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王宮の青い薔薇のむすめ  作者: 青空那奈
番外編※本編読了後がオススメ
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魔術師長の恋と愛 4

今回で「魔術師長の恋と愛」完結です♪

ソルが学園に入学し早いもので3学年になった。


義父上(ちちうえ)、闇魔法と炎の関係性について自論があるのですが……』


ソルは休日に帰ってくるが、ほとんどが魔法の話だった。一緒に宮廷魔術省に行く日もある。


『熱心なのは結構だが、相変わらず学園では習わない魔法や理論ばかりに興味を持つのだな』


『学園での学びより…つい……』


『魔法だけが、この世の全てでは無い。幅広い知識も生きていく中で必要になってくる』


『……そうですね。学園では義父上の養子として恥ずかしくない順位は守っているつもりですが』


普通の勉強より、興味がある魔法の方が楽しいのだろう。ソルと私は性格的に似ている所が多い。だからこそ気持ちは良く分かるが、昔の私にそこまで似て欲しくは無かった。


『ソル。私の面子の為にトップになれとは決して言わない。ただ、自分の為に真剣に学んで欲しいだけだ』


『ありがとうございます。……もし、トップを狙ってもフローラさんからは奪えないでしょうが……』


後半を呟くようにソルが言った。


『フローラ? 初めて聞く名だな』


何故かソルは動揺している様に見えた。ソルが王太子達と仲が良いのは知っていたが、それ以外の名前を聞くのは初めてだった。


『1学年の時から常にトップの生徒です』


『どこの令嬢だ?』


『彼女は男爵家の令嬢ですが、領地は遠い場所にあるそうです』


『そうか。だから聞いた覚えが無いのかもしれんな』


学園のテストなら王太子もソルより成績が良かった。だが、魔術の才能はソルの方が遥かに上だ。聞き覚えが無い名にトップの生徒と言っても重要には感じずに流した。この話を聞いて数か月後、フローラ・ベフトンの存在と重要さを知る事になるとは。




その日は突然やって来た。

宮廷魔術省でも直前まで感知が出来なかった程、急激に学園付近に巨大な竜巻が発生した。そして、それは私達が成す術も無いまま唐突に消滅したのだ。


私は最初、クリストファーが「聖女の盾」を発動したのかと思った。学園には王太子がいる。この国の唯一の王子であり、クリストファーにとっては甥だ。それに、クリストファーは学園長として学園を守る義務もある。


だが、真相は違った。


『フローラ・ベフトンという3学年の女子生徒が「聖女の盾」を、発動した。魔力切れを起こしているが学園長が治療をした』


学園から報告があった。

フローラ……ソルが言っていた成績がトップの生徒か。クリストファー以外の女子生徒が「聖女の魔法」を、発動した?

……そこまで優秀な生徒なのにクリストファーはフローラの話を一切しなかった。


まさか。


『おそらく、王家の姫にだけ発動出来るのではないかと……』


昔、陛下についた嘘。

その言葉を私は思い出していた。




数日後、宮廷魔術省でフローラ嬢に会った。

エレアノーラ王女に生き写しの少女だった。

やはりか。クリストファーは今も守っていたのだな。

自分の全てを捨ててまで守った王女とその家族を。


この私にすら隠して。


クリストファーが守って来た少女を、今度は私が守ろうと思ったのだが。

少女はやんわりと拒否した。そして、クリストファーもそれを支持した。


今思えば、この時の決断も運命だった。




____約半年後。


ソルも最終学年になって数か月。


『義父上。大事な話があります。正直にお答え下さい』


ソルが休日、我が家に帰ってきて出し抜けに聞いた。


『どうした? 血相を変えて』


『義父上は、魔術省の廊下の絵の少女とフローラさんをどう思われますか?』


『……お前はどう思う?』


『あの絵はエレアノーラ王女ですね? 他人とは思えない程、二人は似過ぎていませんか?』


『……この話をしたのは私だけか?』


『いえ。アーロンにも聞きました。アーロンもフローラさんに似ていると。彼は(おう)に聞いたそうですが……王は王女は離宮で静養中だとしか答えてくれなかったそうです』


クリストファーが隠す以上、私も陰ながら彼女を守ろうと思っている。どう答えるべきか悩んでいると焦れた様にソルが言った。


『……実は宰相の息子であるニールに全て聞きました。フローラさんは王女の娘で、学園長は王女の弟だと。王女が正体を隠して男爵と結婚できたのは、学園長が「聖女の祈り」の名誉と褒美を引き換えにしたからだと』


