エーテルコード
■概要
エーテルコードとは、未知のエネルギー「エーテル」を体内に宿した特定の人種である。
また、未覚醒・覚醒を問わず、エーテルを宿すすべての者を総称する呼称としても広く用いられている。
研究機関や公的資料でも一般的に使用される正式名称であり、「エーテル保持者」や「エーテル持ち」といった呼び名も同義語として使われる。
・割合
エーテルコードを持つ人間は世界人口のおよそ10万人に1人とされ、その存在は極めて希少である。
さらに、その中でエーテルの力を覚醒させた者は「エーテルファクター」と呼ばれ、覚醒に至る者はごくわずかしか存在しない。
・エーテルコード:推定55,000人
・エーテルファクター:推定380人
・研究
古くからエーテルコードに関する研究は世界各地で行われてきたが、研究用サンプルの確保は困難であり、現在でも多くの謎が残されている。
過去の研究では、エーテルは生命活動と密接に連動していることが判明している。エーテルコードが死亡すると体内のエーテル反応は完全に消失し、回収や保存、他者への移植は不可能であることが確認されている。
・判別方法
エーテルコードの有無は、血液検査によって容易に判別することができる。
エーテルコードは共通して特殊な血液型を持ち、男性は「C+」、女性は「C-」に分類される。
この血液型は出生時から生涯変化することはなく、エーテルコードを識別する重要な指標となっている。
なお、C型血液も通常の血液型と同様に輸血が可能であり、適合条件を満たすO型血液からの輸血にも対応している。
◆歴史
・扱われ方
エーテルコードに対する認識は、時代・地域・文化によって大きく異なり、その扱いは「崇拝」「畏怖」「差別」の三つに大きく分類される。
ある地域では神の使いや救世主として崇拝される一方、別の地域では災厄をもたらす存在として恐れられ、迫害や差別の対象となった歴史も存在する。
また、歴史上で行われた「魔女狩り」は、エーテルコードの力を恐れた人々によって引き起こされた事件であるという説が、現代では有力視されている。
ただし、当時の記録は十分に残されておらず、その真偽については現在も研究が続けられている。
・呼ばれ方
歴史上、エーテルコードは時代や地域ごとの価値観や宗教観によってさまざまな呼称で語られてきた。
同じエーテルコードであっても、ある地域では神聖な存在として崇められ、別の地域では災厄を招く異端として忌み嫌われるなど、その評価は大きく分かれていた。
こうした呼称の違いは、当時の文化や宗教、社会情勢を色濃く反映したものとされている。
▼代表的な呼称
神に選ばれし者
超能力者
魔法使い
魔術師
魔女の血
悪魔の子
など
・戦争との関わり
争いの時代が訪れるたび、エーテルコードはその希少性と能力を理由に、軍事利用を目的とした拉致や研究、人体実験、人身売買などの対象となり、各国や組織による囲い込みが繰り返されてきた。
その歴史から、「古代よりエーテルコードは、いつの時代も争いの渦中にいた」と語られており、この認識は現代においても根強く残っている。
一方で、「争いを呼ぶ存在」「災いの象徴」といった誤ったイメージが広まったことで、エーテルコードに対する差別や偏見が生まれ、社会問題の一つとなっている。
・現代社会において
現代社会においても、エーテルコードを取り巻く問題は深刻な社会問題の一つとなっている。
差別や偏見、犯罪への恐怖から、自らの身分を隠して生活するエーテルコードは少なくなく、中には将来への絶望や社会的孤立を理由に自ら命を絶つ者も存在する。
▼主な社会問題
・人身売買
エーテルコードの子供を狙った誘拐や人身売買、違法売買が後を絶たない。
特に貧困地域では、高額で取引されることを理由に、我が子を売り渡してしまう親も少なくない。
・人権侵害
希少な存在であることから好奇や偏見の目で見られやすく、現代ではSNSや動画配信サービスなどの普及により、誹謗中傷や個人情報の拡散といった新たな問題も深刻化している。
・文化的背景
魔女や悪魔に関する思想が現在も色濃く残る一部の地域では、「忌むべき存在」として差別や迫害の対象となる地域も存在する。
このように、戦争や犯罪だけでなく、社会的偏見や文化的背景もまた、エーテルコードが抱える大きな課題となっている。




