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31 ぴんぽんぱんぽん、理科室で火事が発生しました。生徒の皆さんは、すみやかに――

 そんな惨状を知る由もない優と躑躅は、依然として生徒会室の前に立ち、野分が戻ってくるのを待っていました。


「ノワキのやつ、だいぶ遅いな」

「だってそもそもおかしいんだわ? 私たちは今日、荷物なんて持ってきてないもの!」

「いや……ツツジ。だからさ、それは方便で――」


 ――ジリリリリリリリリリリリリ――!!


 優と躑躅が会話に花を咲かせていると、突然、非常事態を知らせるけたたましい音が校舎じゅうに響き渡りました。


「か、火事? 火事なんだわ! それとも不審者が校内に入ってきたとか……? あ、スグルのこと見た人が鳴らしたのかも!」

「理由は今どうでもいいだろ、とにかく避難するぞ」

「そ、そうだわ!」


 狼狽える躑躅を、優が冷静に諫めて、二人は避難を開始します。


 さて、このような非常事態における四原則、小学校などで嫌でも覚えさせられる「おかしも」。

 おさない、かけない、しゃべらない、もどらない――ですが。それをこの二人が律儀に守るかというと――そんなはずはないのでした。


「どうしようどうしようスグル! ノワを置いてきちゃったわ! もどらなきゃ!」

「このノータリン女が。今の音であいつも避難するに決まってるだろ」

「親友の心配しただけなのにひどいんだわああ!! わんわんわんわん!!」


 彼らは大声で喋りながら、全速力で廊下を疾走していきます。 


「これなに!? 火事!?」「よく分かんないけど二階が燃えてたって!!」「理科室から出火って聞いたけど」「とうとうあのDQN共がやらかしたのか!?」「こんなオンボロ校舎すぐに燃えちまうよ!」「窓から隙間風入り放題だし勢いやばいんじゃねえの!?」「隙間っていうかもうどこからでも大歓迎って感じだけどね!」「言ってる場合かよ!!」


 一階、玄関前――


 そこにはすでに、放課後の部活中だった大勢の生徒が押し寄せ、大混雑となっていました。


「みんなどくんだわ! 私とスグルを通すんだわ!! 命の価値の違いを考えるんだわ!!」

「こらこら」


 躑躅が躊躇なく前方の人だかりを押して、無理やり通ろうとするのを優が止めます。


「ツツジ、落ち着け」

「でもこのままだと死んじゃうわ! 真っ赤な躑躅が咲いちゃうわ!」

「真っ赤な躑躅ならもう頭についてるだろ、ほら」

「きゃうんっ」


 岩躑躅の紅い髪留めをデコピンしながら、優は言います。

 

「お前も含めここの生徒はバカだから、玄関から無理に避難しようとしてるけど……普通あるだろ、他にも非常口が。そっち探そうよ」

「――確かにそうだわ! スグル天才!」

「周りの知能を下げて主人公を有能に見せるなろう系の常套手段かな」


 などと呟きつつ、後ろを振り返った二人ですが――


「おいこの列なんだよ」「ちょマジで前の奴らなにしとん!」「後ろ詰まってんだけどー!?」「これで俺ら焼死体になって出てきたらお前らのせいだかんなぁー?」「てか木造なら分かるけど現代の校舎って燃えんの?」「知らないけど白住はボロいし」「トイレとかマジで汚いよな、未だに昭和みたいなタイルの壁で」「小便器流すの手動だし」「男子トイレそうなの? 女子トイレわりと綺麗だけど」「はあー、これが配慮ってやつですか?」「なあ全然この列進まないけど、なに? 前の奴らはこの状況でいちいち靴とか履いたりしてんの?」


 後門もまたたくさんの生徒たちで埋め尽くされ、もはやこの人の波からの脱出は不可能だったのでした。


「本当にバカしかいない……!」

「偏差値42は伊達じゃないんだわ? ――って、わわっ……!」


「どけどけぇ!」「俺らが先行くんだよ!」


 躑躅でなくともこの学院の生徒が「おかしも」を守るわけもなく、前列の人々を押して進んできた生徒によって……


「あれ、ツツジ?」

「す~ぐ~る~! 助~けて~、だわ~!!」


 憐れ躑躅は人の波に呑まれ、優と離れた場所に追いやられてしまいました。


「すぐる! すぐる!」


 躑躅は人ごみの中で片腕を上げて、懸命に自身の居場所を伝えようと努力しますが、その距離は離されていくばかり。意思なき意思の濁流の前に、美少女は無力でした。


「わふんっ」


 流されに流された先で、躑躅は人だかりの中にできた小さな空間にたどり着きました。


「え、あ、いい、十六夜さん……!?」「大丈夫……?」「ぐ、偶然だね……」


 その空間とは、例の野分クラスの鼻つまみ者――趣味もなければ個性も将来性もない、陽でもなければ陰でもない、知性がないためにいずれ訪れる虚無に怯えるようなこともしない、圧倒的な0に裏打ちされた無キャ三人衆――彼らが集まって作り出していたものです。躑躅は偶然にも、その中央に放り出された形となりました。