そこまでソルは知ってしまったか。

もう、隠せる状況には無いな。


『そうか。そこまで知っているのなら、私の答えなど必要ないだろう』


『いいえ。ここからが大事な話なのです。ニールに言われました。学園長はフローラさんを守れないと。守れるのは僕かニールだけだと』


『……どういう意味だ? クリストファーが「聖女の魔法」を、使えると知っているのだろう?』


『学園長の魔力に疑問はありません。しかし、学園長とフローラさんは叔父と姪です。この国では結婚出来ないからです』


『……? 当然だろう…ますます意味が分らんな』


『申し訳ありません、遠回しに言い過ぎました。フローラさんと学園長はお互いに思い合っているのです』


『……何だと?』


『本当の意味で学園長はフローラさんを守れないのです。僕は1学年の時からフローラさんに密かに思いを寄せていました。ニールもフローラさんに好意を持っています。魔術師長と宰相を父に持つ僕達なら生涯フローラさんを守れます。義父上、どう思われますか?』


『……どう思うと言われてもな……。どうして叔父と姪の二人が思い合ってると? 確かな話なのか?』


ソルの話は(にわか)には信じられない


『……僕は初めはフローラさんの魔力の才能に興味を持ちました。でも、そのうち彼女が友人に向ける笑顔を見て……。……何故か当然の様にその微笑みは僕に向けられるべきものだと思っていました。でも、違った。フローラさんが男性にその笑顔を向けたのは学園長だけでした。そして、学園長の笑顔もフローラさんにだけは違うのです』


『……フローラ嬢はクリストファーが叔父だと知らないのだろう。クリストファーが女子生徒に好意を持たれるのは昔からあった。だが、クリストファーは姪と知っている。フローラ嬢を姪として愛しているだけではないのか?』


『……信じて下さらないのですか?』


『……ソル。お前を信じないと言うのでは無い。ただ、余りにも信じがたい話だ……クリストファーは生まれた時から知っている。王女もだ。あんなにも王女に瓜二つの姪に……』


『そうですか。ニールも僕と同じ意見ですが、義父上に聞くには早計過ぎたようです。お時間を取らせました、寮に帰ります』


そう言うとソルは出て行った。

いつも冷静なソルが嵐の様に来て去った。その内容も私の心をかき乱した。本当なら私とクリスティーナの以上に有り得ない関係だ。


ソルが嘘をつくはずはない。

だからこそ、勘違いであって欲しい。


クリストファーは全てを捨て、何も望まずひっそりと真面目に学園を守って来た。

そのクリストファーが、姪であるフローラ嬢と思い合う?

あんなにも王家の脅威にならない様にしていたクリストファーが?


「聖女の盾」の件でフローラ嬢を見て、私がクリストファーを思うのと同じように叔父として姪を守っていると思ったが。エレアノーラ王女に全てを捧げたのは弟としての愛情だったはずだ。あの時のクリストファーの穢れの無い笑顔が証明している。


だが、逆に言えば……。


クリストファーを肉親として心から愛し素直に表現していたのはエレアノーラ王女だけだった。叔父と知らず好意を向けた姪にエレアノーラ王女を見たのか?

唯一の素直な愛情をくれた姉に瓜二つの少女に諦めていた家族を求めたのか?

クリストファーは父母の愛を知らない。

私も愛を隠していた、だからなのか?


クリストファーは心に大きな空洞を持っていて、それを愛してくれた姉の娘で埋めようとしているのだろうか?


……いずれにせよ有り得ない程の禁断の愛だ。

これが公になれば……。

現王は愛する妹の娘の為にクリストファーを切り捨てるはずだ。

そうなれば、今度こそ本当にクリストファーは全てを失う。


どうか間違いであってくれ。




数週間後、ソルが帰ってきた。


『義父上、フローラさんは学園長が叔父だと知っていました。学園長が話したのでしょう。そして、僕は彼女に告白しました。でも、彼女はきっぱりと言いました。「戸籍上は他人ですし、はっきり言って私は学園長以外の方を好きになる事は無いと思います」と。僕もニールも振られました。二人は思い合っています、間違いなく。信じて下さい』


『……そうか』


クリストファーを叔父と知ってそこまで言い切るか。

ソルや宰相の息子よりもクリストファーを……。

……二人は禁断の愛だと理解している。

それでも「戸籍上は他人」だからと貫くつもりなのか?


