表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
戦隊モノの青にされたけど俺以外は敵に寝返った件  作者: 観音寺 和
たった一人の戦隊ヒーローの冒険
92/208

第92話 青い彗星の件

「────これは意表をついて丸くて可愛い車だな。────俺にぴったり」


「────そ、そうかな!?俺としてはブルーと可愛いが結び付かないけど、気に入ってくれたのなら嬉しいよ!」


───────マナ・Bはしれっと失礼な事を言ったな。


────『カワイイは正義』とか前にテレビのCMでキャッチフレーズに使われていたが、カワイイが正義なら、正義=ヒーローなんだから、俺に通じると思っているのだがな。


────とりあえず俺は車の鍵に可愛いダイオウグソクムシのキーホルダーをつけようとしている位可愛い物が大好きなのだがな。

────ダイオウグソクムシのキーホルダーはまだ買ってないけどな。

────あ、でもよく考えてみたらそんなにダイオウグソクムシって俺の好みじゃなかったわ。

ダイオウグソクムシのビジュアルをスマホで検索してそう思った。


「────ブ、ブルー、なんで突然スマホで検索し始めたの?もしかして何か怖いこと検索してる?」


「────なんでそんなに被害妄想が激しいんだ?」


「────ブ、ブルーはちょっと胸に手を当ててみて、自分の行いを(かえり)みてよ………」


「────うーん、胸に手を?─────そうだなぁ、これで思い出すことは、心臓に毛が生えてるとか、他の内臓にも毛が生えてるとか誰かさんに酷いこと言われたことかなぁ────?」


「────え?え?誰だろうね、ブルーにそんなこと言う奴って!!」


────俺はマナ・Bを指差す。

俺は死ぬまで忘れないぞ。


「────と、とりあえず車の説明するよ!」


─────誤魔化したな。

─────でも死んでも忘れないぞ。


「────え~とね、ベース車両は平成初期の物なんだけど、なかなか良い感じだと思わないかい?」


「────ほほう、平成初期の物か。相当古いものだな。そんなものがちゃんと走るのか?」


「────ブルー、うちの車両部をなめてもらっちゃ困るよ!確かにベース車両は古いけど、うちの車両部がそのまま使うわけないじゃないか!今回はエンジンは軽自動車だから660ccだけど、馬力は200馬力オーバーだからね!普通のノーマルのフレームで剛性が耐えられないのは最初からわかってるから、フレームから手が入っているからね!」


「────ほほぅ、200馬力オーバーと言うのは凄いのか?」


「────このサイズでは化け物って言っても良いかもね!軽くノーマルの4~5倍は有るね!」


「────車の剛性は極限迄高めているし、足回りも複筒式の減衰力調整ついてる車高調いれてあるんだよ!!」


「────ほほぅ」

ああ、どんどんマナ・Bの説明に熱が入ってくるが、全く言っている意味がわからん。

でも喋りたいみたいだし、放っておくか。

─────まぁ、この間助けてもらった時の借りをここで返すか。

通常なら冷たく切って捨てるところだが、生暖かい目で見守ってやろう。

────でも、死んでも忘れないけどな。


「────馬力に関してはターボ+スーパーチャージャー+NOSナイトロオキサイドシステムをダイレクトポートで取り付けて実現してるんだよ!冷却にインタークーラーなんかもつけてるのにほとんどノーマルの外観を保ってるってかなり凄いんだよ!!」


「────そんなのを初心者の俺が運転出来るのか?」


「大丈夫!NOSをオンにしたり、アクセルさえおもいっきり踏み込まなきゃ、普通はスーパーチャージャーの恩恵しか感じないよ!!」


「────じゃあ乗って見ても良いか?」


「────ああ、俺が横に乗って説明するよ」


───バタン。

────キュルキュル、ブオン。


────おっ、エンジンかかった!


「────電気自動車にするって案も有ったんだけど、色々皆で検討会やってあえてガソリンエンジンにしたんだぜ?」


「────まずはゆっくりバックして方向転換してそとに出ようか─────ぁ!?」

マナ・Bが思いっきり前のグローブボックスに頭をぶつけた。

フロントタイヤが白煙を上げて空回りし、勢い良く後ろに向かって走り出した。


「わ────い!早い早い!」

─────俺はマナ・Bの言うことなんか聞かず、バックギアに入れて思いっきりアクセルを踏み込んだのだった。







はい。


例のごとくブルーは人の話なんか聞きません。

本能のままに、有るがままに、わがままに動きます。


マナ・Bのスリルドライブの始まりです。


助手席に乗ったのが運のツキです(笑)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