4話
教室の扉を開けて見ると、周りからの視線が刺さった。なにか変か?
なにかゴミでも付いているのか?
と思いながら席まで行きながら、制服を見ても何もついてなかった。なんでそんなに見るんだ。
まあいい気にしなければ無いのと同じだ。
ここが僕の席か。
日当たりがいいな。
席から窓を覗くと、校門が見え誰か急いで入ってきてるのが見えた。
初日から遅刻か?だらしないな。
もっと時間に余裕を持たないと。
午前8:57分。3分でここまで来れるか?にしてもこの教室、静かすぎるな。
入学式だぞ?もっとわちゃわちゃ騒いでるやつが1人でもいると思ってたが、まあこれでも良い。
午前8:58分。
1分が経ったが来てないな。
やっぱり無理か?そう思ってるうちに担任が、教室の扉を開けて入ってきた。
「そろそろ体育館に移動するから、準備しとけよ。」
やっぱり遅刻だな。
席から立って準備しようと思った時、教室の後ろ側にある扉が、勢いよく開いた。
「ちょっと待ったああ!。」
そこには汗だくになっていた、女子がいた。
「はあはあはあ。セーフ!」
「セーフ。じゃねぇーよ!遅刻だ。蓮川!」
教室に、蓮川と言う女子と担任の声が響いた。
周りは、驚いている人がほとんどだ。
たり前だ、入学式から遅刻だ。
よくそこまで堂々としてられるな。
「いや、登校してたらなんか変な黒いやつ見つけたんすよ。」
「変な言い訳するな。遅刻は遅刻だ。入学式から遅刻とはな。蓮川全然変わってないな。」
「人って変わらない人も居るんですよ。」
と、ドヤ顔で担任に言って軽く頭をチョップされてた。
よくそこまで担任と仲良くできるな。
中学の担任だったのか?
僕が、通う高校。滝軟高校は、中高一貫だ。
この地域だと、滝軟高はかなり偏差値が高く倍率も他の高校とは、桁違いだ。
脳筋だが、勉強は出来るのか?
想像がつかないな。
そう考えてるうちに準備が出来、廊下に並んで体育館に向けて歩き出した。