『僕は「どうにもならなくなったら、僕の事を思い出してくれたら嬉しい」と、言いました』


『……そうか。お前はフローラ嬢を見守るのか?』


『……ええ。だいぶ前から自発的にそうしています』


ソルは苦笑いをした。

後に私が「さりげなくフローラ嬢を守れ」と、ソルに言ったとされていた事を知った。


『……この話はデリケートだ。王や宰相には……』


『もちろんです。アーロンが、この話は王家に関わる秘密事項だと。王や宰相も僕達がフローラさんの出生の秘密を知るのは想定内でしょう。でも、学園長の秘密をニール以外が知っていて、しかも二人が相思相愛など王も宰相も知りません。現段階で知られてはいけない事実だと分かっています』


『そうか』


『事実を一番知っているニールは、王と宰相は事実を知れば学園長を排除するかもしれないが義父上ならそうはしないと。学園長を義父上だけが昔も今も気にかけているからだと言いました』


『……そうか。皆、未来の王と宰相と魔術師長に相応しい考え方をしているのだな。だが、ソルも宰相の息子もフローラ嬢が好きなのだろう? それは大丈夫か?』


『僕は大丈夫です。フローラさんはニールの妹と仲が良いので。イライザはフローラさんの恋を応援していて、妹に弱いニールも大丈夫です』


『なるほどな。では、慎重に頼む。相談にのれる大人は私だけだろう。遠慮なく言え。協力は惜しまない』


『そうします。ありがとうございます、義父上』


まだ、時間はあるか。

しかし、クリストファーとフローラ嬢はどうするつもりだ。王もそうだが、王女は……。

いくら可愛がっていた弟と言っても実の娘の方が大事だろう。かつての王太后の様にクリストファーより娘を選ぶのでは?


それに。

クリストファーは本当にフローラ嬢自身を愛しているのか? 王女の身代わりとして愛しているのではないだろうな?


クリストファー。

お前の結婚を望んでいたが。

まさか、こんな茨の道を選ぶとは。


もやもやとした気持ちを抱えたまま、夏が過ぎ秋に季節は変わった。


ベフトン男爵から手紙が届き、その後クリストファーからも連絡が来た。

ソルからも二人の様子を聞いていた。

最初はベフトン男爵とフローラ嬢と会う約束だったが、クリストファーとフローラ嬢に変更された。

結果的に、それが正解だった。


二人を見ればソルが言っていた事が良く分かった。ベフトン夫妻が賛成するのも。

二人は静かに、だが深く思い合っている。

しかも、フローラ嬢と本音で話してみると最初の印象とまるで違った。

エレアノーラ王女に全く似ていない。

もちろん、外見はそっくりだ。


だが、性格が違うと分かってフローラ嬢を見ると不思議とエレアノーラ王女の印象が無くなる。


クリストファーは姉に似ている外見ではない。姉とは全く違うフローラ嬢の心に惹かれたのか。クリストファーは疑似家族を求めたのではない。唯一の愛する人として彼女を求めたのだ。


何とも予想外な会談だった。

フローラ嬢を試そうとしたが、少女らしからぬ女性としての強さで見事に返された。彼女はもう、覚悟を決めていた。彼女は強く賢い、自分の選択した運命に負けないだろう。そんな彼女だから、クリストファーは初めて求め望んだのだろう。


彼女と幸せな未来を。


ならば、私は二人の望みを叶え助けるだけだ。

これが最後のチャンスだろう。

お前が求め望んだ最初のモノ。それを与えたい。


()()()()()()()




◇◇◇◇◇◇◇




今日は、クリストファー達の結婚式だ。

ソルは呼ばれなかったが、卒業パーティーでソルとラストダンスを踊った公爵の令嬢は来ていた。

皆、二人を祝福している。なんて美しい光景だ。


「聖女の魔法」は、やはり運命に勝つ魔法だった。


クリスティーナ、見ているか?

あのクリストファーの笑顔を。

クリストファーはいつも穏やかに微笑んでいた。

だが、今日の笑顔がクリストファーの本当の笑顔なのかもしれない。


そして、聞いてくれたか?

