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エーテルコード:世界構造  作者: エトコッコ
世界

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13/21

デバイス

スマートカード

挿絵(By みてみん)

■概要

カード型の携帯情報端末であり、通称「スマカ」と呼ばれている。

現代では世界シェア約8割を誇る、人類の必需品ともいえるデバイスとなっている。

通信、決済、認証、情報管理など、日常生活のあらゆる場面で利用されている。


・素材・外観

スマカは一般的なプラスチックカードとほぼ同等の薄さ・重量を持つ。

本体には柔軟性と耐久性を兼ね備えた軽量フレキシブル素材が採用されており、折れや衝撃に強く、日常的な携帯にも適している。


・防水・防汚

高い防水・防塵性能を備え、雨天や水中でも問題なく使用できる。

表面には特殊な防汚コーティングが施されており、汚れや皮脂が付着しにくい。

日常生活はもちろん、過酷な環境下での使用も想定されている。


・モニター・タッチパネル

本体の両面全体がモニター兼タッチパネルとなっており、表裏を問わず直感的な操作が可能。

多彩なジェスチャー操作に対応し、高い操作性を実現している。

片手でも扱いやすい設計となっており、日常利用からビジネスシーンまで、幅広い用途で活用されている。


・ECS・ホロモニター

ECSとの連携により、視線だけで画面操作や項目選択を行うことができる。

必要に応じてホログラムディスプレイを展開し、立体的な画面表示にも対応する。

両システムの組み合わせにより、従来のタッチ操作を大きく上回る操作性を実現している。


・カメラ

レンズなどの外部カメラユニットは搭載されておらず、本体全体が高性能カメラとして機能する。

撮影方向を意識する必要がないため、表裏を問わず瞬時に写真や動画の撮影が可能。

広角撮影や高精細撮影にも対応しており、日常用途から業務用途まで幅広く利用されている。


・バッテリー

高効率バッテリーの採用により、フル充電で約2日間の連続使用が可能。

待機時の消費電力は極めて低く、日常利用ではバッテリー切れを気にする場面は少ない。

また、高速充電にも対応しており、短時間で十分な電力を確保できる。

充電方式も複数存在し、利用環境に応じて使い分けられている。


▼主な充電方式

ワイヤレス型

カードケース型

カードリーダー型

など


・ネットワーク

地球全域をカバーする通信ネットワークに対応しており、多くの地域で安定した通信が利用できる。

都市部だけでなく、山岳地帯や海上などでも通信可能なエリアが大幅に拡大している。

ただし、一部の秘匿施設や地下深部、特殊環境下では通信が制限される場合がある。


リストバンドID

挿絵(By みてみん)

■概要

腕に装着する個人認証デバイスであり、通称「リスバ」と呼ばれている。

国民向けに広く普及しており、決済、本人認証、健康管理、公的手続きなど、日常生活に必要な機能を一つに集約している。

スマカと並ぶ、現代社会を支える代表的なデバイスである。


・給電システム

体温を利用して発電する「生体給電」を採用しているため充電は不要。


・素材・外観

リスバは中央に細長いミニモニターを備えたバンド型デバイス。

本体にはアレルギー対策が施された特殊シリコン素材を採用しており、耐熱・耐水・防汚・耐衝撃性能を備え、日常生活から過酷な環境まで幅広く対応している。

軽量かつ高い装着性を備えており、「着けていることを忘れるほど快適」と評されることも多い。


・決済機能

買い物や自動販売機など、あらゆる電子決済に対応している。

スマカと同期することで、利用履歴や支出状況も簡単に確認できる。


・個人ID

保険証、運転免許証、各種国民IDなどを完全統合しており、公的手続きの大半をリスバのみで行うことが可能である。


・電子パス

公共交通機関や施設の入退場認証に対応している。

また、軍や研究機関など高度なセキュリティが求められる施設のゲート認証にも利用されている。


・ヘルスケア

脈拍、体温、ストレス値などの健康データを24時間自動記録する。

異常が検知された場合は、あらかじめ登録された関係者のスマカや医療機関へ自動通知される。


・セキュリティ

本人以外が装着すると、自動的にオートロックが作動する。

装着部位のサイズ、皮膚温度、血流、微弱電位など複数の生体情報を同時認証することで、高い安全性を実現している。

また、取り外して数秒が経過すると「安全停止モード」へ移行し、一時的に使用不能となる。

再装着時は本人認証が自動で行われ、瞬時に使用可能な状態へ復帰する。


・紛失対策

スマカと連携することで位置情報の確認が可能。

さらに、高度な暗号化技術によってID情報は厳重に保護されており、不正な書き換えや複製は事実上不可能とされている。


・社会において

リスバは国民全員に着用が推奨されており、多くの行政サービスや電子決済の基盤となっている。

着用義務は設けられているものの罰則はなく、プライバシーや思想上の理由から装着せずに生活する人も一定数存在する。


・オルフェ研究機関では

オルフェ研究機関では、研究員およびエーテルファクターに対し、健康管理やエーテル反応の観測を目的として常時装着を推奨している。

ただし、ED搭乗時は破損する危険性があるため、取り外すことが原則となっている。


・さまざまなデザイン

挿絵(By みてみん)

普及促進を目的として、政府は大手企業や芸能事務所、ゲーム会社などと数多くのコラボレーションを実施している。

その結果、現在では数百から数千種類を超えるデザインが存在し、アクセサリーやファッションアイテム、推しグッズとしても広く定着している。


・交換

政府公式モデル(無地カラー)は、年3回まで無料で交換することができる。

破損や汚れだけでなく、気分転換やデザイン変更を目的とした交換も可能である。

IDデータの移行は、スマカに搭載された「リスバアプリ」から簡単に行うことができる。

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