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女神救済 世界は彼女を忘れない  作者: 舞
第一章 私の生きる意味
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22/22

第五話裏視点2・下

蛇足3

馬車は昼過ぎに町へ着いた。

思ったより静かな場所だった。

畑があり、家があり、商店があり。

子供達が走っている。

どこにでもあるような町だ。

花畑が有名な町らしい。


そして、問題の男は朝から一言も増えていなかった。

「緊張してますね」

「していない」

嘘だった。

息子でも分かる。

実際、息子はアーネストの顔をじっと見ていた。


そして、笑った。

私は吹き出す。

「ほら」

「何だ」

「息子もわかっていますよ」

「そんなことはない」


その返事が普段より少し早かった。

図星らしい。

やがて目的の家が見えてきた。

白い屋根の小さな家だった。

綺麗に手入れされている。

花も咲いている。

誰かが丁寧に暮らしている家だった。

馬車が止まる。

沈黙が続いて。


私達は降りた。

いや、一人だけ降りようとしなかった。

アーネストである。

私はため息を吐きながら呼びかけた。

「主任官」

「やめてくれ」

即答だった。

私は笑う。

久しぶりに呼んだだけなのに。


「アーネストさん」

「何だ」

「早く降りてください」

「もう少しだけ、待ってくれないか」

「無理です」

「一分」

「駄目です」

「三十秒」

「……子供ですか」

その時。


「う……」


息子が声を出した。

私はあやそうと、抱き直そうとする。

すると、アーネストが反射的に息子を受け取った。

完全に癖になっている。

抱いた瞬間、少しだけ顔が緩んだ。

私はその隙を逃さなかった。

「はい」

「何だ」

「行きますよ」

「……」

「逃げても連れて行きます」

長い沈黙。



アーネストは観念したように馬車を降りた。

まるで死刑宣告を受けた人みたいだった。

私はアーネストから息子を受け取り、再び抱き直す。


そして玄関へ向かう。

アーネストは付いて来るだけだ。

一歩。

また一歩。

やがて扉の前へ着いた。


彼がここまで来るのに何年かかったのだろう。

十年か。

もっとか。

私は知らない。

でも、やっと辿り着いた。


私はアーネストを見る。

彼も扉を見ていた。

息子は何も知らずに指をしゃぶっている。

少しだけ、アーネストが震えているように見えた。

だから私は言った。

「大丈夫です」

「そうだろうか」

珍しく弱気だった。

私は笑う。

「ええ」

そして、息子を少し持ち上げた。

「少なくとも、この子はあなたが良い父親だと知ってます」

アーネストは何も言わなかった。

ただ、小さく目を閉じた。

それから、ゆっくり息を吐く。

そして、何年も先送りにしていたその扉を。

自分の手で叩いた。


扉を叩く。

その音だけが妙に大きく聞こえた。

しばらくして、中から足音が聞こえる。

近付いてくる。

アーネストの肩がかたばる。

分かりやすかった。

私は少しだけ笑う。

そして、扉が開いた。

若い女性だった。

栗色の髪。

凛とした目。

年齢は二十代前半。

娘だった。

私は分かった。

顔立ちがアーネストによく似ていたからだ。

本人は気付かないだろうけれど。

眉の形も。

考え込む時の目も。

少し似ている。

娘はまず私を見る。

次に息子を見る。

そして最後に、アーネストを見る。


空気が止まった。

時間も止まった気がした。

どれくらいだろう。

数秒だったと思う。

たぶん、アーネストにとっては永遠に近いものだっただろう。


娘が口を開く。

「……久しぶり」

アーネストは固まった。

完全に固まった。

私は思った。

ああ、この人ここまで来ておいて何も考えてなかったな。

娘はため息を吐く。


「返事くらいしたら?」

「ああ」

ようやく声が出た。

「久しぶりだ」

娘は少しだけ笑った。

「変わってないね」

アーネストは答えられなかった。

たぶん、変わっていないと言われる資格が自分にあるのか考えている。

そんな人なのだ。


だから代わりに私が言った。

「初めまして」

娘がこちらを見る。

「あ」

ようやく緊張が解けたようだった。

「すみません」

