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この世界は大多数に合わせて創られている  作者: ausunoto


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5/6

5話 自閉症スペクトラムって ラッキ~~~~~~~~~!!





         ・・・想いが


         ・・・溢れて止まらないよ





深夜3時 公園


ファル「え?」


シェリダ「・・・この

     ・・・感情の行き場を








            あなたに


            ぶつけてもいいのかな?







ファル「・・・








          ・・・え?


          何されている僕?


          ・・・なに・・これ?


          経験したことのない感触






シェリダ「・・・」


ファル「(・・・シェリダ!?)」









           咄嗟にシェリダは


           ファルのくちびるに


           キスをしていた







シェリダ「・・・」


ファル「・・・シェリダ?」



シェリダ「・・・じゃあ

     ・・・おやすみ






           逃げるように


           公園から走り去った






ファル「・・・」








ファルの自宅


ファル「・・・」


ファル「・・・・・どういうこと?








          ・・・僕が女の子に


          ・・・キスをされた!?









ファル「・・・しかも








            キスをするんじゃなくて


            キスをされた!?










ファル「・・・まさか僕が










           ・・・女の子と


           ・・・キスできるなんて


           ・・・思わなかった









ファル「・・・









         ・・・ファーストキス


         ・・・なんだけど









シェリダの部屋


シェリダ「・・・」


シェリダ「・・・・・」


シェリダ「・・・・・あげちゃった








          ・・・ファーストキス








シェリダ「・・・あげたと言うか









            ・・・奪っちゃった









シェリダ「・・・今頃

     ・・・ファルは」









ファルの部屋


ファル「・・・」


ファル「・・・・・まずい







          ・・・シェリダ

 

          ・・・女子高生だよな








ファル「・・・これ僕









            捕まるやつじゃないのか!?







ファル「・・・いや

    ・・・ちょっとまって

    ・・・たしか今って








             成人って


             18歳からだよな?








ファル「じゃあ

    シェリダが高校3年生で

    誕生日を迎えてたら









            ギリギリセーフなのか!?










ファル「・・・いや

    ・・・留年してるって

    ・・・言ってたから









           実は


           20歳くらいの


           歳の可能性もあるし!!









ファル「・・・」


ファル「・・・お願いです

    ・・・シェリダ様









           どうか少なくとも


           成人であってください!


           僕は捕まりたくない!!









同時刻 シェリダの部屋


シェリダ「・・・今頃

     ・・・ファルって








           捕まりたくないとか


           思ってるのかな?



          (自閉症スペクトラムの


           人によってはある

 

           共感力の高さ”ネット情報”)







シェリダ「もし何かで

     私の年齢を聞かれたら








           高校1年生の


           15歳だよ~♪


           って言っておくか







シェリダ「その方が









            面白そうだし♪














          母にブチ切れされ


          仕方なく学校に行ったシェリダ







高校 教室


”あの人 だれ?”


”たしか不登校だった人だよね?


”もう留年

 決定って言われてる”



シェリダ「(・・・







        4月の末に


        もう留年決定なんて


        ある~~?)








シェリダ「(まあ 

      そう思わせた方が楽なのよね

      どうせ そうなるだろうし~)」








           マクシールさん?









シェリダ「うん?」


ガルハ「やっと登校したんだね?

    心配してたよ大丈夫?」


シェリダ「(・・・)」







         嫌悪感を抱くが


         顔に出さずに応対する







シェリダ「ありがとう

     たぶん大丈夫」


ガルハ「何かあったら

    すぐに言ってね?

    力になるから」


シェリダ「頼もしいね?

     その時はお願いするわ」




”あのイケメンのガルハに

 かまってもらえてる!!”


”・・・うらやましい”


”・・・可愛くて美人だからって

 ・・・ぜったい調子に乗ってる”





シェリダ「(・・・







         ・・・聞こえてるんだけどね~)








シェリダ「(・・・昔からそう

      容姿が良いだけで

      嫉妬 敵意ハンパない

      さっきの男も





           容姿だけで判断して


           近づいてくる)






シェリダ「(私の中身を見てるわけじゃない

      私だって好きで可愛く産まれて・・・








            ・・・まあ


            ・・・可愛いのは


            ・・・ラッキーだけど)








シェリダ「(さっきの男を見てると









           本当にファルって


           45歳なの?


           さっきの男と


           見た目 若さ


           同じじゃな~い)









シェリダ「(ファルは

      自閉症スペクトラムの特徴って

      言ってたけど・・・)」










公園 0時



シェリダ「・・・あれ?」






           ファルの顔をマジマジと見る





ファル「どうしたの?」


シェリダ「・・・ファル

     ・・・なんか今日








            ・・・いつもより


            ・・・イケメン







シェリダ「(・・・そしてファルって

      ・・・昨日のキスのこと

      ・・・都合よく忘れてる?

      それとも意識しないように

      してるだけ?)」



ファル「今日

    自立支援制度の更新のために

    顔写真撮るために

    化粧をしたんだけど」



シェリダ「・・・え?






       男って化粧するの!?





                ・・・男だって

                ・・・する人はします







シェリダ「ちょっと待って!?

