↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生錬金術師は楽しみたい  作者: ルケア


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

129/130

レディオーレの町

OFUSE始めました。

https://ofuse.me/rukea


ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。

https://rukeanote.hatenablog.com/


さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。

https://twitter.com/rukeanote

 魔物を蹴散らして町の中へと入る。……活気があるな。という事は、防衛線では優位に立っているという事でもある。原因さえ何とかすれば、普通に活動できそうだな。


 まずは冒険者ギルドだ。ギルマスに会わないといけない。話はそれからだ。色々と考えられることはあるんだけど、それは調査をしてからだな。


「失礼。クレマグリッドの町から来た冒険者だ。ギルドマスターに話を通してくれると助かる」


「応援に来てくれた冒険者ですか? まだギルドとしては応援を頼んだという報告は受けていないんですけど……」


「クレマグリッドの町のギルマスの判断で送り込まれた。問題解決の専門家みたいなものだ。そういうクランなんだよ。だから応援として寄こされたって感じだろう。多分だけど」


「はあ。まあ、来てくれたのであれば、ギルドマスターにお繋ぎしますね」


「頼む」


 やっぱり応援は頼んでいないと。自分たちで防衛が出来ているんだからそうだろうな。これが長引いてきて、負傷者が多くなってきたり、物資が滞ってきたら応援を頼むんだろうけど、普通は自分たちで解決できるのであれば、した方が良いからな。


 そういう話だから、ギルマスが手紙を書いたんだろうし。普通に応援に向かわせるだけじゃないって事なんだろうな。……面子を潰さないと良いとは思うけどな。変に拘られても面倒ではあるんだけど。こういう時は早期解決をした方が良いのは確かだからな。


「どうぞこちらです。ギルドマスターは会うとの事でした」


「それは助かる。こっちとしてもわざわざ移動してきたからな。手紙も持ってきているし、渡さない訳にはいかなかったから」


 ギルドマスターの部屋に通される。……ドワーフだな。歴戦の勇士という所か。うちのギルマスとは大違いだな。あっちはアサシンであることを隠すために目立っているし。


「来たか。応援は頼んでいない筈なんだがな」


「町の外の戦闘を見る限り、スタンピードで被害が出ているようには見えなかった」


「ふん。当然だ。その程度の事でこの町が揺らいで堪るか」


「だが、解決の糸口は見つけられていない感じを受けた。俺たちは問題解決の方を担当しに来た感じだな。これがクレマグリッドの町の冒険者ギルドのギルドマスターの手紙だ。内容を確認してくれ」


「見よう。……ふむ。……なるほどな。別の町での魔物の活性化の対処実績があり、魔法陣に造詣が深いとある。問題解決に送り出してきたとしては、及第点だろう」


「こっちとしても冒険者ギルドの面子があることは解っている。だから積極的に防衛に参加する事はない。あくまでも、問題を解決しに来た感じだな。それと、冒険者としての目的は、ハーミット鉱山の方を探索できればと思っている。そっちは封鎖されていないよな?」


「ハーミット鉱山か。麓で金を掘らせているが、今は止めている。活動をするなら好きにしろ。儂からは何も言わん。だが、それもスタンピードが終わってからだ。それからなら自由にしてくれても構わない」


「解った。全力で対処しよう。……原因不明で処理しても良いんだよな?」


「原因は解っとらん。解っとるのは、コバルト高原以外ではスタンピードが起こっておらん事と、特殊個体は出てきていない事だ。そのくらいしか解っとらん」


「それだけ解れば、原因はある程度推測できる。……絞り込むのは不可能だけどな」


 コバルト高原以外では起きていない。特殊個体が出てきていない。この2つの事から、原因がある事は解る。外部的要因である可能性が高い事も解る。自然現象なら、他の魔境にも影響が出てきてもおかしくないからな。


 となると、調査が必要か。……面倒な事になっている可能性もあるという事で、色々と考えて動かないといけないだろう。


 最悪のパターンは、コバルト高原の魔力スポットが汚染されている事ではあるんだけど、それを解決するなら、割と面倒である。そんな事は無いと信じたい所ではあるんだけどな。


