魔道具
魔道具とは、魔法陣に便利な魔法を込めた様々な道具の総称
魔道具士が作ることもできるし、ダンジョンの宝箱から見つかることもある。
製作にお金がかかるので、基本的に高価。
ここではヴィオが見た事のある魔道具について記載しています。
段々増える可能性はあり。
≪ア行≫
●色変えの魔道具
瞳や肌、髪色などを変えることが出来る。
メガネ、髪飾り、腕輪などが多い
●色変えの魔道具(ヴィオ専用)
母親アイリス手製の魔道具、色変えの魔法陣の他、聖属性の魔石が使用されており、持ち主の生命に危険があった時、数時間結界で護るという機能が付けられていた。(結界発動と同時に色変えの魔法陣への魔力は流れなくなる)ヴィオが川に流されて大丈夫だったのはそのおかげ。
●折り畳み椅子
軽量化された椅子
●握力計
テニスボールサイズのボール、握れば強さが分かる
人族女児洗礼前:3~5
獣人(肉食)洗礼前:5~10
人族成人女性:20、男性:30
獣人成人女性:40、男性:70
冒険者成人女性:50~80 男性:120以上
≪カ行≫
●結界
テントの周辺など3~4か所以上に魔道具を地面に刺し、魔力を流して使用する。
●軽量ハンマー
見た目は普通のハンマーだけど非常に軽く、持ち運びに便利
●鑑定眼鏡(簡易)
100ナイル(銀板1枚:10万円)
無生物に限り、名前、種類、採集地などが分かる。素材採集の場合は残存魔力も確認できる
●鑑定眼鏡(特殊)
1ダリル(1金硬貨:100万円)
王都の魔道具屋にて発見。
生物に対しても【鑑定】が可能、ヒトに対して行えば 体力、魔力、属性などが判明する、教会の水晶玉の魔術具から考え出された魔道具とされていたが、実際には瀕死の魚レベルしか見れない詐欺商品と分かった。
≪サ行≫
●属性武器
各属性が込められた武器の総称
武器にひとつにつき一属性が基本、魔力を流すだけでその属性の魔法が使える
例)火属性→炎を纏った剣、炎を吹き出す剣など
●炊飯器
ポアレスを美味しく食べることができる魔道具
内釜には水分量の目安ラインも引かれており、初めての人でも安心して使える
●支配の魔道具(隷属の指輪と対)
隷属の指輪を管理する道具
10センチ大の円い台の中心部に魔力を流せば、指輪を着けている者に命令が出来る
円の外延部には10個の穴があり、魔石が嵌められる。この魔石の色で奴隷の現状が把握できる
緑:命令遂行中
赤:命令違反逃走
割れる:死亡
●聖水
教会が権利を持つ魔道具の一種
魔素無しの水に聖属性魔力を込めた物
浄化効果があるため、聖属性持ちがいないパーティーがアンテッドのいる場所に行くには必須アイテム
≪タ行≫
●冷たくなーる
保冷剤
≪ナ行≫
●体力回復薬
緑色の液体。体力を回復させる。ランクによって値段が変わるし、作り手、薬草の魔素量によっても回復量に変化がある。
ダンジョン産のポーションは一律。効果が高いため人気。
低級:擦り傷などが治る、銀貨1枚(10ナイル)(サマニア:5ナイル)
中級:切り傷、打撲などが治る、銀貨3枚(30ナイル)(サマニア:10ナイル)
上級:骨折が治る、大怪我も対応できる、銀貨15枚(150ナイル)(サマニア:50ナイル)
特級:欠損部位も直後であればくっつく。製作不可。ダンジョン製のみ(1金貨以上)
≪ハ行≫
●引き寄せのネックレス
ヴィオが形見として渡されたネックレス
対になっており、どちらかの近くにネックレスが近寄れば、互いに反応し引き寄せられる。
雫型のネックレスは菫の花が二輪描かれている。
ヴィオに渡されたネックレスには、生前母がヴィオを護る為に聖属性の魔石に様々な魔法陣を込めていた為、身に着けていると聖属性の魔力に包まれることとなった。
●保温機能付き水筒
魔法瓶のような物で淹れた時の温度が変わらない。
●火おこしの魔道具
野営中に火をおこしたい時に簡単に出来るというもの、ライター的なもの
≪マ行≫
●魔物除け
街道に電柱のように立っているものは魔石が中央部分に入っており、街を行く冒険者などが時々魔力を流して補填している。
普段は周辺の魔素を吸っている(ソーラーパネル的な感じ?)ので完全に止まることは無いが、効果範囲が狭くなるので、定期的な魔力補充が有効。勇者が考えたアーティファクト
●魔獣除け
細かい粉になっているタイプは、焚火に投入して2時間程効果がある。
交代要員が居るパーテイーの夜営では、5時間保つ棒のタイプを使う
●マジックバッグ
見た目以上の物が収納できる鞄、冒険者や商人から大人気
容量が多いほど高価
生物を入れることは出来ない
時間を止める機能が付いたものはダンジョンで時々発見されるが、大抵見つけた冒険者の物となり出回ることはない。
ヴィオのマジックバッグは母作で、時止め・容量が貴族の屋敷程度、使用者制限がかかっており、ヴィオ以外が使おうとすると只の布袋
●魔力回復薬(MPポーション)
青色の液体、魔力を回復させる。
ランクによって値段が変わるし、作り手、薬草の魔素量によっても回復量に変化がある。
ダンジョン産のポーションは一律。効果が高いため人気。
飲み過ぎると魔力過多状態になるため注意が必要。
低級:2銀貨(サマニア:10ナイル)
中級:5銀貨(サマニア:30ナイル)
上級:1銀板(サマニア:80ナイル)
●魔法武器
魔法が使える属性武器とは違い、魔力を流しやすくなる武器の総称
ミスリル、オリハルコン、ヒヒイロカネなどが使用されている。
大抵はダンジョンの宝箱から発掘される。
≪ヤ行≫
●湯沸かしの魔道具
お湯に浮かべて魔力を流せば適温まで温める、その後そのまま入れておけば保温になる
自宅用は壁掛け型、冒険者は持ち運び用を使う
≪ラ行≫
●ランタン
野営中に使うランプ、魔石で光るので火がちらつくという事がない
●隷属の指輪(支配の魔道具と対)
隷属させたいものに指輪をはめれば、本人の意思では外せなくなる。
主人が持つ魔道具と連携しており、主人の命令を遂行しなければ激しい痛みが全身を覆う。指輪の支配を逃れるなら手を切り落とすしかない。