「あなたたちもいたのね」


「うん、そうだよ……部活で」「あ、いや、ま、部活って言うか、駄弁ってただけだけど……へへへ」「部活行ってもやることないしね」


「そうかもだわ」


 聞いてもいない各々の部活事情を話し出す彼らに、躑躅は話半分でした。


「てか、そうじゃなくて、どうしようね十六夜さん」「なんか火事なんでしょ?」「この混雑じゃ避難できないよ……」


 躑躅はドヤ顔でこう言いました。


「あなたたちのような民草、それも根無し草の、魂の宿らなかった雑草みたいなギリギリ人間には思いつかないかもしれないけど、避難経路はこの玄関口だけじゃないの。別の、緑いろぴかぴかの非常口があるんだわ」


「あ、そっか」「やっぱ十六夜さん、機転が利くよね」「そうそう、ほら、なんか美人って顔だけみたいにバカにされがちだけど、十六夜さんは違うっていうか……」


 無キャ三人はここぞとばかりに――まったくここぞではないのですが――躑躅を褒めちぎります。しかし当の本人は、


「当たり前だわ? それより早く避難するんだわ。あなたたちのおしゃべりに付き合って、私まで逃げ遅れたらどう責任取るつもりなんだわ?」


 相も変わらず、不器の人を相手取る冷淡な対応でそのように進言しました。


 さてこの時、一人で非常口へ向かおうとする躑躅が、優のことを考えていなかったかというと、そうではありません。しっかり考えた結果、彼なら一人でどうにかするだろうという結論に至ったに過ぎなかったのです。実際優にかかればこの程度の人数、簡単に言うことをきかせられるでしょう。


「あ、そうだね……」「避難急がないとね……!」「行こうっ!」


 幸い、彼らは生来のどんくささから避難行動が遅れていたことも手伝って、かなり後方に陣取っていたため、そこから抜け出すのは容易でした。


 人だかりを抜けようともがく彼らは、自分たちを先導する美少女の背中を見て、感極まっていました。


 ――ああ、やっぱり君だけだ! 十六夜躑躅! いつも俺達の終わりなき退屈の延長線上に、突如として現れる美しい女神! 現実がつまらなくて、どうしようもなくやる気が出なくて、気づけばつい手癖でTwitterをいじってしまう、なにもない平穏な生活、息のつまった生活に、もううんざりして首を垂れる俺達を、いつもいつも――その太陽のような眩しい笑顔で! ダイヤモンドのような強固な意志で! 菩薩のような慈悲を一滴、気まぐれに落として、もうそれだけで俺たちを救ってくれる、今ここにある救世主! 俺は君で何度達したか分からない。昨日だって俺は妄想の中で君を思うまま(はずかし)めた。君の白くて柔らかい体のあちこちにキスをした。首筋から、腋やへその穴、(ひかがみ)、足の裏に至るまで、ひたすらに舐めまわした。君の全部を俺が所有してるって分かるように傷つけた。僕の上に跨って自ら腰を振る君の乳首をきつく摘まむと、君はビクンと痙攣してそのまま絶頂した。そして僕の赤裸々な愛の囁きにはにかむ君に飽きるほど膣内射精して、きっちり孕ませた。……これを気持ち悪いと思うだろうか? でもいったん冷静に、こう考えてみてほしい。インターネットの普及で誰でも簡単に、思い思いのおかずが手に入るような、ネットポルノ中毒が騒がれる2023年に、俺は、君で! 現実に存在するクラスメイトの女の子で自慰行為をしている! この真摯が、この誠実さが、どうか君に伝わってほしい! これが伝わりさえすれば、俺に非のないことを優しい君は分かってくれるだろう! そして願わくは、現実においても君のそのあどけない綺麗な顔を、俺の白濁液で欲望のままに汚させてほしい。手の届かない高嶺の花である君が、いずれ俺の傍までやってきてくれることを祈っている! そうして俺の隣でいつものように笑っていてほしい! 最初、俺らに手を伸ばして、光の向こうに連れて行ってくれる大きな存在であった君に、俺はいつの日か追いついて、必ず対等な、同じくらい大きな存在として並び立ってみせる! あるいはむしろ君を、俺と同じくらい小さな存在として迎え入れる! 今はまだ、そのきっかけが訪れていないから無理だけど……いつか、きっと()()()()()()()()()()()()()()()()()()ようにして、気が付けばそうなっているはずだから! ――ああどうか! 俺だけの天使、十六夜躑躅! いつまでもそうして俺だけの一筋の光として、俺の代わり映えしない日常を、強く熱く照らし続けてくれ! どうか――!


