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EX STAGE33:王女の凌辱


 " 時間が閉鎖された城の地下にある拷問部屋……そこで私の凌辱は始まった。

 「う……う……」

 十字架に、裸で磔にされた私は、筋肉質の仮面を被った男たちに、鞭で叩かれていた。

 「おら、おら……」

 バチン、バチン……と、鞭の痕がくっきりと残り、血がにじみ出るほどの強さで何度も何度もぶたれたものだ。

 色欲が出した条件……それは、自分が提案した5つのおしおきに耐え抜くことだった。

 耐え抜いて耐え抜いて、最後まで自我を保てれば私の勝ち。

 耐えきれなくて敗けを認めたら、私の敗け。

 単純にそれだけだ。

 ちなみに、その時は鞭で打たれている状態だったのだ。

 「おらおら、これが気持ちいいんだろ?メス豚女」

 「うひひ、精霊族の女の匂いたまらねぇ……」

 「くっ……」

 「ほらほら、手を休めちゃダメですよ皆さん」

 そう言って拷問部屋に色欲が入ってきた。

 「おやおや、王女様。 素晴らしい格好ですね。 裸で鞭で打たれるなんて、どMにはたまらないシチュエーションでしょうに」

 「色欲……約束は守れよ……私が耐え抜いたら、必ず……」

 「ええ……では、鞭をあと100回叩いたら、第2段階行ってみましょうね~」

 バチン、バチン……と再び私は鞭で叩かれた。

 その様子を、ワインを飲みながら楽しそうに色欲は眺めていたのだった。

 「うーん……なんて素晴らしい音楽なんでしょうね……」

 色欲は私が鞭で打たれる音を聴いて、興奮している。

 まるでクラシック音楽でも聴いているようなまでな聞き入りっぷりだった。

 「ふむ……さて、つまみでも食べますかね……」

 そう言って色欲は、懐からチーズを取り出した。

 それを食べながら、ワインを飲むのだが……。

 「ふむ……このチーズ……塩気が足りませんね……どれどれ……」

 と、色欲は私の傷口にチーズをねじ込んだ。

 「いやぁぁぁぁぁ痛い……痛いぃぃぃぃ」

 「ふむ、もう少しこねくりまわしますか……」

 「いやぁぁぁぁぁ」

 ぐちゅっと、私の傷口にチーズがねじ込まれ、そして血がある程度滲むと、色欲はそのチーズを取り出して食べている。

 「うん、素晴らしい血と塩加減‼ やっぱり、拷問している女の血と汗の塩の味は格別だな」

 「お、おのれ……」

 「おっと、そうだ……拷問してるみんなも食べたいよね?チーズいっぱい持ってきたからみんなで食べようぜ~」

 「「うぉぉぉぉぉ!!!最高ですね!!」」

 「どうぞどうぞ。 みんな、好きなところに付けて食べてね♪」

 「や、やめろ……やめろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ」

 筋肉質の男たち、そして色欲は私の事をチーズまみれにしたのだった。

 

 

 「さてさて、腹ごしらえもしたことだし、第2段階いってみよぉ♪」

 「「うぉぉぉぉ‼」」

 色欲と、筋肉質の男たちは歓喜の声を上げ、ぐったりとしている私を起こし上げた。

 そして、手枷を付け、天井から吊り下げると、私に向かって一斉に唾を吐きかけた。

 「いや……や……くさい……」

 私は虚ろ虚ろになりながらも、そう感じていた。

 だが、彼らは唾を吐きかけることをやめない。

 更には、筋肉質の男たちは下半身を出し、凶悪なまでに尖らせた性器をこちらに向ける。

 どれもこれも、太く長く、そして悪臭を放っていた。

 「んじゃほら、王女様汚いらしいから、みんなで綺麗にして上げて~」

 と、色欲が言うと一斉に男たちは私目掛けて尿を放つのだ。

 まるで、ホースから出る水のような勢いで私は、男たちの尿を浴びせられる。

 「うはぁぁぁ姫君が俺の尿を……」

 「どうだい?俺たちの汁まみれになった気分は……」

 「や、やめ……」

 「ほら、口開けてると……」

 「う……ゲホッゲホッ……」

 ある男は、私が口を開いた瞬間を狙って私の口目掛けて尿を放つ。

 それは、見事に私の口のなかに入り、私はその汚さと臭いでやられて嗚咽が止まらなかった。

 「うぅ……」

 どうして自分がこんな目に……と思うが、父はあんな状況でも話し合いで解決しようとしたんだ。

 だから、私も……父の思いを守らなくては。

 そのことだけを考えるようにしていた。

 決して……諦めまいと……。

 そして、第3、第4とおしおきが続いた。

 が、私は耐えた。

 第3で刺され、火傷させられようが。

 第4で毒を盛られた上に、打撃を加えられようとも。

 ひたすら耐えた。

 「おめでとう~次で最後だよ、王女様」

 「はぁ……はぁ……」

 毒を盛られたせいで、意識が一部混濁していた。

 私は第4のおしおきが終わったあと、何故かシャワーを浴びせられ、身体を清潔にさせられた。

 が、傷痕の手当てや解毒をされたわけではない。

 単に、身体を綺麗にさせられただけだ。

 「さてさて、最後のおしおきは……っと、その前に……」

 色欲は、虚ろな私の首に鉄の錠前を嵌め込んだ。

 そして、それを鎖で伸ばし、さながら散歩する犬のような感じのリードをつけられたのだ。

 「最後のおしおきは、外でやるよ~ほら、いくよ♪」

 「うっ…… 」

 リードに引っ張られるままに、私は色欲によって連れ出された。

 虚ろ虚ろだった意識が覚醒したのは、最後のおしおきを執行するための場所……城下町の大広場だった。

 広場には、時間が停止した民たちの他に、仮面をした筋肉質の男たちが大勢いた。

 そして、広場の真ん中にある演説台の上に私は固定された。

 その横を色欲がマイクをもって楽しそうに現れる。

 「ジェントルメーンアンドジェントルメーン……さあ、王女様の無謀な挑戦はこれで最後だぞ。これが終わったら、俺ちんたちは退去しなきゃいけないんだ~」

 「「イェェェェェイ」」

 「さて、それではみんなでやりましょうね……最後のおしおきは……ズバリ、王女様に性処理道具になってもらいまーす」

 「「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ///」」

 「え、あ、へ?」

 唐突のことで、私は頭が真っ白になった。

 性処理道具?

 この私が?

 「さあて、それじゃあ、順番にならんでね~」

 と、色欲は台に向かって列を作り始めた。

 「さあ、王女様にみんなの子種を捧げよう♪」

 と、色欲の声が広場に響き渡ると、色欲を含めた全ての者たちが停止した。

 静寂なまでな空間が広がる中、その空間に1人の少年が現れた。

 それは、災厄の使徒と呼ばれた男……異世界最強の魔導士【天野翔琉】だったのだ。 

   "

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