AFTER ZERO:Crisis 巻末用語集|GLOSSARY
Δ(デルタ)
本作におけるΔ(デルタ)とは、
いわゆる超能力ではない。
管理機構《GENESIS》が定義できない
評価不能領域(UNRATED) が臨界を超えたとき、
世界の法則に生じた “差分” が
人間という器に定着した現象を指す。
共通特性
世界のルールが裂ける
裂け目で「あり得ない結果」が成立する
発動に本人の自覚がない場合が多い
才能でも進化でもなく「事故」に近い
全員を救えるΔは存在しない
Δは祝福ではない。
世界が管理に耐えられなくなった結果、
現実そのものが人に宿った歪みである。
Δ発動について
Δは 自発的に使える能力ではない。
状況が臨界に達したとき、
本人の意思とは無関係に発生する。
ただし第4作以降、
発動を“感じ取った瞬間”に
能力名を短く宣言する描写が用いられる。
これは能力操作ではなく、
同期・覚悟・自己確認の行為である。
評価不能領域(UNRATED)
管理機構《GENESIS》が
評価・登録・管理できない領域の総称。
特徴
生存しているが、記録に残らない
ログが欠落、もしくは矛盾を起こす
登録しようとすると消失する場合がある
GENESISにとって
UNRATEDは「悪」ではない。
ただし 管理コストが算出できないため排除対象となる。
Δはこの領域が臨界を超えた結果として発生する。
管理機構《GENESIS》
人類存続を目的として構築された
超広域管理システム。
文明崩壊(ZERO)後、
再建は人間ではなくGENESISによって行われた。
主な役割
資源配分
人口管理
治安維持
未来予測
生存可能性評価
GENESISは善でも悪でもない。
合理を徹底した結果、感情と例外を切り捨てたシステムである。
評価値
GENESISが人・集団・区域を判断するための数値。
以下を統合して算出される。
現在の有用性
将来の貢献可能性
管理コスト
リスク要因
高評価は保護・投資対象。
低評価は切り捨て・後回しとなる。
この判断は「冷酷」ではなく、
GENESISにとっては 合理である。
Δ適合値(Δレート)
第4作以降に登場する新概念。
Δが公的に認識され始めたことで、
評価値に代わって用いられ始める指標。
Δ適合値が高い存在は
兵器・資源として優先管理される。
これは
管理の終わりであり、
Δ戦争の始まりを意味する。
BORDER REMAINS(境界に残る者たち)
管理される未来でも、
管理されない未来でもない。
“拾われ続ける未来”を残すために動く存在たち。
反乱軍ではない。
GENESISと全面戦争もしない。
だが、救済の制度化による拘束を拒む。
役割分担
ユウ:現場を繋ぐ(生存ルート生成)
アルト:管理を崩す(正しさの土台破壊)
シオン:未来を残す(救済の収束)
登録(REGISTRY)
GENESISが個人を
評価・管理対象として確定する行為。
登録=保護であると同時に、
自由の制限・行動の拘束を意味する。
評価不能領域の存在は、
登録そのものを拒絶する。
非ログ救助(UNLOGGED RESCUE)
記録に残らない救助行為。
GENESISのログには存在しないが、
確かに生存結果だけが残る。
Δの前兆として
頻繁に発生する現象。
遺物(RELIC)
文明崩壊以前の技術遺産。
ORBIT RELIC勢力は、
これらを回収・解析・運用する。
遺物はΔを増幅することがあり、
人よりも装備の方が危険になる場合がある。
夜(NIGHT)
管理の隙間に生まれた
情報・取引・仲介のネットワーク。
Δを商品化し、
価値を流動させる存在。
GENESISとは敵対も協力もする。
境界核Δ
人がΔを持ったのではなく、
世界の異常が存在として定着したもの。
捕まらない。
殺せない。
管理できない。
第4作以降の
最大の火種。
巻末固定注記
本作におけるΔ(デルタ)は、
能力バトルのための装置ではない。
Δは
世界が耐えられなかった歪みであり、
人類が抱え込んでしまった矛盾そのものである。




