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エーテルコード:世界構造  作者: エトコッコ
組織・国家

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4/21

ソランティス王国

挿絵(By みてみん)

■概要

エジプト北部に位置する小規模な王政国家。

周辺諸国と比べると決して大国ではないものの、長い歴史と独自の文化を持つ国家として知られている。

豊富な鉱物資源や交易路を有することから古くより交易国家として発展し、現在も周辺諸国との交易を通じて国家を支えている。


◆基本情報

国王:ラゼフ

首都:パセト

人口:60万人

政治体制:絶対君主制


◆社会

王都を中心に政治・経済機能が集約されており、限られた資源と人口の中で国家を維持している。

首都や主要都市は交易によって栄えている一方、地方には砂漠の集落や遊牧民の居住地が点在しており、地域によって生活様式は大きく異なる。


◆国民

国民の多くは守護神への信仰を大切にしており、神殿は人々の生活だけでなく、政治にも大きな影響を与えている。

王位継承を巡る内乱の影響により、国内には治安が不安定な地域も存在し、一部では食料や生活物資の不足が深刻化している。

それでも多くの国民は王国の平和を願い、それぞれの生活を守るため日々を懸命に生きている。

また、王家の求心力は非常に強く、王室に対する国民の信頼も厚い。


◆王族

ラゼフ国王のもと、複数の王妃とその子どもたちによって王家が構成されている。

ソランティス王家は、国王が複数の王妃を迎える伝統的な多妃制王家であり、王妃ごとの血統や後継者の立場が王位継承に大きな影響を与える。


・内情

王位継承権は王子たちを中心に与えられているが、派閥や血統の違いから、王宮内には複雑な権力関係が存在するとされる。

なお、公平性を保つため、王位継承権および聖闘に関しては、国王ならびに王妃は一切関与してはならない。


・国王

ラゼフ


・王妃

フォンサーン第一王妃

メイディン第二王妃

カルテッタ第三王妃

マリガン第四王妃


・フォンサーン家

フェムカルン第一王子

ポポロム第一王女


・メイディン家

セトラクナ第二王子

マンバート第四王子


・カルテッタ家

スクレメン第三王子

ルギラ第六王子


・マリガン家

ギシャ第五王子

エレシャ第二王女


▼王位継承順位

・王子

フェムカルン第一王子(49)

セトラクナ第二王子(47)

スクレメン第三王子(45)

マンバート第四王子(38)

ギシャ第五王子(33)

ルギラ第六王子(26)


・王女

ポポロム第一王女(37)

エレシャ第二王女(22)


▼王家派閥

王位継承権を持つ王族を中心に複数の政治派閥が形成されている。

各派閥は王宮内の貴族や軍部、地方領主などから支持を受けており、王国の政治情勢に大きな影響を与えている。


★エレシャ派

・所属王族

ポポロム


・親衛隊

カカロ

リビア


・協力者

ギャッツ

ベセル

アミラ


★ギシャ派

・所属王族

スクレメン

ルギラ


・親衛隊

ガラガ


・協力者

ラ・オーマ


★フェムカルン派

・所属王族

セトラクナ

マンバート


・親衛隊

ルーザン


◆アガンニーヤ(アガンニャ)

