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戦隊モノの青にされたけど俺以外は敵に寝返った件  作者: 観音寺 和
たった一人の戦隊ヒーローの苦悩
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第38話 急行せよ!件

「おお、今日はマナ・Bが出勤してたんだな」

 階下に降りるとマナ・Bが車の前で待っていた。


「今のところ敵はマナ・Bの居る時を狙って来てる様だな」

 今度、マナ・Bが居るときは敵が来ると言いふらしてやろうと思う。

 ────まだ2回目だけどな。


「ほんと、元気よく出社する意欲がないよ………今日は何事もなければ良いけどと思ってたのに………ツイてないよ………絶対ブルーの相手をすることになる時は何かあるんだから」


「きっと今回の敵の目的は、前回マナ・Bにやられた不幸な戦闘員の弔い合戦だな。ある意味マナ・Bのせいとも言える」


「───ブルーは、さりげなく嫌な言い方するよね」

 車に乗り込みながら俺にささやかな反撃を試みるマナ・B。


「────そう言えば、俺の情報ではこの間の幼稚園の先生と連絡先交換したそうじゃないか」


「────え!?どうしてそれを!!」

 飛び上がる勢いで驚くマナ・B。

 ふふふ、私の情報網をなめてもらっては困るよ。


「もうすでに何回かデートをしているようだな」

 あっと言う間に顔が赤くなる。

 ────可愛い奴よのう。


「社会人になっての出会いで、デートにファミレスを嫌がらない女性と言うのは今の世の中ポイント高いな!」

 親指を立ててみせる。


「あの時は夜勤明けの早い時間で、まだお店やってなかったんだよ………ってどこまで把握してんだよ!?」


「聞きもしないのにアイちゃんやゴンちゃんが教えてくれるぞ」


「────あんたこの短期間でどんだけAIを手懐けてんだよ………」


「信頼関係は金や時間じゃないのだよ」


「ブルーを見てるとほんと、そう思うよ………」

 車を走らせながら呟く。


 マナ・Bは運転に集中するために話を切り上げたいようだ。

 じゃあ最後の駄目押しでもしておくか。

「きっとあと少ししたら、彼女が帰った後気付くと今月号のゼ◯シィとかが部屋においてあるぞ」


「────頼む、俺たちの事はそっとしておいてくれ」

 マナ・Bがちょっと涙目になったので、今日はこれくらいにしておいてやろう。





暇だと言って再開した割に、今週はなにかと忙しかったです。

────オンライン飲み会とオンラインゲームで忙しかったのは内緒だ。

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