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025⚫️’ポケット’の中には
「うわっ!すごい!ベルム!あたまから、芽がでてきてるよ!あっ、それが髪の毛なの?う〜、いいなあ!ちょっと、もっとよくみせてよお!」
「エレナ、それぐらいにしてあげてくださいよ。あっ、べルム、うまかったぞ!流石、ロイのところにいただけのことはあるぞ!」
「でも、いつも食材、どこからもってくるのよ?あっ、そうか!’ポケット’か!」
「ルイーザ、’ポケット’って、なんなの?」
「え〜っと、それはですねえ・・・。私の口からは言えないことなんですよ。」
「おっ、それって、’魔神’の秘密ってやつだな!」
「ええええっと、そうなんですよね。あっ、ベルム、実演するの?!いいの?」
ベルムは空中に手を入れると、次々と午後の紅茶の食材を出し始めた。
空間の位相をずらした貯蔵領域。ベルムはテニスコートとほぼ同じ面積、人の背丈の3倍の高さの空間を保持している。だが、’テニスコート’とは何か。それさえも、この世界線の思考生命体が理解するのは、とてもむずかしいことだった。