ソランティス王国の守護神。

古くから王国全土で信仰されている存在であり、国民からは「水を司る女神」として崇められている。

アガンニーヤは単なる神格化された存在ではなく、太古の時代に実在した強大な神術者であったとされる。


・伝承

はるか昔、ソランティスは長期間にわたる降雨不足に見舞われ、河川や井戸は枯れ果て、農作物は壊滅状態となり、多くの人々が飢えと渇きに苦しんでいた。

そんな中、アガンニーヤの神術によって、大地に恵みの雨を降らせたと伝えられている。

この出来事は後に「アガンニーヤの聖雨」として語り継がれ、王国の守護神として崇拝されるようになった。


・信仰

アガンニーヤ信仰はソランティス王国における最大宗教であり、多くの国民がその加護を信じている。

特に水は神聖なものとされており、アガンニーヤの恵みと考えられている。

王国各地にはアガンニーヤを祀る神殿や祭壇が存在し、豊作祈願や雨乞いの儀式が現在でも行われている。


・王家との関係

ソランティス王家は古くからアガンニーヤの加護によって国が守られていると信じており、王家の正統性を示す重要な信仰の一つとなっている。

歴代国王は即位の際にアガンニーヤへの祈りを捧げる慣習があり、王国の重大な行事にもその名が用いられる。


・水のファクター

現在では守護神として信仰されているアガンニーヤだが、その正体は古代に存在した「水のファクター」であったとする説が最も有力視されている。

伝承に残されている記録は、彼女が持つ極めて強大なエーテルによって引き起こされたものではないかと考えられている。

そのため王国では、古くからエーテルファクターを「神術者」と呼ぶ独自の文化が存在する。


神術者しんじゅつしゃ

ソランティス王国におけるエーテルファクターの呼称。

これは、王国の守護神アガンニーヤが神術者であったとされる伝承に由来している。

一般的に用いられるエーテルファクターという呼称はほとんど使われていない。


・神術

ソランティス王国におけるエーテルスキルの呼称。

神術者が行使する超常的な自然の力の総称であり、一般市民からは神の奇跡に近いものとして認識されている。


神血しんけつ

ソランティス王国におけるエーテルコードの呼称。

神血を持つ者は、古くから特別な存在として扱われることが多く、時には神の加護を受けた者として敬われることもある。


聖闘せいとう

ソランティス王国において定められた、王族間の争いを裁定するための伝統的な決闘制度。

主に王位継承問題や王家内部の対立など、王族同士の内紛が発生した際に適用される特別な規則であり、王国の歴史と伝統に基づく重要な慣習として現代まで受け継がれている。


・内容

聖闘では、近代兵器の使用が厳しく禁止されている。

戦闘で使用できるのは、古代から伝わる武具のみ。

あくまでも古来の作法に従って決着をつけなければならない。

▼使用が認められる武装

・剣

・槍

・盾

・弓矢

・その他、伝統的な白兵武器

など


・目的

聖闘の起源は、王家の内紛によって国民や国家そのものが巻き込まれる事態を防ぐために制定されたと伝えられている。

もし王位継承争いに軍隊や近代兵器の使用が認められれば、王国全体を巻き込む大規模な内戦へ発展する危険がある。

そのため王族同士の争いは、限られた者同士による決闘や戦いによって決着をつけるべきだという思想が、聖闘の根幹となっている。


・暗殺

聖闘の規則には、毒殺や謀略、秘密裏の暗殺行為を明確に禁止する条文は存在しない。

そのため歴史上では、毒物による暗殺や刺客の差し向け、陰謀による失脚工作などが行われた事例も少なくない。

つまり聖闘は「戦場での公平な戦い」を定める制度であり、政治的な駆け引きや裏工作までを規制するものではないのである。


・違反者への処罰

聖闘の規則は王族であっても絶対であり、違反は重大な禁忌とされる。

特に王位継承争いにおいて近代兵器を使用した場合、その責任は極めて重い。

また、古い記録には「聖闘の掟を破った王族は処刑された」という記述も残されている。


鎧機兵がいきへい

ソランティス王国におけるSDの呼称。

王国では「巨大な鎧」として認識されており、その名称も騎士が身に纏う鎧に由来している。

軍事や治安維持だけでなく、王位継承を巡る聖闘においても重要な存在となっている。


・聖闘では

聖闘では銃火器や近代兵器の使用が禁止されているが、鎧機兵のみは例外として使用が認められている。

これは鎧機兵が、「人が身に纏う鎧を大型化・機械化したもの」という解釈に基づいているためである。

そのため、王位継承争いや王家の内紛においても鎧機兵による戦闘は正式な聖闘として認められている。

しかし、鎧機兵も使用できるのは古来の武具を模した装備のみである。


・機兵士

鎧機兵の操縦者は「機兵士」と呼ばれる。

王国では優秀な機兵士は英雄として称えられることも多く、王家の親衛隊や貴族の私兵として仕える者も少なくない。


