表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/83

もふもふ少女の呼び方

「じゃ、お邪魔しました」

 しばらく何気ない会話をして、夕飯の時間になったので帰る事にした。

 靴を履いてドアを開けようとした。その瞬間、後ろからいつもより少し大きめの野代さんの声が玄関に響いた。

「せ、先輩!」

 俺は少し驚いて後ろを見る

「何?」

「その……かなみで」

「……ん?」

 かなみ? どゆこと?

 野代さんは顔を少し赤くして

「呼び方、お母さんとややこしいので……かなみで」

 ああ、なるほど

「分かった、次からそうする」

 ドアノブに手をかけるとまた野代さん……いや、かなみさんがまた口を開いた。

「先輩! これからも……よろしくお願いします」

 何て嬉しい言葉……俺はにやけそうになる顔を無理矢理抑えて、にやけずに笑顔で答える。

「よろしく、かなみさん」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