そして10歳の誕生日を迎える。
爺さんの幾つもの魔法を使える様になると系統別の特徴やどんな流れがどんな効果を生み出すのかが何と無く分かる様になり、簡単なオリジナル魔法を作ることも出来そうである。
魔道石の元となる石も意図的に作れる様になり、いろんな魔法を込める実験をした。
面白い事に元の魔法の難易度や消費魔力に関係無く、込める魔力量で発動時間が決まり、密度で効力が変わる様だ。
そんな感じでもう魔力の扱いは問題無いくらい、むしろ爺さんよりも上手くなっている。
明日の10歳の誕生日を前に領主様から派遣される監査員(全員魔法使い)が来て外に出しても問題無いかを判定し、合格すれば基本的に明日からは自由になる。
調べられたのは魔力が漏れていないかと、溜め込んで魔力暴走を起こさないよう、消費する手段があるかを確認されただけだった。
結果、魔力の制御は完璧でもれは一切なかった。
中級までの火魔法を見せることで魔力消費も出来ることが認められた。
中級の魔法を使える者は少ないらしく、領主の元で働かないかと誘われたが、家族と一緒に暮らしたいので断った。
成人する頃にもう一度勧誘しに来ると言い残して監査員の人達は帰って行った。
明日には皆に会える。
友達も出来るかな?
楽しみだな。
わくわくしながら眠りについた。
そして10歳の誕生日の朝を迎えた。
目覚めると体が思う様に動かない。
金縛りか?
と思っていたが勝手に飛び起き拳を突き上げるという予期しない行動を起こしたのだ。
???「転生!魔力チートだ!ヒャッホーイ!!」
この世界で最期に聞いたのは僕の意思とは関係なく僕の口から発せられた言葉だった。
恥ずかしいから叫ばないで欲しいとか考えてる内に目の前が真っ白になり意識が遠のくのだった。
気が付くと周りは真っ白で何もない場所だった。
自分の体すら見えなくて一瞬戸惑ったが何故かそれ以上の動揺は無かった。
不意に声が聞こえてきた。
知らない言葉だが意味は理解できた。
内容は、
今回の転生者は魔力超特化という制御も使い道も決めていないなんて特典の選び方が酷すぎてそのままでは覚醒した途端に魔力を垂れ流し自壊と周囲の崩壊を招く為に、覚醒までの補助として僕が送られたらしい。
無事転生者は覚醒し役目を終えた為に僕はここへ戻され、次の役目まで眠りにつくらしい。
僕の10年は他人の為だったと?
用が済んだら眠りにつけ?
せめて両親やこれから出来るはずだった友達と楽しく暮らしたかった。
次に目覚める時には記憶はリセットされてまた別人として役目につくので安心して眠れと声は言う。
何が安心出来ると言うのか?
抗議したいが強制的に眠りにつかされそれ以上考える事も許されなかった。
次は多分女の子かな?
そんな声が最後に聞こえたがどうでもいい。
END
ラストだけきめて後ノープランで書いてみましたが、さり気なく設定を混ぜるのはむりだった。
本文の殆ど説明ばかりになるとは。
この話はよくある転生物である年齢で記憶と能力に目覚めるという設定から着想を得て、いろんなキャラの性格とか話し方書き分ける自信ねえよ!
でもなんか書いてみたいな?
などの要因と
長々と書き続けるのも無理だ、絶対面倒になる。
でも、未完で放置は面白くない駄文を読むよりも、読みてとして一番嫌な事だったので完結だけはするべきだ!
などの要因が絡まってこんな感じになりました。
他の方の作品投稿に埋もれる様に0時更新で、自分でも新着から探すのに苦労するのに、この作品を見つけて、しかも読んでくれた数人に感謝です。
ありがとうごさいます。
ではまた何か書けそうな錯覚に襲われたら•••




