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転生錬金術師は楽しみたい  作者: ルケア


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討伐開始

OFUSE始めました。

https://ofuse.me/rukea


ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。

https://rukeanote.hatenablog.com/


さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。

https://twitter.com/rukeanote

 準備はした。覚悟もした。これより討伐に向かう。逃がさないようにしないといけない。こっちが先に見つかることは避けないといけない。向こうも見張りはいるだろうが、処理は早めにだな。その辺はアサシンのクラスの出番だ。


 素早く、一瞬でケリを付けて貰わないといけない。そのくらいは出来る様にはなっている。簡単では無いだろうが、サクッと出来るだけの実力はある。


「さて、行こうか。時間的には夜になるとは思う。その方が戦いやすいからな。暗視の魔法は全員が使えるようになっている。味方と間違わないようにだけ気を付ける事。……それじゃあ、行くぞ」


 ガレイラ草原を駆ける。道中に出てくる魔物も処理しながら進む。勿論だけど、素材は採取していく。それくらいの時間はある。奥地まで行くのに、どうせ時間がかかるんだからな。1日がかりで向かわないといけない。


 普通のクランだと、2日とか3日とかかかるんだそうだ。その辺は情報収集で得た事だ。……全員のレベルを高水準で維持するのは難しいだろうからな。それが普通だろう。


 まあ、俺たちはそもそも少数精鋭な訳なんだけど。他のクランを待たないといけないくらいの戦力しかないように見える。


 見えるだけで、その実力は一線を画すんだけどな。全員が全員、強者である。シーカーだからといって、戦えないという訳ではない。シーカーも魔物と対峙しなければならない環境で育ってきたんだ。サポーターだろうが戦闘は出来る。そのくらいの実力者で揃っている。


 たった13人かもしれないが、負ける気はさらさらないんだ。全員逃がさずに処理していけば良いとは思う。今回は幾ら稼げるだろうな。大分稼ぎ的にも大きいと嬉しいんだけど。


 走りながら真っ直ぐと進んでいく。……こっちの方向であっているはず。まあ、多少はズレていても索敵系の魔法でどうにでもなるんだけどな。魔物を避けないで真っ直ぐ進む。避ける必要が無いんだから、どんどんと進んでいく。


 フルマラソンを何回もするくらいの距離を走り切らないといけない。常人だと厳しいが、レベルが上がれば体力も上がるんだ。身体能力も上がっていく。レベル差があればある程、戦力的には相手にならなくなっていくからな。それをひっくり返すのが醍醐味でもあるんだけど。


 300kmくらい走って来ただろうか。辺りはすっかり夕方になっている。まあ、途中で休憩も入れたし、魔物を狩りながらだから、こんな時間になったけど。


「さて、後2km先に敵の拠点がある。それは魔法で感知できたとは思う。見張りは6人、5か所に居る。それらも処理していかないといけない。人数的にも1か所ずつ順番に潰していく。何か意見があれば聞くが?」


「それで良いとは思うぞ。順番に処理した方が良いだろう。慎重に行く方が良い。逃げられましたというのが一番不味いからな。魔法で感知したところ、1000人くらいの集団が居ることは解っている。それを逃がさないで処理しないといけないんだ。1人100人くらいを相手にすることになるが、訓練の事を思ったら余裕だろう」


「死体はなるべく残した方が良いんですよね? 殺す方法も考えないといけないですし、面倒ではありますけど、それは出来るだけの実力を付けています。こんな所で負けてなんて居られませんからね。圧勝して帰りましょう」


「質問がある。シルエンディールとエキドナは使わないのか?」


「勿論だが使う。だが、逃げ出した奴らを狩ってもらうからな。戦力としてはあてにしてはいけない。勿論ではあるが、俺が逃がさないように魔法で壁を作る。その中で戦闘だ。その壁を超えられそうな奴だけ対処してもらう。……最初から任せたら、相手にもならないからな」


「それはそうか。……相手にもならない召喚獣が後詰に居るんだから、のびのびとやればいいか」


「殺しは初めてだけど、何か注意する事はある?」


「目を見るな。声を聞くな。それくらいだな。懇願も無視だ。たとえ貴族の誰かが居たとしても、無視して殺せばいい。そうじゃないと殺されると思った方が良いな。こんな事をしている時点で貴族からは追い払われているだろうから、貴族とかどうでもいいんだが」


