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り○くえすと(PC版)  作者: tukky
序章
2/14

第1話

ご指摘ご感想ありがとうございます

「ふぅ~」


どうやら俺はウィルらしい。


『起きたか、ウィル』


頭に響く声

思わず振り向く俺。


目の前にはデカい犬?

『犬ではない、お主の相棒、聖獣雷銀狼”レン”だ』


『ごめん、わからん』


『うむ、やはり、お主は一度死んだからかも知れない』


『死んだ?』


『お主は其処の魔神龍と相討ちでな…』


『デカ!』

おー、其処にはドラゴン○ールのシェン○ン

が死んでいた。


『魔神龍の魔力石と我が魔法でお主を生き返らせたが、時間が少しかかってしまってのう~』


『時間?』


『お主らの時間で1000年ほどだ』

『我の力ではこれが限界でのう~すまん』


『1000年か~』


『竜人、エルフ等は生きておるが、ヒューマンは長くても500年だからのう~』


「500年!、竜人!エルフ!」

思わず叫ぶ俺。


『お主のヒューマンの知り合いは居ないと思うぞ』


『レン!』


『なんだ主』


『レンが知っている、ウィルではないと思う』


と俺の話をする・・・


『やはり転生していたか・・・』

続けてレンは言う。


『しかし、主は転生先で死んだと思うぞ!』

固まる俺。


レンは説明してくれた・・・


妻と子供を思い泣く俺。


『主、嘆いても・・・』

慰めるレン。


「ふむ~」

『此れからどうするレン!』


『ウィル先に魔神龍を魔法の袋に入れよう!』


『デカイの入るの?』

思わず尋ねる俺。


事細かに説明するレン!


ド○えもんのポケットか・・・


『レン!この刀では解体無理ぽいけど?』


『袋の中に刀あると思うぞ、主!』


なんかいっぱいある???

『いっぱいあるんだけど?』


『お主はS+ランクの冒険者だからのう~』


『S+???』


レンが冒険者の説明をしてくれる。

この世界には冒険者ギルドがあり、登録し依頼をこなす事でランクが上がるとの事。

ランクは上からSSS+からG+,G,G-があるらしい。

登録するとはG-から始まり依頼をこなす事でギルドポイントを獲得しランクUPするそうだ。

Cランク以上はポイントが貯まると試験が行われて合格すれば昇格できるそうだ。


『細かい内容はギルドカードに記載されているぞ!』


『ギルドカード?』

手のひらにスマートフォンぐらいのカードが現れる。

先ほどウィンドウ現れた情報を含め表示される


名前:ウィル・マルコ

拠点ギルド:ファリス町

メイン職業:剣聖

サブ職業:?

サード職業:?

ギルドランク:S+

・・・

出身:倭国

年齢:28

レベル:1

体力:357

魔力:539

力:134

敏捷:163

知力:126

回復:?

ポイント:9999

固定魔法:?

精霊魔法:?

特殊魔法:?

スキル:

【パッシブ:龍御】?

加護:【聖獣の加護】?

ーーーーーーーーーーーーーー

装備

錆びた刀(???)×2

錆びた大太刀(???)

火竜の篭手(火属性30%UP ???)

雷竜の篭手(雷属性30%UP ???)

風竜の靴 (風属性30%UP 敏捷30%UP ???)

錆びた腕輪(???)

風化した腕輪(???)

???コート(???)

魔法の袋

・・・

称号:ドラゴンスレイヤー(龍)

ーーーーーーーーーーーーーー


『なんかチート!』


『チートとは?、なんじゃ主?』

レンに説明する俺・・・

・・・

レンがギルドカードを見ながら

『主!レベルが1になったせいかもしれんが、能力下がっておるぞ?』

『ギルドカードが故障かもしれんの~』

『1000年魔力が供給されとらんかったしの~』

『まぁギルドカードは壊すとしよう』


レンは呪文を唱えるとギルドカードが消滅する!


『なんで?』


『主、1000年以上生きるヒューマンはおらんじゃろうが・・・』


『・・・・・・』


当たり前だな・・・


『で、レン!』

『さっきウィンドウになかったのがあるんだけどなに?』


『スキル:【パッシブ:龍御】は魔神龍を倒して得たスキルじゃの~』

『バッシブは常時発動するスキル、または条件が整えば発動するスキルのことじゃ』

『加護:【聖獣の加護】は我の加護じゃ』

『称号:ドラゴンスレイヤー(龍)はその名の通りじゃ』

『まぁしかし普通はドラゴンスレイヤー(竜)じゃがの~』

『職業:剣聖はスキルを伸ばすことにより教会や神殿で転職出来るものじゃ』

職業は3種類まで選択でき、経験を積むことで派生や上位に転職できるとのこと、職業を得ることで能力値が変化するとの事。


『ギルドカードて誰でも見えるの?』


『いや、主が見せようとしない限り見えないぞ~』


『レンは何故見える?』


『主と契約しとるからの~』


どう考えても・・・



ゲーム。


気を取り直し袋からミスリルの小刀+10(氷属性)を取り出し、

シェン○ンをレンに言われるがまま解体していく俺。


リアル、モン○ンをする羽目になるとは・・・


試しにしっぽを斬ると。

突然ファンファーレが頭に響く!