「いえ」

私は笑う。

「たぶん今はそれどころじゃないですよね」

「はい」

即答だった。

正直な子だった。

嫌いじゃない。

すると、奥からもう一人現れる。

元妻だった。

彼女はアーネストを見る。

しばらく見る。

本当にしばらく見た後、呆れたように言った。

「あなた」

アーネストが硬直する。

「はい」

「本当に来たのね」

その返事に、私は少し驚いた。

怒りでもない。

恨みでもない。

ただ、長い間待たされた相手を見る顔だった。

元妻は続ける。

「十年以上悩んでたんでしょう?」

アーネストが沈黙する。

図星らしい。


娘もため息を吐く。

「やっぱり」

私は思わず吹き出した。

親子だった。

反応まで似ている。

元妻が私へ視線を向ける。

そして息子を見る。

表情が少し柔らかくなった。


「私はクラリスです」

「クラリス・ストリックランド」

少しだけ考える。

まだ名乗るのに慣れていない。

「元はただのクラリスでした」

「私はエミリア」

「元エミリア・ストリックランド」

「今は、エミリア・エーベルと名乗っているわ」

そして。

「一応」

アーネストを見た。

「この人の娘」

アーネストが固まる。

私は吹き出した。

分かりやすい紹介だった。

その時。

奥で見ていた女性も小さく笑った。

「私はリディア」

穏やかな声だった。

「リディア・エーベル」

少し考えて。

「元リディア・ストリックランドね」

今度は私が固まった。

言い方があまりにも潔かった。

エミリアが吹き出す。


「母さん」

「事実でしょう?」

「事実だけど」

私は思わず笑った。

全員変な人だった。

そして。

リディアが息子を見る。

「その子は?」

私は抱き直す。

「アルトです」

「六か月になります」

エミリアが覗き込む。

「アルトか」

そして少し笑った。

「よろしくね」

息子は何も分かっていない。

けれど。

機嫌良く手を振った。

それを見て。

エミリアが笑う。

リディアも笑う。

私は思う。

たぶん。

これは自己紹介なんかじゃない。

家族になり直すための最初の挨拶だった。


そして、エミリアが息子、アルトの顔を覗き込んだ。


しばらく見てぽつりと言った。

「似てる」

「誰にですか」

私が聞く。

娘は即答した。

「父に」

私は吹き出した。

リディアも吹き出した。

エミリアも笑う。

そして、アーネストだけが黙っていた。

たぶん、泣きそうだった。

けれど泣かない。

この人はそういう人だ。


だから私は何も言わなかった。

ただ、横に立った。

それだけで十分だと思った。

やがてリディアが身を引く。

「入って」

静かな声だった。

「立ち話も変でしょう」

エミリアも頷く。

「そうだね」


そして、アーネストを見る。

「父さん」

その一言で、アーネストは目を閉じた。

ほんの少しだけ、肩の力が抜けた気がした。

十年以上、ずっと聞けなかった言葉だったのだから。


リビングのテーブルで4人、正確には私は息子を抱いているので5人でテーブルを囲んだ。

隣に座ったエミリアが息子のほっぺを指でつつく。

むに。

息子は不満そうな顔をした。

それを見てエミリアが笑う。


「その顔もそっくり」

「本当に?」

「うん」

即答だった。

アーネストは相変わらず何も言えない。

娘はそんな父を見て、それからもう一度息子を見る。

少しだけ首を傾げた。


「ということは」

思いついたように言う。

「私の弟ってことよね」

部屋が静かになる。


あまりにも当たり前の話だった。

でも、誰も口にしていなかった事実だ。

リディアも。

アーネストも。

そして私も。


エミリアは息子を見る。

「弟か」

不思議そうだった。

まるで今初めて実感したみたいに。

「私にも抱かせてもらっていい?」

「大丈夫だよ」

そう言って、私は息子をエミリアに渡した。


「やっぱり、弟だな」

息子は機嫌良く娘の服を掴んだ。

エミリアが少し驚く。

「懐かれた」

「みたいですね」

私は笑う。

「昔から年下に好かれるからね」

リディアが言う。

エミリアは少し照れた顔になる。

そして、本当に自然に、何の気負いもなく。

「じゃあ私、お姉ちゃんか」

そう言って笑った。

その瞬間、私は隣を見る。

アーネストは顔を伏せていた。

表情は見えない。

けれど、肩が少しだけ震えていた。

