダーです。」
「いやったあ〜!じゃあ、ロイ、よろしくね!」
何がよろしくなのか、理解しているのは、
エレナ、ルイーザ、グラノフだけだったのか。
いや、この世界線の動きを詳細に掴んでいるのは、彼女たちや彼だけではない。
森の香りが爽やかな日ではある。