『レン、ファンファーレが鳴ったんだけど?』


『レベルUPしたのじゃ~』


ウインドウを見ると・・・


名前:ウィル・マルコ

出身:倭国

年齢:28

レベル:13

体力:???

魔力:???

力:???

敏捷:???

知力:???

回復:???

ポイント:9999

固定魔法:?

精霊魔法:?

特殊魔法:?

スキル:

【パッシブ:龍御】

【兜割りLv1】?

加護:【聖獣の加護】?

ーーーーーーーーーーーーーー

装備

ミスリルの小刀+10(氷属性)

錆びた刀(???)×2

錆びた大太刀(???)

火竜の篭手(火属性30%UP ???)

雷竜の篭手(雷属性30%UP ???)

風竜の靴 (風属性30%UP 敏捷30%UP ???)

錆びた腕輪(???)

風化した腕輪(???)

???コート(???)

魔法の袋

・・・

称号:ドラゴンスレイヤー(龍)

ーーーーーーーーーーーーーー


『レン、”?”になったぞ?』


『主は生き返ってから祝福を受け取らんからの~』

『町に戻ったら教会で祝福と冒険者ギルドに登録じゃの~』

レンから祝福の説明を受けながら解体。




レベルUPのファンファーレが頭でこだまを繰り返し。。。






すべてを袋に詰め終わる。


「ふぅ~」


ウィンドウを見ると


名前:ウィル・マルコ

出身:倭国

年齢:28

レベル:64

体力:???

魔力:???

力:???

敏捷:???

知力:???

回復:???

ポイント:9999

固定魔法:?

精霊魔法:?

特殊魔法:?

スキル:

【パッシブ:龍御】

【兜割りLv23】?

加護:【聖獣の加護】?

ーーーーーーーーーーーーーー

装備

ミスリルの小刀+10(氷属性)

錆びた刀(???)×2

錆びた大太刀(???)

火竜の篭手(火属性30%UP ???)

雷竜の篭手(雷属性30%UP ???)

風竜の靴 (風属性30%UP 敏捷30%UP ???)

錆びた腕輪(???)

風化した腕輪(???)

???コート(???)

魔法の袋

・・・

称号:ドラゴンスレイヤー(龍)

ーーーーーーーーーーーーーー


レベル64て凄くない?俺。


俺の気持ちを打ち砕くレンの一言。。。


『主、村人Aレベルになったかの~』


落ち込む俺。


慌てた様にフォローするレン。


『スキルも魔法も取得しとらんからこんなもんじゃ~』


『取得?』


『ポイントがあるじゃろうに~』


スキルは勝手に覚えるものもあるが、ポイントを使用して獲得も出来るそうな。

祝福を受けないと何も出来ないそうだ。

また魔法はポイント使用以外、魔道書や魔法使いの弟子になるなどしても取得する事が出来るようだ。


レンに連れられ洞窟移動する俺。


洞窟内は光ゴケで薄暗く光っている。


レンと会話しながら洞窟を出るとあたりは夜だった。

空を見上げると月が3つある・・・



異世界に来た実感がさらに沸く俺。



レンの話では山の中腹にこの洞窟があり、樹海を抜けると街道があるとの事。


レンが【ライト】の魔法で辺りを照らしながら山を降りる俺達。


山の麓に猟師が使う山小屋があり今日はそこで寝ようとの事。

山小屋に近づくと明かりがついている、誰かいるようだ?


「すいません~」


「ドンドン」


扉をたたいて返事を待つ俺。


「だれだ?」


「道に迷いまして、明かりがあったので・・・」

扉が開くと、


髭もじゃなおっちゃんがいた。

「坊主!よくこんなとこにこれたな?」


レンを見て!

「魔獣使いか?」


「あぁ魔獣使いだ!」

山を降りながらレンが考えてくれたとおり話す俺。

「ウィルだ、おっちゃん !」


「そうか、おれはロキ!」

自己紹介がてら話していると。。。


「ぐ~~~」


腹の虫がなる俺。


「がはは、、、」

豪快に笑うロキさん


「飯にするか。」


ご飯を食べながら話す俺。


歳が28だと聞いて驚いたロキさん。

「俺と2つ違いか!!!」


なんとロキさんは30歳でした。

どう見ても40台後半しか見えないと思ったのはないしょ。。。


ロキさんと話をしてて発見したのが、

レンはロキさんには

1.レンとの会話は「がうがう」としか聞こえない事。

2.レンは魔獣の銀狼に見える事。

また、俺は15、6歳に見える事。

周りから見ると銀狼に向かってぶつぶつ、つぶやく怪しい少年のようだ。

今後は気をつけないとと思う俺。


ロキさん曰く

街道までは1日かかり、ロキさんの住んでる町までは6日ほどかかるそうだ。


いつの間にか、ロキさんは町まで連れて行ってくれる事になり、今日は寝る事にした。




いろんな事があって疲れていたのか、寝床に入るとすぐに意識がなくなった。。。








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