たぶん、十年以上前に失ったと思っていたものが。

今、少しだけ戻ってきたのだ。

エミリアはしばらく息子を抱いていた。


息子も気に入ったらしい。

服の袖を掴んで離さない。

「本当に懐かれたなぁ」

エミリアが笑う。

「みたいですね」

私も笑う。

するとエミリアが私を見る。

しばらく見て、そして。

アーネストを見る。

「それにしても」

「はい?」

「あなた」

私に視線を戻す。

少し、嫌な予感がした。

「趣味悪いわね」

部屋が静かになった。


アーネストが固まる。

リディアが吹き出しそうになっている。

私は少し考えた。

年齢差のことだろう。

確かに二十一歳差である。

冷静に考えると大きい。

そして、彼の性格のことだろう。

あまりにも不器用だ。


私は真面目に頷いた。

「それは、そうですね」

今度はエミリアが固まった。

「認めるんだ」

「客観的には否定できません」

「そういう問題かな」

「違いますか」

エミリアが吹き出した。

リディアも笑う。

私も少し笑った。

何だろう、初対面のはずなのに。

ずっと前から友達だったみたいな空気だった。


考えてみれば当然かもしれない。

私とエミリアは一歳しか違わない。

姉妹と言われても通じそうな歳だ。

エミリアが息子を抱いたまま言う。

「でも安心した」

「そうですか?」

「うん」

少し笑う。

「父さんと結婚する人だからもっと変な人だと思ってた」

私は吹き出した。


「それは失礼ですね」

「ごめん」

「でも分かります」

「分かるんだ」

分かる。

とても分かる。

その時、リディアが紅茶を口にしながら言った。

「それにしてもあなた」

アーネストの肩が揺れる。

「何だ」

「よく再婚したわね」

「……」

「二十歳以上年下でしょう」

アーネストが黙る。

本当に言葉が出ないらしい。

エミリアも追撃した。

「確かに」

「私より一歳上なだけだし」

「……」

「父さん」

エミリアがじっと見る。

「本当に何考えてたの?」

アーネストは硬直した。

完全に取り調べだった。

しかも不利な方。

しばらくして、ようやく口を開く。

「それは」

「うん」

「色々あってだな」

「説明になってない」

即答だった。

私もそう思う。


リディアが堪えきれず笑う。

「大丈夫よ」

アーネストが顔を上げる。

「冗談」

少し優しい顔だった。

「あなたが昔からそういう方面に鈍いのは知ってるから」

エミリアが吹き出す。

私は思わず笑った。

アーネストだけが納得していない。

「そういう方面とは何だ」

「全部よ」

リディアは即答した。

エミリアは笑い転げている。

アルトまでつられて笑った。

部屋の中に笑い声が広がる。

その中心ではアーネストだけが状況を理解できていなかった。

けれどその顔はさっきまでの緊張した顔ではなかった。

久しぶりに家族の中へ戻った人の顔だった。

目を閉じる。

目を開く。

目を閉じる。

分かりやすかった。

「何ですか」

私が聞く。

「いや」

アーネストが咳払いをする。

珍しい。

何か言いにくいことがある時の反応だった。

「その」

エミリアもリディアも見ている。

逃げ場はない。


アーネストは観念したように言った。

「町に来ないか」

沈黙。


たぶん。

来る途中の馬車で何度も考えていたのだろう。

それでも、ちゃんと言えた。

エミリアは少し目を丸くした。

リディアは微笑む。

そして言った。

「邪魔しちゃ悪いじゃない」

「そんなことはない」

アーネストが即答する。

「本当に?」

「当然だ」

珍しく迷いがなかった。

リディアは少しだけ優しい顔になった。

その時、エミリアがぽつりと言う。

「でも」

「うん?」

「私、この村に付き合ってる人いるし」

世界が止まった。

いや、アーネストだけ止まった。

完全に、完全に停止した。

私は見た。

確かに見た。

アーネスト・ストリックランドの思考が止まる瞬間を。


「……」

声が出ない。

エミリアは気付いていない。いや気付いているのだろう。

気付いた上で話を続ける。

「花屋の息子なんだけど」

「へぇ」

私は興味を持った。

その瞬間、アーネストが顔を上げた。

ものすごい勢いだった。

言いたいことがあるらしい。

大量に。山ほど。


年齢は?職業は?収入は?誠実さは?

将来性は?家族構成は?経歴は?