クリストファーは私を父のような存在と言った。

フローラ嬢も、本当に父のようだと。二人の瞳の色は同じだからと。


だから、言ってしまった。

クリストファーの父になり守りたいと思った日があったと。

クリストファーと名付けたのは私だと。

君も私も結婚という幸せは望めなかったと。


……私達の息子は愛する人と幸せになる。

クリストファーを、あんなにも笑顔にしてくれた運命の人と共に。




クリストファーの結婚式から数年後。

ソルはフローラ嬢の親友と結婚した。

ソルとベルは私から見ても仲睦まじい夫婦だった。

温かな家庭というのを初めて体験させて貰った。


『息子達がお互いに助け合う関係になってくれたら』


贅沢過ぎる望みと思ったが。

息子達は家族ぐるみの付き合いをしている。

そして、フローラ嬢は新たな命を宿した。


もう、クリストファーもソルも大丈夫だ。

クリスティーナ……君に会いに逝きたい。






『先生、しっかりして下さい。まだ、私は貴方になんの恩返しもしていません』


クリストファー……。

会いに来てくれたのか。

泣いているのか? クリストファー。


『……お前の涙……初めて見る……お前はいつも穏やかに笑っていたな……どんな時も……』

『……先生が守って下さったからです……』

『……守れなかった……お前も……彼女も……』

『いえ、貴方の最愛の女性も私も、貴方に…先生に救われたんです……』


クリストファー、お前は気づいていたか。

私が誰を愛していたのか。

そして、その結果も知って……お前は。


『……そうか……そう言って……くれるか…………』


____ワイアット。


『ああ……迎えに……来てくれ……た……』

『先生!!』

『義父上』『お義父さま』


皆の幸せを祈っている。

ありがとう、愛する者達よ。



__クリスティーナ……会いたかった


__私も。ずっと口付けて欲しかった、して?


__……今の私は醜い老人だ


__貴方は私が老婆なら口付けしないの?


__いや、どんな君でも口付ける


__ふふっ。私も一緒よ、だからして?


彼女が求めた、私は叶えなければ。


__ありがとう、ワイアット。守ってくれて


__君も、そう言ってくれるのか?


__誰よりも私とクリストファーを愛し守ったわ


__……そうか


__来世も私を守って、きっと私を見つけて










見つけた。


「この子はクリスティーナでしょう?」




◇◇◇◇◇◇◇




「どうして口付け以上はしてくれないの?」


「クリスティーナ、君はまだ14歳だよ?」


「もうすぐ15歳だわ。それに、私はワイアットの妻になるのよ?」


「まだ、婚約もしていないのに」


「早く、貴方のモノになりたいの」


「急にどうしたの? 君らしく無いよ。僕達の事は皆が賛成してくれている。ちゃんと順序を守ろう?」


「……最近ね。夢を見るの。同じ夢を何度も」


「夢?」


「真っ黒な(けだもの)に襲われる夢。私は貴方に助けてって叫ぶの。貴方も必死に守ろうとするの。でも、私は獣に穢されてしまうの。……これは、私の未来なんじゃないかって……」


「未来?」


「だから、穢される前に。貴方に……」


「……泣かないで、クリスティーナ。メイヤー家以上に安全な一族なんてない。そんな未来は来ないよ」


「……でも」


「じゃあ、僕が君を守る。僕を信じられない?」


「……ううん、信じてる。信じてるけど……」


「よく聞いてクリスティーナ。僕は君を守るよ、絶対にね。それだけの力もある。だから、君を大事にさせて? 君の初めては全て僕だ。そして、その時は全て特別であるべきだよ。君の初めては全て幸せな記憶にしたいんだ。だから、そんな未来はこないし夢も見ない。僕を信じて?」


「そうね。信じるわ……ワイアット、大好き」


「僕も大好きだ。初めて君を見た時から、ずっと」






「卒業おめでとう。とても綺麗だ、クリスティーナ」


「一か月後は、もっと綺麗なハズよ」


「あはは、そうだね」






「ワイアット。どうだった? 私の花嫁姿」


「綺麗だった。今日の君は特別に綺麗だったよ」


「ワイアットも素敵だった。きっと、お父様やお母様に負けないくらい私達お似合いだったと思うわ」


「二人は僕の理想なんだ。同じ日に同じ衣装、同じ教会。きっと、二人と同じように幸せな夫婦になれる」


「そうね。もしかしたら、それ以上になるかしら?」


「君がそれを求めるなら、僕は叶えるよ」


「ふふっ。相変わらず、ワイアットは私に甘いのね」


「仕方ないよ。君を甘やかすのと君の笑顔が、とても好きなんだから」


「……私も。貴方の甘さも笑顔も好き」


「クリスティーナ、君だけを永遠に愛するよ。そう、来世だって」


「皆が来世の話をしてたから? 来世も私を見つけてくれるの?」


「ああ。そして、君と息子を幸せにする」


「息子?」


「……どうしてかな? 君と息子と僕。三人が笑っているのが見えた」


「それは、来世じゃなく近い未来じゃないの?」


「そうかな?」


「そうよ」


「そうなったら、僕はその子を思い切り愛したいな」


「ふふっ。きっと、そうなるわ」


「そうだね。僕達三人の幸せな未来だ」


「その前に、ワイアット……幸せな初夜にして?」


「もちろん…クリスティーナ、君を愛している……」


「……私も……」




陛下の気持ちと王妃とワイアットの共通点と違いが表現出来ていれば良いのですが。ソルも含めたルクレール家の様子も分かって貰えたらと思います。

次はもっと甘々な何かを書ければと♪

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