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記憶持ち転生疑惑の少女  作者: 日下みる
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番外編~ホウ・レン・ソウを怠るな〜

本編に関係のない短編です。

お兄ちゃん目線。

今日は妹の子守りをしながら、友達と公園で遊んでまっす!

奥に行くと怒られるので、通りから見える場所。


妹は、通りから一番近い、木と木のベンチしかない場所がお気に入り。

ベンチに寝っ転がって、ぼんやり空を見てたりする。

前に「楽しいの?」って聞いたら、

「かぜさんとはっぱさんのおとがきもちいーですの。」

とか言ってた。

マネしたけど、何が楽しいのかサッパリわかんない。


妹は見える場所に放置して(だって動かないし)

僕達は砂場とかブランコで靴飛ばし対決とかして遊ぶ。

今日は勝つぞー!!


靴飛ばし対決は、負けた方が靴を回収するルール。

ケンケンで取りに行かなきゃいけないんだよ!


靴を回収してる時に、ふと妹を見たら、おっきいお兄さんに話かけられてた。


「お嬢ちゃん、一人で何してるの?お兄さんが遊んであげよっか?」

「・・・・・。」


妹は無視してる。

ママ達に「知らない人と喋っちゃダメ」って言われてるしね。

おっきいお兄さーん。ムダだよー。

ウチの妹、約束は絶対だもん。


「それともココじゃつまらないかな?

 お兄さんがもっと面白い所に連れてってあげるよ?」

「・・・・・・。」


ココまで人を無い物として扱えるのって凄いよねー。

僕の友達の中でも、無視されてる子いるし。

友達側は女の子大好きでスケベな子とか悪戯好きな子ばっかりだから、

僕も仲裁とかしないけど。


「それとも、美味しいモノの方がいいかな?お兄さんが食べさせてあげるよ?

 甘いオヤツとか好き?」

「・・・・・・。」


お兄さん、めげないね。

大抵の人は二言目くらいで完璧な無視に心が折れて去ってくんだけどな。


「なにがいいかなぁ。あ、お兄さんのお家に来る?お菓子もゲームもあるよ?」


あ。いいなー。僕が行きたい。


「・・・・・あ。」


あ。初めて反応した。やっぱお菓子とゲームには興味あるのかな?

その割に顔が通りに向いてて、お兄さんは無視だ。


「おにーちゃーん!パパのおむかえがきたですの。かえるですの。」


え。ほんと?!

今日は帰りが早い日なのか…。

じゃぁ友達と遊ぶのも終わりかぁ。

残念。靴飛ばし、勝って終わりたかったのに。

「ごめんね。そーゆー訳だから、僕達帰るね。」

「うん。また遊ぼうなー!」

「うん!次は勝つ!!」

「…あなたもすぐにかえるですの。」

「え…?あ、うん。一人じゃつまんないし、すぐ帰るよ。ばいばい。」

なんて友達と言いながら、妹と合流。

あれ?おっきいお兄さん、どこ行ったんだろ?

とりあえず、妹が転けないように手を繋いで公園を出る。

あれ?パパは?


「うそですの。とおりにパパくらいのおとながあるいてきただけですの。」


は?ウソって…嘘?

妹って、嘘大嫌いなのに?!

本人、平然としてる!


「嘘ついちゃダメって普段言ってるくせに!」

「ときとばあいによるですの。アレはあたしたちじゃ、おいはらえないですの。」

アレって何だよ!?

友達と遊んでるの中断したのに!

「…僕、戻る。」

「ダメですの。あぶないですの。」


ぎゅっ


手を繋いでる力を込められた。

力が弱いから痛くないけど、離さないってことらしい。

はぁ…友達も帰っちゃったし、いーけどさぁ…。

お家に帰って、ママに報告したら、何故か褒められた。

なんで?帰るって言い出したの、妹なのに、何で僕が褒められるの?


その後、ママは警察に電話してた。

何なんだろ?



後日、ロリコンのお兄さんが捕まったって聞いた。

ロリコンってなんだろ?

妹ちゃんにはよくある事なので、報告しなかったらしいです。

お兄ちゃんが褒められました。

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