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9/9

伊藤繋 様作 リピーターマン~世界を繰り返し、絶望する運命に抗え~ 編

企画第7弾 なろう系の作品は、なろう系を読むうえで予備知識が必要になる場合が多々ありますね。

それ故なろう系の予備知識が無い嫁にあらすじを見せると、今回の本文の様な事になてしまいました。


今回のタイトル

リピーターマン~世界を繰り返し、絶望する運命に抗え~ 会話時間18分15秒でした。

https://ncode.syosetu.com/n2120fu/

作者:伊藤繋 様

ご協力ありがとうございます。


――あらすじ――

俺はいったい誰なんだ?


異世界転移早々少年は記憶喪失であった。そんな不遇な少年に迫りくる絶望する未来。奇妙な既視感。奪われる世界。残される血と脳脊髄液の滑りの記憶。次第に明かされる世界の仕組み。

残酷な未来に翻弄される少年の運命は如何に!


これは、非力な少年が運命に抗なう物語だ!


※タイムリープ能力は『死に戻り』じゃありません。


【こんな人におすすめ】

・ストーリーの伏線回収や考察が好き

・ダークサイエンスファンタジー好み

・職業もの好き

(俺□ー□)「このタイトルとあらすじで読む? 読まない?」

(嫁*'ー')「……………こんな人におススメって書いてるから、その人たちは読むんだろうね」

(俺□ー□)「あなたは?」

(嫁*'ー')「ん?」

(俺□ー□)「あなたは?」

(嫁*'ー')「見せて」

(俺□ー□)「何を?」

(嫁*'ー')「どんな人におススメだった?」

(俺□ー□)「ストーリーの伏線回収や考察が好き・ダークサイエンスファンタジー好み・職業もの好き」


(嫁*'ー')「ダークサイエンスファンタジーって何?」

(俺□ー□)「俺もよくわかりません」

(嫁*'ー')「(笑)」

(俺□ー□)「ダークサイエンスって闇の化学? でファンタジー」

(嫁*'ー')「(笑)」


(俺□ー□)「サイエンスファンタジーってSFでしょ? 高度な科学、魔法と変わらん科学とかある世界でしょ? 魔法科劣等生みたいな世界? もしくはとある魔術な世界とか?」

(嫁*'ー')「どっちも見てないからイメージ湧かない」

(俺□ー□)「じゃあ猫型ロボットだ。その近未来世界的な」

(嫁*'ー')「あ~なるほど」


(嫁*'ー')「……職業物好きって何? 職業物好きってのが分からないけど、どういう事? 賢者とか? 戦士とか? 魔法使い?」

(俺□ー□)「……まあそういう風に捉えるのもありだけど、他には鍛冶師とか、生産職系の職業とか」

(嫁*'ー')「会計士とか?」

(俺□ー□)「ある意味職業系だね」

(嫁*'ー')「(笑)会計士でどうやって冒険するん(笑)」

(俺□ー□)「いやわからんよ? 事務員とか」

(嫁*'ー')「事務員(笑)」


(俺□ー□)「まあ、このあらすじとかから推測すると、多分賢者とか、戦士とか、魔法使いとかじゃない? または生産職系とか」

(嫁*'ー')「いや、こういうのが好きな人はこの文言でわかると思うけど、3つ要点が好きな人ってなったらすんなり入るんだろうけど」

(俺□ー□)「逆にそうじゃない場合」

(嫁*'ー')「そうじゃない場合、私はダークサイエンスも職業物と言われても分からないし、職業って何なの? 何の職業をしてますかってなるじゃん?」


(俺□ー□)「ストーリーの伏線回収考察が好きは?

(嫁*'ー')「あれ? 金田一少年みたいなやつ?」

(俺□ー□)「ある意味そうだね。あれはトリックだけど」

(嫁*'ー')「そういうのだったら好き」

(俺□ー□)「じゃあストーリーの伏線うんうんについては?