 さて、どうするか。今日中に片付けば早いくらいだけど、最悪を想定するのであれば、明日からの活動の方が良いとは思う。


「とりあえず、活動は明日からだな。最悪を想定しよう。そんな事にはなっていないとは思うが、明日の朝から動いた方がまだいい。夜が一番危険になる可能性もあるし、今から魔境に行くのも流石にな。しっかりと休んで、明日に備えよう」


「最悪を想定とは言いますが、最悪の事態はどんな感じになるんでしょうか?」


「最悪の事態は、コバルト高原の魔力スポットが汚染されていること。可能性としては低いが、ない訳ではないからな。まあ、面倒な儀式を行わないといけないし、生贄も必要になってくる。そんな事をする様な貴族が居ないと信じたい所ではあるけどな」


「……生贄ですか。それはまた」


「流石に無いと信じたい所だな。そこまで貴族が腐っているとなると、話は大きく変わってくる。その貴族を取り除かないと、また同じことが起きるぞ」


「それはそうなんだけど、まあ、そこまでの事態にはなっていないと信じたい所ではあるな。影響が出る様な儀式を行うには、10日くらいは時間がかかるし、魔境の魔力スポットを探さないといけないから、普通は出来る事じゃない。兵士のレベルが低ければ、そんな事にはならないはずだ。可能性としてはあるが、低い。消しても良い訳ではないが、まず無いと考えても良い」


 可能性としてあるだけだからな。そもそも魔力スポットを特定するのに時間がかかるだろうし、それを見つけても、生贄を必要とする儀式を行わないといけない。


 普通の兵士であれば、そんな所で10日間もその儀式場を守ることは出来ないはずだ。この町の兵士の平均レベルが80を超えていないと不可能だ。……まあ、それが出来る環境にあるというのであれば、兵士団を抑えている貴族が犯人だという事になるんだけどな。


 そんな事はまず無いとは思う。もうちょっと別の方法でやらかしているとは思うんだよな。原因の特定は難しい。行ってみて、見てみない事には話にもならない。


 本当であれば、シルエンディールとエキドナを先行させて、何が原因なのかを見て貰って、解決できるのであれば、そうしてもらった方が良いんだろうけど、それだとクランメンバーにスタンピードの原因の対処を見せることが出来ないからな。


 俺やアウスラリアが居なくても、こういうことを解決できるようになって貰わないと。別行動だって普通にあり得る訳で。俺が居なければ無理とか、アウスラリアの召喚獣が居なければ無理とか、そういうのはなるべく避けた方が良い。


 出来るのであれば、クランメンバーに解決を頼みたい所ではあるんだけどな。……流石にそれは難しいか? 原因を探るくらいなら出来るとは思うけど。明日は皆で総当たりをしないといけない。非常に多くの魔法を使ってもらわないといけない。


 探知は勿論だけど、原因になりそうなものを特定する魔法を1人で10や20は使ってもらわないといけない。高等技術ではあるんだけど、それくらいしないと原因を突き止めるだけで10日や20日はかかってしまう。


 流石にそれでは遅いからな。大規模に調べる。シルエンディールとエキドナを使わないで問題を解決できるなら、それに越したことはないからな。……無理なら遠慮なく使うけど。出来る限り自分たちで何とか出来た方が良いのは確かだからな。


「そんな訳だ。明日の朝、冒険者ギルドの前で集合な。では、解散。ゆっくり休んでくれ」


 俺も休まないとな。多少は野営の疲れが残っているし。万全の状態で挑みたいからな。何が原因なのかは知らないが、とっととハーミット鉱山の方に行きたいんだ。こんな所で止められている訳にはいかないんだよ。


 サクッと問題が解決できれば良いんだけどな。簡単にはいかないだろう。簡単に解決できるのであれば、そもそもここの冒険者ギルドが解決できている筈なんだ。出来ないという事は、それだけ面倒な事になっているという事でもある。特に魔法を必要とする解決方法であれば、止まっていても不思議じゃないんだよな。冒険者で魔法を使える人の方が稀なんだし。


 明日に備えて寝る。体力勝負になる可能性もあるからな。面倒な事になっていないと良いんだけどな。大規模な魔法でドカンと出来るのであれば、それに越したことはないんだよ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。