「まあ、その辺はな? 貴族が居る可能性もあるから、魔法にも注意だ。後はアーツにも注意しないといけない。連撃系のアーツは避けずに止める事。避けた方に攻撃するタイプのアーツも存在するからな。アーツの対処方法も教えてあるし、問題ないとは思う」


「基本的にはパーティーで動けば良いんだろう? こっちも好きに動いても良いという事だが、右か左かは決めておかないか? その方が効率が良いだろう」


「……それは一理あるな。第1パーティーは右、第2パーティーは左にしようか。真ん中は両方のパーティーが処理する事。基本的にはそういう動きで良いとは思う」


「索敵した感じだと、建物もあるんだけど、それはどうしたらいい?」


「建物か。……となると、結構面倒か?」


「いや? そこまで面倒でもない。どうせ土で作ったか、石で作ったか、木材だから、気にせず攻撃すればいい。そんな事で攻撃は止まらないし。まあ、建物を崩して自分が埋まらないようにすれば良いだけだ。生き埋めにしてから止めを刺すのでも良いしな。その場にあるものは色々と活用すればいいと思う。……ただ、建物を作る余裕がある位には、資材なんかがあるって事だろうしな。大半の連中が外で寝ているとは思うけど」


「幹部クラスしか建物は使っていないだろう。建物はどっちが担当するとか決めておいた方が良いのか?」


「どっちでも良いとは思うが、第1パーティーで対処しよう。第2パーティーは出来るだけ外の連中を潰してくれ」


「解った。……そんな所か?」


「じゃないかな? このくらいだと思いますよ?」


「それじゃあ、準備はしておくように。装備も1度点検しよう。しっかりと装備しているのかどうかを確認してから行動を開始する」


 ある程度は決めておいたことがあるから、それで良いとして、建物があるのは想定外だからな。よくぞ索敵の精度を上げているとは思うが。俺も解っていたけど、しっかりと索敵できている様で何よりだ。ちゃんと育っている様で嬉しい所。


 準備は終えた。点検もした。作戦もちゃんと通達した。出来ることを出来る限りやるのが良い。出来ない事は、シルエンディールとエキドナに任せれば良い。


 勝つこと以外は考えない。負けるかもしれないと頭を過ぎっても無視だ。雑念は捨てた方が良い。余分な事を考えるくらいなら、何も考えない方が良いからな。迷ったら逃げる。それで良いとは思う。


 朝が来る前に終わらせる。たった1000人程度だ。……予定よりも多いな。紛れは無いだろうが、周りの盗賊団を囲い込んだんだろう。それが想定以上に多かっただけで。


 全員で気配を消す。姿を消す。光属性魔法と影属性魔法、幻属性魔法の合わせ技だ。全員がちゃんと出来ていることに成長を感じる。


 割と高等技術ではあるんだけどな。魔法の複数発動って。でも、そのくらいの事が出来なければ、生き残れない環境で育ってきたからな。訓練の時に、ひたすら魔法を使って居たんだ。このくらいの事は出来て貰わないと困る。


 見張りは6人で5か所。気付かれないように接近して、首を刎ねる。声すら出させない。完璧なアサシンスタイル。これを見破るのは中々に難しいんだぞ。魔法が使えないとまず無理だ。


「第1目標クリア。次の目標に行くまで5分待機。準備は整えるように」


 俺は死体を漁っていく。インベントリの中には何が入っているかな? ……碌なものが入っていないな。夜食くらいしか無かった。まあ、それでも後で売るために確保はしておくんだけど。


 死体は持っていく。それだけの余裕があるんだし。後で処分すれば良いんだからな。血の臭いとかでバレても嫌だし。放置しておけば、魔物が食べるだろうから良いんだけど。


 次々に見張りを落としていく。これでとりあえずは全員殺しを経験したかな。躊躇なく殺せたし、問題は無いだろう。ここで躊躇して、声を出されていたら、少しだけ面倒になっていたとは思うけどな。まあ、少しだからどうでもいいんだけど。


 5か所目を落とした。後は本丸だけだ。見張りをしっかりと立てている所を考えるに、まあまあ頭が回る奴が居るんだろう。そもそも見張りを立てないってスタイルの盗賊団も居るからな。

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