     ファルの娯楽費の3000円って!?」


ファル「化粧水と化粧品かな

    まあ おしゃれな人から見れば

    笑われるような金額の化粧品だけど」



シェリダ「・・・




     ・・・それって

     ・・・娯楽になってる?




                きれいになれるから

                娯楽なんじゃない?






シェリダ「今度その化粧水と化粧品!

     なにを使ってるか教えて!?

     私も使うから!?」


ファル「もっと良いの使った方が

    良いんじゃない?」


シェリダ「だって!

     そんなにも美しくなれるなら

     それが良い!・・・うん?」


ファル「どうしたの?」






          ファルのシャツを上げた






ファル「・・・何を!?」


シェリダ「・・・







           ・・・余計な肉がない


           ・・・しかも軽く腹筋が出てる







シェリダ「・・・すごい」


ファル「・・・あのな

    ・・・そういうことしちゃダメ

    ・・・シェリダだって」







             シェリダのお腹を


             服をあげて出させた






シェリダ「・・・」


ファル「シェリダだって

    こうされたら恥ずかしいだろ?」


シェリダ「・・・








          ・・・男と女は違う








ファル「・・・え?」


シェリダ「・・・はい








           セクハラで~す♪


           お巡りさん?


           こっちで~す~♪







ファル「しまったああああ!!」


シェリダ「45歳の割に

     うかつ~」


ファル「・・・男女差別

    ・・・エグくない?」


シェリダ「弁えていない

     ファル君がおかしい」


シェリダ「で?

     この浮き出た腹筋は何?」


ファル「たぶん






            2時間以上歩いて


            スーパーのはしごを

 

            してるからかな?






シェリダ「・・・え?」


シェリダ「でも

     運動してるのに

     太ってる人も身近に居るよ?

     (・・・お母さんだけど)」



ファル「それだけ食べてるんじゃない?

    僕は







          菓子とかジュース


          酒や たばこできる


          お金がないからね








シェリダ「・・・」


ファル「おかげで

    太る事ができないだけ」


シェリダ「スーパーで

     値引きの野菜や肉や魚

     買ってるんでしょ?

     それって








          料理とかできるの?








ファル「自炊した方が安く済むし

    それなりにはできると思うよ?」


シェリダ「(・・・きっと





          変な添加物とか食べないで


          ちゃんと栄養 摂取してるんだ)







シェリダ「・・・だから

     肌艶も良くて運動もするから

     きっと その

     お尻まで伸びた長い髪も

     食生活の影響!?

     きれいなんだけど!?」


ファル「え?きれいなの?」


シェリダ「なんのシャンプー

     使ってるの?」







           使ってないよ?


           お湯洗いだし







シェリダ「・・・え?」


ファル「シャンプー買えるお金ないし

    美容院に行ける身体もお金もない」



シェリダ「・・・なのに

     ・・・そんなに綺麗な髪なの?」







         その日は


         いつものように


         5時まで

 

         会話し続け解散した








シェリダの部屋 6時


シェリダ「・・・」


シェリダ「・・・ファルって







         料理ができて


         安く済ませるために


         自炊もしてるから


         ちゃんと栄養も摂取できて



         スーパーのはしごのために


         運動しっかりしてるし





シェリダ「・・・でも

     ・・・シャンプーなしって

     ・・・なんでそれで

     ・・・そんなに綺麗に?」


シェリダ「・・・






          サングラスして


          パソコンの


          光の刺激を和らげながら


          ネットで調べた







シェリダ「・・・








           ・・・時代は


           ・・・髪の毛は


           ・・・お湯洗い?








シェリダ「・・・








           ・・・ヘタな


           ・・・シャンプーは


           ・・・ハゲる!?









シェリダ「・・・ウソ?」


シェリダ「・・・」


シェリダ「・・・ファルって







          自閉症スペクトラムのおかげで


          正解ばっか引いてるんじゃない!?







シェリダ「そして

     若く見えるのも

     自閉症スペクトラムの

     ある人にはある影響なんでしょ?」




シェリダ「そして

     自閉症スペクトラムで

     苦労した分







           人の痛みが分かるんだ






シェリダ「・・・だから









            人に優しくなれたり


            人に共感できたり



            苦難を乗り越える術も


            知ってるんだ






シェリダ「・・・そして







           私の歌のアンサーソングが


           すぐ創れちゃうのも


           自閉症スペクトラムの


           創造性の高さなの!?






シェリダ「・・・」


シェリダ「・・・ファルって







           ”当たりの


           自閉症スペクトラムの


           特徴ばかり引いてるんじゃ”










シェリダ「・・・」


シェリダ「・・・ファルにとって」


シェリダ「・・・自閉症スペクトラムって








          自閉症スペクトラムって


          ラッキ~~~~~~~~~!!







シェリダ「・・・







  

           ・・・なんじゃないの?









ファルの部屋 同時刻


ファル「・・・あ







           ・・・昨日シェリダに

     

           ・・・キスされてたんだった






ファル「・・・忘れてて良かった

    ・・・忘れてなかったら








           変に意識して


           キョドってただろうから








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