 これを思ったのはこの三人のうち誰だったでしょうか。あるいは全員だったかも分かりません。

 ともかく躑躅が前を走り、その度にふわりと舞う黒髪から漂う芳香をその身に納めるごとに、彼らの情欲は果てしなく膨らんでいきました。


 ……そしてそんな彼らの情欲より一層苛烈で危険な炎がこの時、正に彼らの正面から迫ろうとしていました。



 ――ボオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!



 上階から、獣のような叫びが響いたかと思うと――


「やべぇ、もう火の手がこっちまで!!」「早くしないとマジで焼けるうう!」「お前ら早くどけよおお!」「冗談抜きでヤバいって!!」


 かの不良の煉獄の火が、とうとう一階にまで到達してしまったのです!


「――!」


 非常口目指して玄関から離れていた躑躅たちは不幸にも、勢いを増す劫火に真っ先に追いつかれそうになっていました。


「マジかよ……」「運悪すぎだろ……」「なんで俺らなんだよ……」


 轟々と燃え、煮え滾った城壁が、彼女らのすぐそこまで及んでいます。


「十六夜さん!」「逃げないと危ないよ!」


「分かってるわ!」


 叫び、全力で引き返す躑躅ですが――一瞬行動の遅れた彼女に火の粉が飛び、そのスカートの裾は黒く焦げてしまいます。


「あっ……」


 そして不運とは続くものです。焦りからか、恐怖からか、躑躅はここ一番というときに、足を捻って転倒しかけます。


「……っ!」


 すわ大惨事か、と思われた時です。


「ツツジ!」


 前方から、聞き慣れた男の声と共に逞しい腕が伸びてきては、彼女を強い力で手前に引き寄せたのです。


「スグル!」


 右腕を掴まれた躑躅は勢いそのままに優の懐まで引っ張られ、その衝撃もそっちのけで頭上の彼をうっとりと見上げながら、こんなことを思いました。


 ――やっぱり更科優だけがこの世で唯一の《美そのもの》なんだわ! 完璧な布置結構というといかにも人工的だけれど、そうとしか喩えようのない隙のない容姿も、私を土壇場で救済するその英雄的な精神性も、両者を乱暴にかき回してその明暗を不明瞭なまま一つの存在に仕立て上げる包括的な魂の善良さも、あらゆる点が美のためにあるようだわ。私の半生を長らく占領していた、日常の満足の先に必ず訪れる恐ろしい空虚を埋めてくれたのは、他でもないあなただわ。あの時テレビ越しにあなたの存在を知らされていなかったら、私は心を病んで死んでいたかもわからない。これは別に隠しているわけでもないし、かといってわざわざ伝えることでもないからあなたには言っていないことだけど、あなたはもうずっと私の救世主だわ? 私はそれほど良い子ではないから、自らの信条、美に対して忠誠を誓い続けながら、その裏ではあなたの到来を待ち望んでいたんだわ! 運命論的だって笑うかしら? でも勘違いしてほしくないわ、私はそんなピュアな幻想の中に生きようだなんて思わないわ、私は()()()()()()()()()()()()()()()()()()()ってことでしか美しいというのはありえないと信じてるんだもの! 私は常に手を伸ばすわ、()()()()()()()()()()()()()()()()()()わ! だから救世主だなんて言っても、あなたが突然降誕した奇跡なわけじゃないことくらい、分かってるわ。私があなたを知ってから、実際に会うまでの日々は、この信仰心だけで耐え抜いたわ、狂乱のアドベントだったわ。だから私をストーカーしてくれて、あなたから私の前に姿を現してくれた時、私はついに自分の欲しいものが手に入るんだと思ったわ。そうだわ、実を言うと私は、人との関係こそが美だなんて言っておいて、あなたを手に入れたがってたんだわ? 関係と所有って仲が悪いのに、私はこのことにずっと目を瞑って関係関係って言ってたのよ。そしてこれからもきっとこの裏切りを続けるんだわ。私こそがこの美しきものという思いが芽生えた日から、こうなることは分かってたわ。それは宿命でもなんでもなくて、私と私に関係するあらゆる関係の弛まぬ意志が呼び寄せた未来なんだわ。……私がなんとしてでも、あなたの美しさを手にして……そう、えっと、私こそが最上の美だってことを証明するために、だわ! だからこれからも、機会があったらこうしてあなたの懐に飛び込むかもしれないわ? それを許してくれるなら、この腕を解かないでいてくれるなら……この美しい、所有でなくて関係を、続けられるなら、きっと私が一番美しいんだってあなたに教えてあげるわ? だから待ってるんだわ、スグル!