(嫁*'ー')「それは好き」



(俺□ー□)「で、結果見ようと思う?」

(嫁*'ー')「……………………いや見ない」

(俺□ー□)「何で?」


(嫁*'ー')「だってわかんないもん」

(俺□ー□)「(笑)」

(嫁*'ー')「(笑)」

(俺□ー□)「何が分かんない?」


(嫁*'ー')「その脳髄? ナントカ液の滑りの記憶って何?」

(俺□ー□)「……それは」

(嫁*'ー')「微かな記憶とかだったら……わかるけど」

(俺□ー□)「微かな記憶とかは書いてないね」

(嫁*'ー')「微かな記憶とか、その……頼りに、とか……そのなんか……」

(嫁*'ー')「(あらすじの脳脊髄液の滑りの記憶を指差しながら)ぱっと見カッコいいから付けたのかな?」


(俺□ー□)「世界を繰り返し、絶望する運命に抗え、リピーターマンだからね」

(俺□ー□)「でも死に戻りのタイムリープじゃないんだね」


(嫁*'ー')「…………え~……読まない……(笑)」

(俺□ー□)「(笑)だからなんで?」


(嫁*'ー')「…………………………多分、文章的に異世界系が分かる人向けに書いてるあらすじでしょ? これ」

(俺□ー□)「まあ多分」

(嫁*'ー')「だから、私は異世界系の知識はあまりまだわかってないから。今まで紹介されて奴も結局全部読んでないし」

(嫁*'ー')「私が最近見た異世界系って、カルテットだけだし」

(俺□ー□)「転スラ見てなかったっけ?」

(嫁*'ー')「見てない」

(俺□ー□)「あ、でもオバロは3期とも全部一緒に見たじゃん」

(嫁*'ー')「うん」

(俺□ー□)「あれも異世界だよ?」


(嫁*'ー')「………………」

(俺□ー□)「まあ、全然内容が違うけど」


(嫁*'ー')「そもそもこのお話って何がしたいんだろうね? 自分の記憶を探す物語? そう書いてあるならわかるけど」

(俺□ー□)「運命に抗う」

(嫁*'ー')「運命の抗うって何やねんって話なんだけど」


(嫁*'ー')「まあタイムリープ能力があるんなら戻れないの? 記憶」

(俺□ー□)「でもタイムリープ死に戻りじゃないよ?」

(嫁*'ー')「ん?タイムリープするんだよね? リピーターマンだし」

(俺□ー□)「わからん」

(嫁*'ー')「え~」

(俺□ー□)「だって、あらすじからじゃわからないもん」


(嫁*'ー')「でもさ、あらすじから能力持ってるって一言も書いてないのに、タイムリープは死に戻りじゃありませんって、ハァ? ってならん?」

(俺□ー□)「(笑)」

(嫁*'ー')「え? どういう事? みたいな」

(俺□ー□)「その能力は本編を見て確かめてねって事じゃない?」

(嫁*'ー')「見ないってなるじゃん」


(俺□ー□)「(笑)」

(嫁*'ー')「(笑)」


(嫁*'ー')「違う違う、これ必要なくない? タイムリープは死に戻りじゃありませんって、この文言。いる?」

(俺□ー□)「タイムリープ……」

(嫁*'ー')「だから明らかに、この作品は異世界系の作品を読んでる人向けに発信している物語だよね?」

(俺□ー□)「多分」

(嫁*'ー')「だから読者層の獲得するための戦略的には、異世界が好きな人向けにどうぞ読んでくださいってあらすじだと思うんだ」

(俺□ー□)「うん」

(嫁*'ー')「だから自分では読まない。異世界の知識がまったくないから」


(嫁*'ー')「だからこの脳髄なんちゃらも、異世界を知ってる人は想像つくんでしょ?」

(俺□ー□)「いや、俺に聞かれても、俺はわからんよ?」

(嫁*'ー')「私もわからない。何? その記憶ってどういう記憶なん? どういう記憶ですか?」

(俺□ー□)「それが気になるんなら読むんじゃない? でも嫁の様に全然気にならない人は、何それで終わるって事だね」

(嫁*'ー')「うん」



(嫁*'ー')「大体記憶喪失ものって沢山あるじゃん? 自分が記憶喪失になって、自分が何者かを探すっていうやつ」

(俺□ー□)「うん」

(嫁*'ー')「それだったらわかるけど、この場合って……」

(俺□ー□)「絶望する運命に抗えって事が大事だと思うけど」

(嫁*'ー')「て事は記憶ないのに絶望するの? その世界が怖いって。 それとも記憶が無い事に絶望するの?」

(俺□ー□)「書いてないね」


(嫁*'ー')「あと奇妙な既視感ってようわからん」

(俺□ー□)「だから記憶がない筈なのに体の動かし方がわかるとか、そんなんじゃない?」

(嫁*'ー')「えー!」

(俺□ー□)「だから記憶にはないけども肉体には経験が残るみたいな?」

(嫁*'ー')「そうなんだ。私的にはアレだと思った。その行った事ない場所なのに、行ったらここ来たことあるような感じが既視感って言うと思った」

(俺□ー□)「あ~そっちね。なるほどね」

(嫁*'ー')「だから懐かしい感じがする、この空間、的な?」

(俺□ー□)「俺は空手を習ってた人が、その習ってた記憶はないけど、正拳突きは凄く綺麗に打てるとか、そっちけい」

(嫁*'ー')「銃の使い方を習ってないのに、体が勝手に……ってやつ?」

(俺□ー□)「そうそうそう」


(嫁*'ー')「で、結局このあらすじの既視感ってどっちなんだろうね?」

(俺□ー□)「どっちにもとれるね」


(嫁*'ー')「……奪われる世界もよくわからないし……未来とか、世界とか……」

(俺□ー□)「(笑)」

(嫁*'ー')「記憶とかフレーズがいっぱいあるな……大変」


(嫁*'ー')「いろいろワードが詰め込まれているけど、結局このお話って何をする話なの?」



(俺□ー□)「ちょっと嫁に質問なんだけども?」

(嫁*'ー')「ん?」

(俺□ー□)「その、内容が、こういう方針で進めていく物語ですって、例えば記憶喪失だから、その記憶を辿っていく為の冒険とか」

(俺□ー□)「その内容が、ある程度道筋がわかる物語と、今回の様に何がしたいか不明だから、そこは読んでみればわかるかってなるあらすじの場合、やっぱり前者を読む?」

(嫁*'ー')「……そりゃある程度の情報を元に面白うそうか判断するからね。ある程度世界観を作ってて、この少年が……何をしたいのか、今現状どうなっているのかは、最低限は知っておきたいよね」

