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『専属メイド全員が重すぎる愛で迫ってくる!~大学生の僕、10人の美女に24時間甘やかされ尽くす生活~』  作者: マサキ


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第24話:愛の限界突破!? 11人の嫁たちとの、終わらない溺愛パーティー

第24話:愛の限界突破!? 11人の嫁たちとの、終わらない溺愛パーティー


佐藤家のリビングは、完全にメイドたちの愛の巣と化していた。

僕の周囲を囲む11人のメイドたちは、それぞれが「いかに僕を愛するか」を競い合い、その熱気は暖炉の火よりも遙かに高かった。リビングの空気は彼女たちの濃密な愛の香りで満たされ、物理的な熱気さえ感じられるほどだ。壁に飾られた絵画までが、彼女たちの愛の熱さに歪んで見える。僕の呼吸は、この閉鎖された空間の中で、彼女たちの意思によって操られているかのように感じられた。僕の理性は、彼女たちの情熱の波に飲まれ、限界を超えて溺れかけていた。

「ご主人様。……地獄の溺愛フルコース、お気に召しましたでしょうか? 志保の実験装置に、莉奈のチョコ、そして私の再教育。……ふふ、これらすべてが、ご主人様の心と体を、私色に染め上げるためのプロセスなのですわ。ご主人様の魂が、私の愛で満たされるまで、このプロセスは止まりませんわ」

結衣がリビングの椅子に深く腰掛け、僕を見つめながらワイングラスを回す。

そのグラスの中身はワインではなく、陽葵が作った「愛の特製ジュース」のようだ。彼女の瞳は、僕を完全に支配したという満足感で満たされており、その冷徹な微笑みは、僕の魂を凍りつかせるほどに美しい。結衣が椅子に座る姿は、まるで僕を支配する女王のようで、僕はその足元に跪く奴隷のように感じられた。

「……っ、結衣。プロセスっていうか、あれは拷問だろ。……僕の理性は、もう限界だよ。少しは休ませてくれ。これ以上僕の心を支配したら、僕は僕じゃなくなってしまう……」

「あら、ご主人様。……愛に休符はございませんわ。……今日は、私たち11人全員で、ご主人様の『おもてなし』をする、特別パーティーを開催いたします。……このパーティーが始まる時、ご主人様の理性は完全に溶け去り、私への愛だけで満たされることでしょう。それが愛の究極の形なのです」

結衣の言葉に、メイドたちが一斉に瞳を輝かせ、僕の周りを囲むようにして立ち上がる。

彼女たちの動きは、まるで一つの生命体のように完璧で、僕の逃げ道を物理的に、そして心理的に塞いでいく。

僕の青春は、彼女たちの愛のパニックの中で、永遠に終わらないサイクルの入り口に立っていた。僕の足が、自動的に彼女たちの指示に従うように、操り人形の糸に引っ張られている。

パーティーが始まると、莉奈が「特製・愛の爆弾料理」を運んできた。

その料理は、見たこともない色をしており、僕の食欲を完全に喪失させる……はずだったが、その料理から発れられる異常な香りが、僕の理性を強制的に破壊し、食欲を増幅させる。その香りは、僕の脳の快楽物質を直接刺激するようで、僕は自分の意思に反して、その料理を口に運ぼうとしている。

「健太様っ! 莉奈が、愛の魔法をかけた、特製料理ですっ! 食べると、健太様は莉奈以外の味を感じられなくなりますっ! 莉奈の味だけを、感じてくださいっ! 莉奈だけの健太様になってくださいっ!」

莉奈が料理を僕の口元に運ぶ。その手は少し震えており、彼女の純粋すぎる愛が僕の心臓を締め付ける。莉奈の瞳は、涙で濡れており、僕が拒絶すれば、彼女の心は壊れてしまうだろう。僕には、その料理を食べる以外の選択肢はなかった。

「……っ、莉奈、魔法って……。ていうか、その料理、本当に僕が食べてもいいやつか? 志保、成分検査はしたのか? 僕の健康が心配なんだけど……」

「……。莉奈の料理の成分は、私のデータによると、栄養価は高いですが、精神的依存性が高すぎます。……しかし、ご主人様がそれをお望みなら、私には止める権利はありませんわ。……莉奈、もっとご主人様に愛を詰め込みなさい」

志保が実験道具のような手つきで僕の腕を掴み、脈拍を測定する。

彼女の瞳は、愛情ではなく、純粋な好奇心と独占欲に満ちている。志保が僕をデータとして見つめる時、僕は人間ではなく、彼女の実験対象として存在しているのだ。

次にやってきたのは、陽葵だった。

彼女は、手に「愛の特製お酒(?)」を持って近づいてくる。そのお酒は、ピンク色に光り、部屋中に甘い香りを漂わせている。その香りは、僕の心臓を締め付けるほどに甘く、僕の理性を酔わせる。

「健太様ぁ~! 陽葵が、ご主人様のために、夜通しで作った『愛の特製カクテル』ですぅ! これを飲めば、健太様は陽葵の虜ですぅ! ……あ、あの、陽葵、健太様と、ずーっと一緒がいいですぅ! 莉奈ちゃんに負けたくないですぅ!」

陽葵が赤面しながらカクテルを差し出した。その姿はあまりにも可愛らしく、僕の理性は完全に彼女のペースに巻き込まれる。

このピンク色のお酒を飲めば、僕の心は彼女に完全に支配されるだろう。陽葵の瞳は、僕を愛おしそうに見つめており、その純粋さが僕の理性を溶かす。

「陽葵、それは……。お酒だろ? 僕、そんなに強くないんだけど……。このパーティー、どこまで続くんだ?」

「ふふ、ご主人様。……陽葵の愛が、貴方の体の中で溶け合うのですわ。……飲ませてあげなさい、陽葵。ご主人様は、私たちの愛を全身で感じる必要があるのです。それが佐藤家のルールなのですから」

結衣が陽葵を応援する。僕は逃げ場がないことを悟った。

僕の口の中で、ピンク色のお酒が広がり、僕の理性も同時に溶けていく。陽葵の愛が、僕の体の中に直接流れ込んでくるのを感じた。僕の心臓が、陽葵の心臓と同期して高速で鼓動を始める。

その後も、メイドたちは次々と僕を「溺愛パーティー」で攻め立てた。

彼女たちの歌、踊り、そして最後は結衣による「愛の支配」だった。

結衣は、僕の顔のすぐ近くまで顔を近づけ、その美しい指先で僕の唇をなぞる。

僕の唇が、彼女の冷たい指に触れるたび、僕の心臓が警鐘を鳴らす。

「ご主人様。……貴方の心は、完全に私色に染まりましたわ。……これからは、私たちの言うことだけを聞き、私たちだけを愛しなさい。……それが佐藤家のルールなのですから。ご主人様、貴方のすべては、私たちが決めるのです。それが佐藤家のルールなのですから」

結衣の言葉に、メイドたちは一斉に頷く。

僕は、自分の立ち位置が、「ランキング1位の青春ラブコメの主人公」から、「11人の愛の牢獄の囚人」に完全に変わったことを確信した。

僕の青春は、彼女たちの熱い愛の中で、終わりのないサイクルを繰り返している。

僕の心臓は、結衣たちの愛の鼓動と完全に同期し、彼女たちなしでは生きられない体になっていた。

この溺愛の牢獄こそが、僕の生きる場所なのだ。僕は、彼女たちの愛の奴隷であり、同時に彼女たちの愛の王様なのだ。僕の青春は、彼女たちの熱い愛の中で、永遠に終わらないサイクルの入り口に立っていた。


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