二人の受難
九絢は『空欄』と言われた、中国古代王朝の統治下で生まれ育った、小さい頃より武官であった父に武術を学び舞は女官であった母に学び前王朝が滅びたあと流刑で辺境に追いやられ
その後田舎町の飲食店の主に拾われて給仕として働き始めた
現代日本にタイムスリップし出会った、中国留学生である
李明依に古代中国の衣を着ていた、九絢をみかけ声をかけられて仲良くなり1年間現代の日本文化や仕事の話などを聞かされ,彼女のアパートで居候しながら独学で日本語を学びアルバイトをしながら過ごしていた、今の彼女の目標は日本語検定1級に受かることだ
そのおかげで今の職場で働くことになった、一方、古代中国に取り残された
紅は金策に苦労していて、今は何処かわからない深い森の中で慣れない狩猟をしながら過ごしていた
昔、趣味で読んでいた『サバイバルで生き残るための森の食物』という本に書いてあった知識を元に森で木の実や野草などを探しつつ何とか生きながらえていた
俺はこの世界にいつまでいることになるのだろう
ここに来た記憶を探りながら脱出方法を考えるも思い当たらない
とりあえず小屋に戻り家庭菜園で育てた、いもとターサイなどをとり簡単な罠で捕らえた
きじをしめ解体し内臓を取出し分位ごとに分けて焚き火をたき小屋にあった、塩で味付けし食べた、野菜は井戸の水で洗い食べる「コメが食べたい」と思うが入手するには街か集落を見つけなければならない
翌日、小屋から500メートル先にある名もわからない川に向かい、魚釣りに行くと白髪の小柄の老人が煙管を吸いながら釣りをしていた
この辺りで一番近い村か、街はありますか「ここから5キロほどに化斗婁の村があるよ、今日は魚も釣れんし案内するよ」「ありがとうございます」「あっ、言うの忘れとったは村へ行く途中では盗賊とか幽霊がでるとか噂があるからきおつけていかねば」「はい、わかりました」数キロ歩くがまわりは広葉樹の森が続いていおり、鳥のさえずりが聞こえる、1時間ほどたつか、先が長そうなのでひと休みするか、休んだあと再び歩き出し街に到着し、老人と紅は日が沈んだ、午後6時頃に化斗婁に到着、老人と別れ、村にある、現代のさらきん業者のような所で銀子で何とか、500両貸してくれた、まさか、無職の私に貸してくれるとは思わなかったが当面の間は何とかなりそうだ




