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1話

7月9日。7月になると夏の季節風が、舞い降りて夏特有の暑さだ。

陽の光が出ていないうちは、出てる時とは裏腹に想像以上に寒気が足元からじわじわ襲ってくる。

ホコリが舞っているのが月明かりに照らされて、空から宝石が舞い降りるかのようにに降り注いでいた。

それに加え鉄臭く血の匂いもしてくる。

「本当に、「化け物」なんて居るんですか?」

鴉音葉(あおば)が、少し切れた口調で「うちの、探知レーダバカにしないでくれる?」

辺りを見回してみると後ろから人影が見えた。人間か?

「翡翠はん、結衣はん、はあ......はあ......お二人とも走るの早すぎやすわぁ。」

この子のは李舞妓花奏(いぶきかなで)

京都弁を使うのが特徴的でいつもニコニコ笑ってる。

いわばムードメーカー的な人だ。

嫌いでもない、好きでもない。

鴉音葉(あおば)が周りを見回し始めた。「化け物」でも探しているのか?

「あれ、夜蛾萌(やぐも)どこいった?」

「さっきまで一緒におったんやけど、どないしはったんやる.......」一瞬不穏な沈黙が流れた。

「まあいいか、あいつのことだし何とかなってるでしょ。」

左から足音が聞こえてきた。

振り向いてみるとそこに夜蛾萌(やぐも)が、楽しそうにこっちに向かって走ってくるのが月明かりの影で分かった。

「みんな〜見て〜可愛い子いたから連れて来ちゃった〜★」

話を聞いてわかった。こいつが連れてきたのが人間じゃなくて「化け物」だって事が。周りは、唖然と静かになり驚きが隠せなかった。

「なっにしてんの!?それ、化け物のだよ!?」「可愛いの?、その気持ち悪いの.......」

明樹羅(あきら)はんの判断能力えげつないなあ」

気持ちが悪い。

丸い形をしているのに横から三本ずつ腕が生えている。

合計で6本腕があり、指が30本あることになる。

腕があるのに足がない。

足がないのにどうやってここまで来た?。だがそんなのは関係ない。

今すぐにでも倒さなければ。

「化け物」を。

漢字が難しくてすみません。

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