 ……それと時を同じくして、躑躅の横にいた無キャの一人が炎の勢いに呑まれて、焼死しました。人が一人死にました。彼は絶命したのです。人知れずこの世を去ったのです。


 その事実には、まだこの場の誰も気づいていません。彼の右隣にいた友人も気づいていません。彼の前方にいた友人も気づいていません。優の腕の中で夢心地な躑躅も気づいていません。


 ただ一人――躑躅を懐に抱く優だけが彼の死を、その目に炎と共に焼き付けていたのです。


 ――ああ、ああ、ああ! 名前も知らない、顔にも特徴のない、なんでもない一人の人間が焼かれていく! 彼の顔に克明に描かれたその絶望、その落胆、その驚愕――僕には分かる! 君はきっと躑躅を好きなんだろう。僕がここに抱きしめているこの女に惹かれてるんだろう。僕には見えるよ、君が躑躅に決死の覚悟で手を伸ばしているその姿が! 愚かしくも、こんな女に助けを求めてしまっているお前の魂の姿が! それが僕には分かる、この世界でたった一人、僕だけがお前の地獄の苦しみを分かってやれるはずだよ。だってそうだ、僕とお前はまるきり反対なんだから。2つの極点が垂直に貫けるように、最も美しい僕は、最も醜いお前を理解できる! 今からでも、人生の役割を僕と交代する気はないだろうか? どうして君が僕じゃなかったんだろう? だって僕はずっと死にも近しい孤独のような思いをしてきたんだ。例えば更科優が美しいとか褒められているのを聞くと、人はいかにも「他の人と比べて」美しいとされているのだ、というような勘違いをしてしまうかもしれない。けれどそうではなくて、僕は常に「更科優だから」美しいとされてきた。僕の美は必ず絶対的だった。僕はそれにたいへんな疎外感を覚えていた! だってそうだろう、僕だって同じ人間として生まれて、この世に平等な存在として生きていけるはずだったのに、僕だけがそんな平凡な幸せすら享受できずにここまで来てしまったんだ。おかしなことだろう。――それが今はどうか? 我々の命を脅かすこの炎の前で、()()()()()()()()()()()()() 眼前の君の愚かしい幸福に、僕は完全に陶酔してしまっている。愚者への同一化! 炎に焼かれる醜いお前が僕だったらという、大衆に責手を期待する勝手極まりないマゾヒズムが僕を支配している。この手のマゾヒズムは、一番僕に口を重たくさせる。僕が反論できないでいることを、あるいは反論できないでいる僕を、またその先に待ち受ける叱責を、意識的にか無意識的にか、僕は望んでいるのだろう。そういう点で僕はノワキを好きになろうと決めたんだ。あの女はわりに多弁だが、その実いちばん言葉の有効性を軽視しているところがある。いや、言葉というか、あいつはそもそも精神を肉体の後ろに位置付けている節がある。だから必ず、ノワキは身体で僕に迫ろうとする。身体とその行動という、見えるものしか見ようとしないから、僕が語らないことを許してくれる。許しつつも、それに甘やかされたがる僕の怠慢を追及しはする。叱ると甘やかすを同時にこなせるあの女は、天性の母親だと思う。――だがそんな善良な女も無意味な生の戯れに過ぎない! 今まさに命を焼かれて、この世からおさらばせんとしている君の簡潔さには遠く及ばない! 僕はいろいろ()()()()()()()()で、その複雑さを一遍にくだらない簡潔なものにしてしまう()()()()()()()()()()だから、君のような()()()()()()()()()()()()()んだ。――名前も知らない君、僕だったかもしれない君、僕を救ってくれるかもしれなかった君。僕だけは、更科優だけは君を覚えているよ。そのことを君には覚えていて欲しい。


 優がこのような観念に囚われていたのはほんの一瞬でした。彼はすぐに冷静さを取り戻して、


「ツツジ、逆側だ! 向こうからなら出られる!」

「分かったわ!」


 優と、躑躅と、二人の無キャの回りを、炎がめらめらと、嘲笑うように踊ります。もうその脅威は校舎全体を覆い尽くし、じきに逃げ場などなくなってしまうでしょう。逃げるなら今が最後のチャンスなのです。


 赤く、高く、大きく炎上する白住からの脱出を目指して、彼らはひた走るのでした――。

優「僕にストーカーされた時『いかのおすし』を何一つ守らなかった女が、『おかしも』を守れるはずもなく……」


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