(俺□ー□)「……まあ確かに」

(嫁*'ー')「世界観を知らないとどうする事も出来ないし」

(俺□ー□)「スチームパンクってタグに書かれているから、ファンタジーだけれども、何だろう? 近未来的な世界かもしれないしね。または宇宙とか」


(嫁*'ー')「今まで読みそうって決めたのはだいたい世界観が分かるあらすじだったじゃん?」

(俺□ー□)「だね」

(嫁*'ー')「世界観が分かって、どういう事でそうなった世界観とか、そこで何かしらが来て? それでどうするのかってストーリーを持っていくようなやつばかりでしょ?」

(嫁*'ー')「ほのぼの系でも世界観があって、その世界でこういう風に向かって行く。その後の事は書いてないけど、それは読んでから知るみたいな感じでしょ?」

(嫁*'ー')「だから最初で如何に情報を伝えれるか、共感させられるか、気になるように仕向けるのが大事だよね」

(俺□ー□)「これのあらすじ内でも沢山あるよ? 残酷な運命とか、絶望する未来とか」


(嫁*'ー')「それって大きすぎない?」

(俺□ー□)「(笑)」

(嫁*'ー')「未来、既視感、世界、残される血とか記憶とか、世界の仕組みとか……」

(嫁*'ー')「逆に世界観が大きすぎて……結局のところこの世界観って何なの? 異世界です!って言われたらそこまでじゃん?」

(嫁*'ー')「異世界知らない人にとっては、異世界と言われてもどんな異世界か想像できないから、ん? みたいな(笑)」

(嫁*'ー')「さっき言ってたスチームパンク系のすっごい大きな工場が沢山あって、その魔法と科学が一緒の世界もあるんでしょ?」

(嫁*'ー')「他にもすっごい農村、何もない草原に降り立ってそこから物語が始まるのか」

(嫁*'ー')「そこの描写が全然書かれてないから、それで読んでと言われても……」

(嫁*'ー')「その少年事態も、記憶が無いのはわかったけど、それだけしか分からないし……あとわかった情報は非力なんだね? 力が無いって言ってるし(笑)」

(俺□ー□)「(笑)記憶喪失で、非力」


(嫁*'ー')「それで読もうのかって思うと、世界観が大きすぎて、そこから何をしたいのか、記憶を探したいの? 運命に抗えって言われているから、記憶はもうどうでもいいと思っているのか」

(俺□ー□)「(笑)」

(嫁*'ー')「(笑)」

(俺□ー□)「たしかになにも書いてないから読み手の自由だね。そう解釈されても仕方が無いか」

(嫁*'ー')「でしょ?」


(嫁*'ー')「そこら辺の描写が理解できないから、既に異世界を理解している人向けのあらすじだよね?」

(嫁*'ー')「これだけの情報でわかる人はわかるだろうって発信していると思った」

(嫁*'ー')「私の様に異世界未経験……未経験?(笑)異世界ものを全く知らない人だったら手に取るの難しいよね」

(俺□ー□)「なるほど」


(嫁*'ー')「異世界を想像できない人に1から教えるには、このあらすじじゃ難しいよね」

(俺□ー□)「たしかに。そうかもしれないね」

(嫁*'ー')「逆に1すら知らない人は読むなっていうなら、はいわかりました! みたいな?」

(俺□ー□)「(笑)たしかにこの作品に関わらず、すでに知っている人向けのあらすじって多いよね。特になろう系は」


(嫁*'ー')「だからせめて世界観を説明するか、少年の目的を少しでも書いていた方が私は読むかも」

(嫁*'ー')「ただ少年の目的が記憶に関係が無いなら読まないかもね? 記憶喪失ほったらかし!? ってなるし」


(嫁*'ー')「たぶん話を読むとわかるんだろうけどね? でも今の状態だったら私はペーペーなので無理だね」


(嫁*'ー')「漫画とかだったら絵で雰囲気とか人物像とか世界観とかある程度が想像できるけど、小説って絵が無い分、そこは頑張らないといけないよね」

(俺□ー□)「そうだね。俺も頑張らないとね」


以上となります。

投稿する前にリピーターマンのページに移動してみると、あらすじが変わっていてビックリしました。

嫁に見せたところ「少年の状況も想像しやすいし、笑う右腕が気になるから見てみようと思った」との事でした。

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― 新着の感想 ―
[一言] 面白かったです! まぁ、なんていうか、意外とこういうの好きです… えっと…一応小説っぽいものを書いてます! 参考にはしないですけど… まぁ、楽しかったです!
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