聞きたいことが何十個もある。

だが、言えない。

絶対に言えない。

今さら父親面できる立場ではないことを、本人が一番よく知っていた。

結果。

「そ」

そこで止まった。

「そ?」

エミリアが首を傾げる。

アーネストは苦しそうに続けた。

「そうか」

それだけだった。


私は吹き出した。

エミリアも吹き出した。

リディアは肩を震わせている。


明らかに笑いを堪えていた。

「父さん」

エミリアが笑う。

「今すごく何か言いたそうだったよね」

「別に」

嘘だった。

誰が見ても分かった。

するとリディアが紅茶を置く。

そして懐かしそうに言った。


「本当に変わってないわね」

アーネストが固まる。

「何がだ」

「そういうところ」

元妻は笑う。

「心配性なのに何も言えないところ」

エミリアが頷く。

「分かる」

親子だった。

息が合い過ぎている。

私は思わず笑った。

そして。

「どんな人なんですか」

エミリアの恋人について聞く。

エミリアの顔が明るくなった。

そこからは早かった。

花屋。

同い年。

昔からの知り合い。

優しい。

真面目。

村の花畑も手入れしている。

花の話になると止まらない。


そんな話が次々出てくる。

私は相槌を打つ。

エミリアも楽しそうに話す。

気付けば完全に恋愛話になっていた。

「それでですね」

「はい」

「最初の告白が酷くて」

「分かります」

「分かるんですか」

「うちも大概でした」

私は横を見る。

アーネストが嫌な顔をした。

「何だ」

「交際申請を書面で提出しましたよね」

エミリアが吹き出した。

リディアも吹き出した。

「本当に?」

「本当です」

「父さんらしい」

その一言に。

アーネストは何も言い返せなかった。

その様子を見ながら。

リディアが静かに笑う。

窓の外では風が花を揺らしていた。

そして彼女は小さく言った。

「こういうのも悪くないわね」

誰へ言ったのか分からない。

たぶん、誰へでもなかった。

エミリアが笑う。

アルトも笑う。

私も笑う。

アーネストは相変わらず状況を理解していない。

けれど、そんな光景を見ながら。

リディアは本当に穏やかな顔をしていた。

失われた時間は戻らない。


それでも、こうして一緒に笑える時間は今からでも作れるのだと。

きっと誰もが少しだけ思っていた。


気付けば夕方になっていた。

思った以上に長居してしまったらしい。

いや、正しくは誰も帰ろうと、追い出そうとしなかっただけだ。

アルトはすっかりエミリアに懐いていた。

抱っこされる度に機嫌が良くなる。

「ずるいですね」

私が言う。

「何が?」

「私よりあやすの上手いです」

エミリアが笑う。

「お姉ちゃんだからね」

そう言って。

アルトの鼻をつついた。

その言葉に。

アーネストが少しだけ目を伏せる。


まだ慣れていないのだろう。

エミリアが自分を父と呼ぶことにも。

アルトを弟と呼ぶことにも。

帰る支度を始める。

二人が玄関まで見送ってくれた。

息子は最後まで機嫌が良い。

そして。

「おーい!」

誰かの声がした。

振り返る。

若い男がこちらへ走ってきた。

花束を抱えている。

私は理解した。

たぶん、花屋の息子だ。

エミリアの恋人である。

エミリアも気付いたらしい。

「あ」

少し慌てた顔になる。

珍しい。

そして、男がこちらへ来た。

私達を見る。

エミリアとリディアを見る。

それから最後にアーネストを見る。

沈黙。


私はアーネストを見る。

真顔だった。

花屋の息子も真顔だった。

妙な緊張感である。

エミリアが慌てて言う。

「えっと」

「この人」

「父さん」

再び沈黙。


花屋の息子が固まる。

アーネストも固まる。


何だろう。

似ている。

非常に似ている。

エミリアが頭を抱えていた。

しばらくして、花屋の息子が頭を下げた。

「はじめまして、いつもお世話になっています」

誰が何にお世話になっているのだろう。

少し気になった。

アーネストも口を開く。

何か言うつもりらしい。


たぶん。

将来設計は。

収入は。

家族構成は。

性格は。

娘のどこが好きなんだ。


色々聞きたいのだろう。

顔に全部書いてある。

けれど何も言えない。

娘の前だし。

何より、今さらそんな資格がないと思っている。

長い沈黙の後、ようやく出てきた言葉は。

「よろしく」

それだけだった。

花屋の息子が目を丸くする。

「はい」

「よろしくお願いします」


そして終わった。

本当に終わった。

エミリアが吹き出した。

リディアも吹き出した。

私も笑ってしまった。


「父さん」

エミリアが笑う。

「今絶対色々聞きたかったでしょ」

アーネストは何も答えなかった。

答えなかったが、完全に図星だった。

誰の目にも明らかだった。


リディアは涙が出そうなほど笑っていた。

「変わらないわね」

「何がだ」

「全部よ」


即答だった。

やがて、馬車へ乗り込む時間になる。

エミリアが手を振る。

リディアも手を振る。

花屋の息子も戸惑いながらも立っている。

「また来てね」

自然な言葉だった。

無理をした言葉ではない。

社交辞令でもない。

本当にまた会うつもりの言葉だった。


アーネストは少しだけ驚いた顔をした。

そして、小さく頷く。

「ああ」

今度は迷わなかった。

馬車が動き始める。

エミリアが手を振っている。

リディアも笑っている。

花屋の息子は少し緊張したまま立っている。


アーネストはずっと彼らを見ていた。

町が小さくなる。

家も見えなくなる。

それでも見ていた。

私は少し笑う。

「いい人達でしたね」

アーネストはしばらく返事をしなかった。

窓の外を見たまま、静かに言う。

「ああ」

それだけだった。

けれど、その声はどこか安心したように聞こえた。


失った時間は戻らない。

過去も変わらない。

それでも、今日一つだけ確かなことがあった。

アーネスト・ストリックランドはもう一人の父親として帰る場所を取り戻した。


馬車はゆっくり進んでいく。

揺れる息子は眠っている。

隣ではアーネストが静かに目を閉じた。

私はその肩へ少し寄り掛かる。

この先も、きっと色々あるだろう。

でも、たぶん大丈夫だ。

そう思えた。

これで裏視点は終了です。

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