新しい赴任地にて・・・その賭けまった
「はあ。。やれやれ」
腰が痛い。俺h荷物の整理を中断した。未開封の段ボールの中身はほとんど本。結局、捨てる事も出来ず、前任地から持ってきたが今更の後悔。
俺は西野結城29歳、社会科の高校教師をしている。前任地は札幌市の高校。転勤でここ浜岡市浜岡西高等学校に赴任。担当は世界史、部活動はサッカー部の副顧問、校務では生徒指導部に回される。
インドア派の俺は「部活は文科系で、とお願い」したが、管理職から却下。「日本史の十和先生がサッカー部の顧問で生徒指導部だから」という理由で、おしきられた。
俺のポンコツでヘタレぶりを知らないんだな。苦労と涙の止まらない1年になりそうだ。
浜岡西高は、ランクでいうと管内で3番手、1ランク上とは僅差で、進学指導に力を入れてるそうだ。まあ、俺の前任校よりは、ぬるい。前任校は塾の有名講師の口座があったり、課題と小テストがたんまりあった。
テスト作成採点と、忙しすぎた。
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「校長先生、亀田先生がまだ来てません」
「ふぁ?」って俺はビックリしたけど、新任でない先生は止め息まじりに「またか」とつぶやく先生も。
続けて「斎藤先生も来てません」の声
新年度、最初の授業日、二人お休みか?亀岡先生は確か国語の定年近い男の先生で、斎藤先生は・・・俺はまだ知らない。
「亀岡先生は、今、奥様から連絡で、今朝早くに救急車で病院に運ばれ、そのまま入院になったそうです」の声に国語科の先生が、即集まって話し合いになった。
事務が斎藤先生の携帯は留守電で、市内に住む両親に電話をかけたが、こちらも応答なし。との事
「了解しました。では時間も有りませんし、幸い今日は春休みの課題の回答でどうでしょう。空いてる先生が、振り替わりで入る事で・・・?」
主任のごくあたりまえの提案。管理職の了解全体で打ち合わせ。
俺は自分の授業時間以外に、3年B組に一時間目に入る事に
3Bクラスは、騒がしかった。廊下に響くほど。
「ほら、賭けは俺の勝ちな。斎藤講師様は、新学期には、出て来れねえって」
俺は中に入らず、少し話を聞く事にした。