・ナック

ソランティス王国の伝統や戦闘様式に合わせて設計・開発された鎧機兵。

古代の騎士鎧を強く意識しており、重厚な装甲と白兵戦能力を重視した構造となっている。

王族間の内紛や聖闘において、この機体が標準的に使用されているほか、国内治安維持などに用いられている。

開発以前の王国には独自の機体が存在しなかったため、他国製のSDを輸入し、それらを運用していた。


◆食文化

ソランティス王国の食文化は、豊かな自然の恵みと長い歴史の中で育まれてきた伝統を重視している。

世界の多くの地域では合成食品や加工食品が主流となっているが、ソランティス王国では現在でも天然食材を中心とした食生活が一般的である。


・食材事情

ソランティス王国では、新鮮な肉類や野菜、果物、穀物などを用いた料理が日常的に食べられている。

加工食品そのものが禁止されているわけではないが、あくまで非常食や保存食として扱われており、日常的に口にする機会は少ない。

これは古くから続く「自然の恵みを尊ぶ」という価値観に由来するとされている。

また、乾燥地帯に位置する国家でありながら、水資源を活用した農業技術が発達しており、多種多様な農作物が栽培されている。


・食前の水

ソランティス王国には、食事の前に必ず1杯の水を飲むという伝統的な作法が存在する。

これは単なる習慣ではなく、「食事の前に身体を清める」という意味を持つ歴史的な文化である。

古代、守護神アガンニーヤが人々を水不足から救ったという伝承とも深く結びついており、水への感謝を表す儀式として受け継がれてきた。

現在でも多くの家庭や飲食店でこの習慣が守られており、ソランティス王国の食文化を象徴する伝統でもある。


▼代表的な料理

・ランマー

挿絵(By みてみん)

雑穀類を細かく砕き、ミール状に加工した伝統食。

主食として食べられることが多く、肉料理や野菜料理の付け合わせとしても用いられる。

栄養価が高く保存性にも優れているため、古くから王国の食文化を支えてきた。


・ポコッコ

挿絵(By みてみん)

豆類、ポテト、ひき肉を混ぜ合わせて作る家庭料理。

素材の旨味を活かした素朴な味わいが特徴で、王国内では非常に親しまれている。

家庭ごとに味付けや配合が異なるため、「母の味」として語られることも多い。


・ムラサキウロコワニ料理

挿絵(By みてみん)

ムラサキウロコワニの肉を使用した料理の総称。

焼き料理、煮込み料理、串焼きなど調理法は多岐にわたり、王国を代表する郷土料理として知られている。

特に祝い事や祭事では欠かせない料理の一つとなっている。


◆生物

ムラサキウロコワニ

挿絵(By みてみん)

・特徴

紫色の鱗が特徴的な、砂漠地帯に生息する大型爬虫類。

普段は体の大半を砂に埋め、目と鼻だけを地表に出して獲物を待ち伏せる習性を持つ。


・生態

濃い紫色の鱗は、砂漠の夜に訪れる厳しい冷気から体温を守る役割を果たしている。

また、尻尾には脂肪を蓄えることができ、水分や栄養を長期間保存することが可能。


・夜行性

夜行性であり、日中は砂の中で身を潜めて過ごし、日が沈むとゆっくりと地表へ姿を現し、月明かりの下を静かに移動する。


・捕食方法

獲物を発見すると、その発達した前足で砂中を泳ぐように接近し、真下から勢いよく飛び出して捕食する。


・食材として

ソランティス王国を代表する特産食材でもあり、その肉は世界市場において高級食材として知られている。

一方で、王国内では古くから身近な食材として親しまれており、一般家庭の食卓にも頻繁に並ぶ。

なお、日本では流通量が少ないため、知名度は高くない。


ビッグフットキャメル

挿絵(By みてみん)

・特徴

ソランティス王国周辺の砂漠地帯に生息する大型ラクダの一種。

その名の通り、通常のラクダを大きく上回る巨大な足を持つことで知られている。

また、体格そのものも一般的なラクダより大型化しており、成体は通常種のおよそ1.5倍の大きさに達する。


・生態

ビッグフットキャメルは、過酷な砂漠環境への適応の過程で独自の進化を遂げた大型種である。

最大の特徴は、その名の由来にもなった発達した足部にある。

広く平たい足裏は体重を効率よく分散し、柔らかい砂地でも沈みにくい構造となっている。


・人との関係

ビッグフットキャメルは高い持久力を持ち、長距離の移動を得意とする。

体内には大量の脂肪や水分を蓄えることができ、厳しい砂漠環境でも長期間活動可能である。

性格は比較的温厚で、人にもよく馴れるため、古くから家畜として利用されてきた。


・ソランティス王国では

ビッグフットキャメルはソランティス王国においても重要な輸送手段の一つとなっている。

特に荷運び能力に優れており、一頭で通常のラクダを大きく上回る荷物を運搬できることから、交易路の維持にも大きく貢献している。

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