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サンライトリゾート編 プロローグ

韓国で公開した作品です。

まだまだ足りない日本語ですが

日本の方々に読んで頂けると嬉しいです。

「何をしている。お祝いの歌だ! ハッピーバースデー・トゥー・ユー。皆、知っているだろう?」


壇上のあいつがそう言うと、客席から愛社精神に満ちた歌声が上がった。


ハッピーバースデー・トゥー・ユー♪


私だって獣ではない。人の心を持った、れっきとした人間だ。お前を傷つけるために、どれだけ耐え、どれだけ選択を重ねてきたことか。暴れ回る良心の声を無視するのが、これほどつらいとは思わなかった。お前を地獄へ送ると固く決意したはずなのに、私は今なお、殺すか耐えるかの二者択一を迫られている。


ハッピーバースデー・トゥー・ユー♪


だが、お前の吐き気がするような演説で、私の心は冷えきった。お前を消すことに、もう一片のためらいも抱かずに済む。礼を言おう。私が失った時間と、お前が享楽にふけった歳月。その苦痛の天秤を、私の手で釣り合わせてやるのだ。ありがたく思え。


ハッピーバースデー、ディア会長♪


吐きそうになる誕生日の歌も、もう終わりに近い。これが葬送曲になると、誰が思っただろう。


ハッピーバースデー・トゥー・ユー♪


すべて、お前が招いたことだ。さらばだ。アーノルド・サンライト。

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